日経平均の戻り、速すぎ?トランプ関税緩和の楽観いつまで?(窪田 真之):5月8日【楽天証券 トウシル】
今日は日本株の短期的見通しと長期的 見通しをお話しします。長期的には良い 会場ということはいつもお話ししてるん ですけれども、短期的には少し日経平均の 戻りが速すぎるので目先反落する可能性も あるかなという風に考えています 。5月8日株統治戦略レポートをお届けし ます。楽天証券久保田です。え、今日の 内容ですけれども日経平均の戻りが ちょっと早すぎるんじゃないかということ を心配しています。え、まず日経平均と 日経平均ボラティリティインデックスの 注意をご覧ください。え、日経兵器 ボラティリティインデックスと言ってるの は日本版恐怖指数と言われるものです。 恐怖指数というのは世界でもよく見られて いる指数なんですけれども、ま、世界中の いろんな不安が高まってきて株が下がると 恐怖指数が上がる。え、で、恐怖が低下し て株が上がってくると恐怖指数は下がると いう関係があるんですけども、ま、それ 世界ではなくて日本版恐怖指数と言える、 え、日経平均ボラティリティインデックス の動きを示しています。で、こちら去年の 2024年の5月からの動きを見せてるん ですけれども、8月には令和のブラック マンデーと言われる急落があって、その後 急反発したということなんですけど、この 時の恐怖指数の動きを見ていただくと、 暴落した時に恐怖が急上昇して、え、その 後急反発すると恐怖が低下するという流れ になってます。で、その後日経平均が 3万8000円から4万円の範囲で手前 範囲で動かなくなってる間は、ま、恐怖は ずっと低い水準なんですけれども、また トランプ完税ショックで急落したところで 恐怖指数が急上昇したんですけれども、 その後、え、恐怖が低下してきていて、え 、ま、日経平均急反発してるということな んです。で、え、この背景は何かと言うと 、ま、トランプ関によってもう世界経済、 え、ぶち壊れて世界不教になることは 間違いないという風に思われて、4月7日 の時には恐怖が、え、最大限だったんです が、ま、その後ですね、トランプ関税に 緩和の気兆しが出たということで、なんと か世界不教は回避できるんじゃないかと いう見方が出てきた。それによって恐怖が 低下して、え、ま、世界的に株が反発し てるということです。ま、簡単に振り返る と1番大きかったのは4月9日ですね、 総合完税の、え、上乗せ分、あの、総合 完税、世界中に10%の完税を今かけてる わけですけども、それをさらに上回る大幅 な完税っていうものを、ま、中国を除き 90日間停止したと。ま、これがあのまず 1番大きかったんですけども、その後です ね、え、4月11日、ま、米中の対立が 厳しいわけなんですけども、中国から米国 へ輸出してる配テ製品はとりあえず体中 145%の完税から除外するということで 、ま、これ後ほど反動体関連に、え、 含めるという風に言われてますけど、ま、 とりあえず目先除外したということですね 。それから4月14日にはアメリカの、え 、自動車産業ちょっとこれ厳しすぎるよと いうGMとかフォードとからの鎮所を受け て自動車産業の支援策を検討してると報道 されました。で、4月17日には、え、赤 大臣がトランプ大統領と面談してその後 日米交渉が開始してるということです。ま 、交渉南行してるんですけれども、まあ、 何らかの形でいい方向に向かうんじゃない かという、え、期待はあるということです ね。で、問題は、あの、米中の対立が どんどん激するっていう話なんですけども 、まだ中身全然見えてきてないんですけど 、トランプ大統領は大中完税を引き下げ 交渉するという意思を示していて、ま、何 らかの進展があるんじゃないかと期待され てるということです。で、5月7日ですね 、完税交渉の中で、ま、日本はアメリカと の交渉というものはなかなかこう進展がし てないんですけども、アメリカとイギリス の関税交渉のが51会んではないかという ような、え、ま、報道が出てるということ ですね。で、え、まだその審議は分かり ませんけれども、ま、アメリカとイギリス の完税交渉でイギリスがアメリカからの 農産物の、え、輸入を拡大するというよう なことに対する見返りとして、え、 アメリカはイギリスから輸入する自動車と か鉄アルミニウムといったものに関しての 、ま、一定枠はあの完税を免除するという ような検討がされてるということですね。 内容これ全く分かりません。え、分かり ませんけれどもアメリカとイギリスの完税 交渉の合意が近いんじゃないかと見られて るっていうことは、え、1つのあの日本に とって交材料になるんですね。