【日本のドラマ】 涙そうそう~この愛に生きて~ 【フルムービー】 Full HD

サンドイッチでも腰。まだ起きてるんでしょ? 俺のことならほっといてくれよ。食いたいもったら勝手に食うから。 そうは行かないの。大学受験控えて遅くまで頑張ってるのよ。 2 言目には俺の受験勉強のため、受験勉強のためって頼むからも寝てくれよ。そのが気が楽なんだよ。 母さんは司さにできるだけのことしてあげたいの。それで母さんの気も住むの。それに今夜はお父さんもお姉ちゃんもまだ帰ってこないし。今夜もう寝る。 こんな時間に寝たら受験勉強間に合わないでしょう。 姉親父だっていつ帰ってくるかわからないんだ。夫婦喧嘩や喧嘩はたくさんだよも。 母さんがいつお父さんと喧嘩した?変なこと言わないでよ。 最近お互い口も聞かないじゃないか。 夫婦なんてね、心さえ通合ってれば話すことなんてないのよ。 姉貴だって母さんとは口も効かないじゃないか。 そういう年頃なの。そりゃ成人式迎えるまでは母親としての付けだから随分厳しくもしてきたけど今は信用して母さん黙って見てる。親子喧嘩だなんて言ってもらいたくないわね。 母さんがそう思ってならそれでいいけどさ。 じゃあおやすみなさい。 おやすみ。 お帰りなさい。 何か召し上がりますか? えい。 お風呂もお入りになってらっしゃんでしょ?このままお休みになりますね。 私が前番どこによって遅くなってるのか君は知ってるんだろう? ええ。 それで君はよく黙っていられるな。 私へのお気遣いなら無要です。ただ小だけ家の課長であることと子供たちの父親だってことだけ忘れずに行ってくだたらそれで明日の朝はつもの通りでいいんですね。じゃあ 7時にお越しします。おやすみなさい。 高子はい。 分かるよ。理由は君が1 番よく分かってるはずだ。 君は私を愛して結婚したんじゃない。 ちゃんとした家庭が欲しかっただけだ 。同じ大学で知り合った頃君は田舎者の私 に優しくしてくれた。最初の牛私は君の 行為が信じられなかった。しかしいつの間 にか君に夢中になっていた。 君のために大学でいい成績を取り一流企業に就職して君にふさわしい男になりたいと思うようになってた。そして念願を果たして君にプロポーズした。君が笑顔で頷いてくれた時には天にも登る思いだった。 今頃そんな昔のこと? 君が私に白の矢を立てたのは私なら夫として平和な家庭を気づけると思っただけのことだったんだ。 あなたと一緒に温かい家庭を作りたいと 願って私は精一杯あなたに尽くしてきまし た。今になってわがなかったなんて 。君はお父さんを知らずに育った 。お母さんは美容師をして女で1つで君を 育ててこられた。不重な思いをさせた覚い はないけど父親のいない家庭はやっぱり 寂しかったんじゃないかって不便おられた 。私たちが結婚した時にこの家を立てて くださったのも君へのつのお気持ちだった んだろう 。私も君が不便でいい家庭を作ろうと努力 をしても来た 。しかしもう 疲れた 。確かに君は立派な主婦を務めてきた感謝 しなきゃいけないんだろう。 [音楽] しかし何が何でもちゃんとした家庭を守ろうとするその気持ちが私には生き苦しい。分かりました。その女のところいらっしゃるのは止めません。ただし離婚はしません。あなたは 2 人の子供の父親です。子供たちのためにも家庭を壊すわけにはいきません。それだけはどんなことがあっても譲れませんから。 [音楽] 誰だこんな時間に。 夜中の2時だぞ。もうミきかもしれない。 まだ帰ってないのか。ミキ何をやってるんだ、今俺まで。ミキか。ミキなのか。え、あんた誰なんだ?警察。確かにうちは織田ですが。ミキはうちの娘です。ミキは何かはい。 はい。しっかりしけ 目を覚まして。おいね。 だからけに合わせて ミキミキミキ母さんよミキ けは大丈夫なんですか?剣に合わせてください。 お願いてください。け、 小田ミさんのお見の方ですか?上ですが、 お嬢さんと運転されていた村上けさんとはどういった悪関係でしょうか? どういう関係って?私が聞きたいですよ。名前を聞いたこともありません。 事故の状況を聞きたいんですが、お嬢さんは事情を伺える状態ではありませんし、 その、その男性はな、何て言ってるんですか?私もどうしてこんなことになったのか知りたい。合わせてください。 村上さんはなくなりました。あの、先ほどの 2 期鎮の駐車をしていただいて眠りました。 ホボにた牧症があるそうですけど心配ないって よかった。ただ どうしたんだ? 他に何か? 待ちなさい。こちなさい。 こちらから剣と一緒に乗ってた娘さんのご両親がいらっしゃるって伺って 亡くなった方のご両親です。 はオタの娘さんに殺されたんです。 オタの娘さんなんか乗せてなければこんな事故に会うことはなかった。 お母さん落ち着きましょう。 命を落とすことなんかなかったんです。うちの娘こそおタクの息子さんのおかげでとんでもない事故に巻き込まれてどうせうちの娘を誘惑でもして自分の車へ引きずり込んだんじゃないですか。 うちの息子にはね、ちゃんと婚約者がいたんですよ。 オタの娘さんこそうちの息子に婚約者がいるって聞いて無理真珠でもしようとしたんじゃないんですか? いいかにしないか? はそんなこと言ったって剣は戻ってきゃしないんだ。 あのけさんはあんなに元気に会社に行ったのに私は許さない。 絶対に許さないから 許さない。え、え 高子。 あ、やだ。間にか眠っちゃって。もうそんな時間なんだ。 あなた会社へいらっしゃらないと 連絡して休みを取った。司さには事情話して朝飯食べさして学校へやった。 色々ありがとうございました。 ミキのことはもう心配ない。君も帰って休みなさい。 ミキが目を覚ました時、私たち夫婦がついてやってたらどんなに心強いか。 そうだな。 今度のようなことが起こってミのことなんか何にも分かってないって通感したよ。 私そミキのこと何も分かってはいませんでした。 あんな男と付き合ってたこともお腹に赤ちゃんがいることもみ妊娠してるとも言うのか? 夢お医者様から3ヶ月だって 父親は誰なんだ? 分かりません。そんな大事なことも気づかないしミきからも話してもらえなかったなんて。 母親失格です。あなたに愛卒化されるのも 無理よね 。ただ今はミきの父親としてそばにいて やってください。今のミキにはそれが1番 大事だった気がするんです。お願いします 。おはようございます。おはようござい ます。 お目覚めですね。ご気分はいかがですか?さ、タを測りましょう。あ、ちょっと失礼。 平熱ですね。よかった。元気になられて後 で先生の開心ありますからね 。じゃ 、 ミキごめんなさい 。心配かけて。 大丈夫だった?私と一緒だった人。けもこの病院にいるの?たい。け、どこの病室? ミキ点敵が終わってからじゃあ助かったのね。 あの男とはどういう付き合いだったんだ? 結婚の約束してるの。もう長いお付き合いなんだけど、やっとお互いに結婚する決心ができてはお互いに漁師に話そうってことになってちょっとお祝いしたの。 お腹の子は彼との それも分かっちゃったんだ。 子供ができたからけも私も結婚する決身が できたの 。けご両親が決めた婚約者がい てなかなかご両親に私のこと話せなかった の 。でも子供ができたって剣に話し たら剣そりゃ喜んでくれてその子の父親は 夕べなくなった。 嘘よ。嘘。剣が死んだなんてそんなのあるわけないじゃない。私剣に会ってくる。 [音楽] もうこの病院にはいないんだ。多分今夜がおつやだろう。 だったら私の目で確かめてくる。剣のご両親にって会わなきゃならないし。 その人のことは忘れるの?忘れるほないの。 剣の血をつい命が私のお腹の中にいるの。剣のご両親だってきっと喜んでくださる。 夕べ、その男の両親にあった。お前のことを認めてくれるどころか。婚約者がいる息子を誘惑して結婚できないって分かったから無理真獣でもしようとしてわざと事故を起こさしたんだって。お前を人殺しを終わりしてた。そんな親にあってどうなるっていうんだ。お前が傷つくだけだ。 ケと私は親祖を愛し合ってたの。剣両親だってきっときっと分かってくださる。お願いかせて。 いい加減目を覚ますんだ。お願い戦の税し [音楽] おお、 [音楽] 私けさんと結婚の約束をしていた織きです。けさんに合わせてください。お別れをさせてください。 [音楽] 何かのお間違いじゃないんですか?そんな人がいたなんて私ども県からは一言も聞いておりません。 どうぞお引き取りください。 お腹にはけさ中ちゃんだっているんです。そのお話もさせていただきたくて剣はなくなったのいいことにそんな嘘誰が信じますか? [音楽] きこ ケ縁もゆかりもない方にお証拠していただくわけにはいかないの。すいません。お帰り願ってください。 [音楽] やっぱりミキ1 人でやるんじゃなかった。どんなに辛い思いをしてるか。絶望して実でもするようなことになったら バカなこと。相手の漁師にあったら埋めないことだってわかるでしょう。そしたらお腹の甲始末させてしたいことさせてやったら時間が解決してくれます。 すぐ忘れますよ。ミキです。やっぱり帰ってきたじゃありませんか。 明るく迎えてやるよ。