というのは 、あの、日米の交渉が今、あの、進んで いるわけですけれども、日本としては自動 車に25%の完税、ま、あと鉄アルミニに 25%の完税って、これ非常に厳しい完税 なんですけれども、ま、これの引き下げの 交渉をしようとしたところ、もうそれは 対象じゃないっていう風に言われているん で、え、そこで今、あの、非常に悲観が 増えてきたところなんですけれども イギリスとアメリカが何らかの形で合意し て、え、一定の条件のもで自動車関税が 免除される可能性もあるっていうことは そもそも自動車関税は交渉の対象じゃな いってアメリカが言ってるんですけども、 ま、どちらが先にカードを切るかってこと なんですね。交渉ごというのは、ま、両方 が何らかの歩み寄りの材料を持ってるとし て先に行ってしまうと、え、不利になるん で言わないで相手に先に言わせてで自分の カードは少しずつ出してくっていうのが、 ま、交渉のやり方なわけで、え、日本と アメリカの交渉でそこのところがもう全然 見えなくなってしまってるっていうのが今 暗証に乗り上げた形なんですけど、もし アメリカとイギリスが、え、近い時期に何 らかの合意が、え、結ばれると、ま、その 内容を見ることによって、ま、アメリカの 手のうちっていうものが少し見えるかも しれない。それによって交渉が進むかも しれないという期待があるということなん ですね。今、あの、期待の話ばっかりして ますけども、実際にはあの、ものすごい、 え、これから厳しい話もいっぱい出てくる と思うんですけども、とりあえず マーケットにとっての緩和の気兆しという ことで日経平均の反発が続いてきたという ことなんですね。で、え、日経平均の長期 的には良い会場ってことを言ってるんです けど、短期的にちょっと戻りが速すぎて 心配だよということを後から言うんです けど、ちょっとまずあの長期的なスタンス で、え、日経平均を見るとどうかという ことをお話を先にしますね。これはあの 先ほど見ていただいた日本版恐怖指数と 日経平均の、え、2007年以降の、え、 長い動きを示しています。ご覧いただくと 、ま、恐怖がものすごい高まった時って いうのは後から振り返ると良い会場だった ということですね。え、リーマンショック とんでもない世界不教と世界的な金融機が 同時に起こったものすごい不教だったわけ なんですけれども、え、その時も、え、 恐怖指数がものすごく高くなった。で、 どこが大底かってことは分からないわけ ですよね。恐指数が高くなってきたから 買いましょうって言うと、あの、暴落の 早い時期に買ってしまうこともあるわけ ですね。そうするとさらに下がって大変な 思いをするわけですけど、ま、そういう ことも含めてこの恐が高いところで買えば 後から振り返ればそれは、え、良い会場 だったということになるわけですね。で、 ここコロナショックの時もそうですね、 恐風指数が非常に高くなったんですけども 、ここでも後から振り返ると良い会場と いうことです。で、去年ですね、令和の ブラックマンデここ、ここですね、え、 この急落の時も、え、恐風指数がすごく 上がってますけども、ここで買っていれば 良い会場だったと。で、え、またこの トランプ完税ショックで、え、急落してに あの恐怖指数大きく上がったんですけども 、ま、長期的な視点に立てば、え、こう いったあの恐怖指数の上がったところで、 え、ま、うまく買ってくっていうことが 長期的な良い会話になってるという見方は 、え、変わりません。で、以上は長期的な 見方なんですけど、じゃあちょっともう ちょっと短期で見てみるとどうかなという ことで、テクニカル分析の観点から見て いただきたいんですけど、こちら日経平均 の週足2024年以降の動きですね。で、 ま、ちょっと注目してみていただきたいの はこの13周移動平均線の動きなんですね 。え、13週移動平均線に動きが、ま、 中期的なトレンドを表してることが多い わけなんですけど、それに対して、え、 日経平均っていうのは上がる時はボーンと 上がりすぎたり、下がる時はボーンと 下がりすぎたりするんですけれども、ま、 あの、中期的にはこの13周移動平均線の 中に沿って、え、ま、動く傾向があると いうことですね。で、それで見ると、え、 13種移動平均戦に対して強気が勝さって 日経平均上値トライしたんですけど、ま、 行き過ぎということで戻されるわけですね 。で、また強気が勝さって上がるんです けども、ま、ちょっと13°平均線に対し て、え、行きすぎてる部分もあり、一旦元 に戻るということで、え、で、急落したん ですけども、ま、経済実態もそんなに ファンダメンタルが悪くなってるわけで ないというんで、またすぐ戻ったという ことですね。で、結局、え、2024年 から2025年にかけて3万8000円 から4万円という、え、レンジ、ここから 大きく上へも下へも行けないっていうこと が続いてきて、え、ま、見ると13種平均 線もそこの、え、範囲に収まってる時間が 長かったということなんです。