あの男のことには触れるな。いいな。 お帰りなさい。 お帰り。疲れただろう。お腹減ってないか? よかった。剣のおついって。父さんと母さんの言う通り。 剣には関係ないって見事に追い返されたけどこれで安心した。私ケのつもりで赤ちゃん ミキ 剣を取られることもない一生私とけと2 人で生きていける。 お前産むつもりなのか? 当たり前でしょ。 何を夢みたいなこと言ってるの?父親の子を産生むってことがどんな大変かあなたは何にも分かってないのよ。 [音楽] 天と一緒ならどんな苦労だって耐えられる?私 1人で立派に育てて見せる。 父親のない子がどんなにじめか生まれてくる子のことだって考えなきゃ。それは誰よりも母さんが一番よく知ってるんだから。おばあちゃん母さんがお腹にいる時に父親が死んじゃって結婚しないま母さんを産んだの。 おじいちゃは母さんが小さい時に死んだんじゃないの? そのことで親兄弟や親戚からも見放されて 1 人で母さんを育てなきゃならなかったの。それがどんなに大変だったか。母さんだって辛い思いしてきたの。母さんミきにも生まれてくる子供にもおばあちゃんや母さんみたいな苦労はさせたくないの。 あのおばあちゃんが不幸だったなんて信じられないよ。 おばあちゃまは私を抱えて再婚できないでとうとうなかったのよ。なのにミきがおばあちゃんと同じ方しようとしてるなんて母さん絶対許さない。許せるわけないでしょう。 明日病院に行こう。それで男のことは忘れて新しく出直せば住むことだ。お前は若い。まだ若い。これからだ。これからいくらだっていい出会いがあるな。 ミ [音楽] 少しでも食べとかないと [音楽] 。お父さんがいいお者様を紹介して いただいたの。明日の午後2時に伺う約束 だからそのつもりでね 。手術は何も心配することないって。それ を乗り越えないとあなたの新しい人生は 始まらないのよ。今は忘れることしかない んだから。お願いだから食べてね。 [音楽] [音楽] [音楽] 本当に1人で大丈夫なのか? これは母親の役目です。あなたには感謝してます。 あなた私と別れるっておっしゃった時、 家庭もミキも司さも捨てるおつもりだった んでしょ。なのにミキのこと心配して精 一杯のことしてくださいました。私涙が 出るほど嬉しかった 。あなたは父親としてもう十分なことして くださいました。ミ期の始末がついたら あなたの思いを なさ長い間ありがとうございました。 私のことはもう心配していただかなくても大丈夫ですから。 ミキ時間よ。 今月の総利上げについては上がってはいるんですが、そしたら月末から年末にかけてキャンペーン打ちましょうか。 はい、分かりました。 おばあちゃんま助けて。 このままだったら母さんに病院へ連れて行かれちゃう。どうしてもを守りたいの。頼れるのおばあちゃんしかいないのよ。 高子様からお電話でございます。 ありがとう 。ちょっと失礼 。はい。もしもし。私何かよ 。ミキ来てませんよ。ミキがどうかしたの ?なんでもないんだったら無駄な電話して こないでちょうだい。私はあなたみたいに 暇な体じゃないんだから。じゃあね、 ちょっと言いすぎたかな。でもこれくらい 言っとかないとうるさくかけてくる人だ けどね。ちょっと待ってね 。うん。夢はもう飛行機で全然眠れなくて 疲れた。今日は帰ってゆっくりします。私 もどしかしらね。あとは明日にしましょう 。どうぞ。 お邪魔します。うちならゆっくり話せるからね。誰もいないの?お手伝いさんは私の留スに家のことと頼んだ買い物してくれて帰っちゃうの。仕事の付き合いで食事は外で済ませることが多いし。相変わらず 1人暮らし続けてるんだ。おばあちゃんも 外へ出たら1日中人に囲まれてるの。 家にいる時くらい1人になりたいのよ 。紅茶でいい?あ、うん。今けね、パリ から帰ってきたの。お土産のチョコレート しかないけど。ごめんなさい。おばあ ちゃん。勝手な時ばっかり頼りにして。 それでいいのよ。年寄りなんてね。鬱しい だけだもんね 。できるだけ顔も口も出さないようにし てるんだけど。 たまには思い出してくれることもあるんだけどあんまりいい話じゃないよね。いくら頼りにされても力になってあげられないことだった。 それだけは初めにはっきり言っとく。 おばあちゃんは父親がいないの承知して 母さんを産ん で一生独身を通して母さんを育てた。 母さんはおばあちゃんまは不幸な人だ。 父親のない子を産んで若い時から苦労の 指導士 でおかげで母さんだって小さい時から惨目 な思いさせられてきたって 。母さんにはおばあちゃんが不幸だっ たって見えるんだろうね。