ところが ですね、今回トランプ完税ショックが 起こって急落して今急反発してるんです けど13周移動平均線は下がってきてい ます。これですね、あの令和のブラック マンデーと比較していただきたいんです けど、令和のブラックマンデーは、え、 急楽急が、え、ものすごいスピードだった んで、13種類平均線は、ま、この 3万8000円から4万円のレンジを そんなに出てないんですね。ということで 、ま、ファンダメンタルから見た悪材材料 がない中でちょっと円高に行った、 ちょっとアメリカの景気が不安だったって いう、え、ことから過剰反応したんで急楽 急であっという間に元に戻った。え、13 週移動平均戦も大きな下ね、トレンドは 出さなかったということなんですけど、 今回は、え、トランプ関税という、もし何 も撤開されないで4月2日の発表がその まんま実行されてしまうと世界不教になる という、え、ファンダメンタルズ上からの 脅威が現実に存在しているわけですから、 令和のブラックマンデのようにあっという 間に元通りになるということは期待でき ないんじゃないかと思うわけなんですね。 で、急落後の9、え、戻っては来ているん ですけれども、酒も挙げも時間がかかっ てるんで、13週移動平均線がもう下がっ てきてしまっているということを考えると ここからですね、下がってきた13週移動 平均線を突き抜けて一気に3万8000、 4万円まで戻るというのは難しいんじゃ ないかというのが、え、ま、テクニカルの 判断ですね。ただこれあくまでも テクニカルのファン弾てっていうのは現 時点での売り手買手の、え、力関係を見て 申し上げてるということで、これ トランプ大統領がまたとんでもない サプライズを出すと、え、このテクニカル 分析っていうもの自体が変わってしまう 可能性がありますね。え、だからもう米国 内からトランプ関に対する反対がもう ものすごい盛り上がって、え、トランプ 大統領の指示者からもうやめてく れっていう声が上がって、でもほとんど、 え、骨抜きにされてしまうっていうことに なればこれも一気に戻って3万8000円 から4万円まで戻ってしまうということに なるとは思いますけども、そんなことは ちょっと今考えられないですから、そう すると短期的にはこれから景気が悪くなる という指標も世界で増えてくという風にと いうことを考えるとこの13週移動平均線 に日経平均は一旦上を抑えられるという風 に、え、考えて良いんじゃないかというの が今の短期的な見方です。で、これ、ま、 ざっくりですね、ざっくりこれぐらいの、 ま、3万3000円から3万7000円の 範囲で、え、ま、持ち合いをするんじゃ ないかと。で、ちょっと上昇が速すぎると いうことで反落はするけれども、え、ま、 トランプ間税どんどん骨になるという方向 性が見えてれば、え、そんなに下がらない で、この上の辺りで持ち合いを作って様子 を見るるっていうことになると思いますし 、なんかちょっとびっくりするぐらい日本 にとってネガティブな話がこれからも逆に 出てしまう。え、反動体税だとか医薬品の 完税だとか、え、さらに悪材料が増えて くってことになるとかなり大きな範囲で 持ち合いを作るっていうことになると思う んですけども、ま、トランプ関税がどうな るってことはこれちょっと残念ながら予測 不可能なんで出てきたものに、え、素早く 反応してくっていうしか、え、ないと思い ます。ただ、あの、4月7日での恐怖、 あの時の恐怖がもう1回復活するとは、え 、思っていませんし、え、ま、メイン シナリオで世界不教は回避できるという風 に考えられてるんで、え、ま、ここであの 持ち合いをしながら、材料待ちしながら 最終的には上を目指していくという風に 考えていますけども、ま、ちょっとこの 短期的な視点から考えると、ま、今の不安 が残っている中での戻りは早すぎるという ことに注意が必要だということを、え、 今日はお伝えいたしました。以上です。 なお、今日のレポート内を評価して いただければ是非チャンネル登録お願い いたします。いいねボタンお願いいたし ます。ありがとうございました。
※こちらの動画は2025年5月8日(木)に収録しております。
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日経平均テクニカル分析:戻り速すぎ?トランプ関税緩和の楽観いつまで?
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/48761
🕒タイムスケジュール
00:00 オープニング
00:37 日経平均と日経平均VI=日本版「恐怖指数」
02:13 トランプ関税 6つの「緩和の兆し」
07:05 日経平均と日経平均VI
09:01 日経平均週足 1
13:24 日経平均週足 2
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