母さんだって 父親がいなかったこと辛かったのよね、 きっと。だからいい家庭を作っていい妻と いい母親やってきたんだと思う 。おばあちゃんはどうしておじいちゃんが 死んじゃったのに母さんを産んだの ?産まないことだってきたんでしょ? そんなこと聞いてどうするのね?おばあ ちゃん後悔してる。母さん産んだこと。 どうしてそんなこと聞くの ?私 もおばあちゃまと同じことしようとしてる から 。他に赤ちゃんいるの?ん? [音楽] 申し訳ありません。私の不届きでこんなことに心当たりは連絡して探してはいるんですけど。 お母さんのところにも行ってないのか? あの子母には甘いさせないようにしてきましたから。 お金のあるのに任せて猫川可愛いがりされては教育上よくありませんしね。 ミキ本気で産むつもりなのか? すいません。こんなことでまた会社引きさせてしまってどんなことしても手遅れにならないうちに探し出します。探し出さないと。もう高くも何も言ってくれないし。 そんな大変なことがあったなんてかわいそうに。 私生まれてくる子供剣の生まれ変わりだと思って剣だと思って育てたいの大変だってことは承知してるけど剣と一緒だったらどんなに辛いことにも耐えて生きていける。 [音楽] そういうのってバカなことなの ?夢みたいな話なの?間違ってるの ?おばあちゃんもどんな思いで生きてきた ?本当に辛かった?不幸だった?まさかね 、ミきに話す時が来るなんて 。一生も誰にも話すつもりなんかなかった のに。 た子に はたか子のお父さんはなくなったって言き た けど本当はそうじゃない のできなくて別れた だけ死んだって言わなきゃ高くだって お父さんに会いたくなるでしょ。 じゃあおじいちゃになる人今でも生きてるの? 別れてから1度も会ってないから。 どうしてどうしてそんな人の子供産んだの?生きてるのに結婚してくれないような人の子供。その人のことが好きだったから。大好きだったから。その人もおばあちゃんと結婚するもりだったの。 でも色々事情があって、 [音楽] どんな事情があったって本当に愛し合ってれば結婚できないはずないでしょ。 [音楽] [音楽] おばあちゃんもそう思ってた。おばあちゃんは京都では新の料理屋の 1人娘で、その人は兄弟の学生だったの。 教授のお供で時々うちへ来て知り合ったん だけど 、その人は鹿児島の古いお寺の次男で 付き合うようになった時、次男ならうちへ 向こにも来てもらえるんじゃないかと思っ てたし、その人もそのつもりになっても くれてた。だから兄弟卒業したらお互いに 漁師に話して認めてもらおうって心許して お付き合いしてたの。 その頃が1番楽しかったし幸せだっ たけど 、その人の卒業間際 に何もかもいっぺに変わるようなことが 起こったの 。その日 もいつも待ち合わせる喫茶店でその日待っ てた 。いつもと同じ平和な日 でその人に会えるの待つ時がおばあちゃん にはもう何よりも満ちたり時間だった 。おいです 。今日は見たゆうといした南座の切ッ符手 に入りまして急やけどこんばんは。南座へ ご一緒させていただきます。 せっかくだがすまない。それどころじゃないんだ。今朝兄貴が亡くなった。 え? 小夜の夜行で鹿児島へ帰らなきゃならない。 ごち家のお兄さんが突然そんなどういうことです? 真剣速だそうだ。前から心臓は悪かったんだが、まさかこんなことになるとは思わなかった。 そり偉いことですな。 たった1 人のご兄弟やろ。どなにお辛いか。お慰めすることがも変。 鹿児島に帰る前にはっきり言っとかなきゃならないことがある。 私の鹿児島の実家は古い寺だ。代々接集で次は兄貴が継ぐはずだった。その兄貴が亡くなった。 ええ、 私は寺をつうことなんて考えたこともなかったし、今も続きはない。しかし最悪の場合断りきれないかもしれない。その時は君との結婚も諦めなきゃならない。 そんなほな。なんで 君は新の大事な後とり娘だ。 私は大学に残って君のご両親さ許して くださったら君と結婚して一生京都で 暮らしたいと思ってい た けど鹿児島に帰らなきゃならなくなっ たら君を鹿児島へ連れて行くことはでき ない 。大事な店の後継として育ててこられた君 をよそ嫁名出すなんて君のご両親が許して くださる通りがないだろう。 私だってそんな勝手なことはできない。 [音楽] そんなこと心配してはるんどうすか?そらうちは弟が小さい時から料理や継ぐの嫌がって東京に出てしもって勝手なことしてます。そやからうちに店継がすつもりでうちを仕込んできたんです。うちも他にしたいこともあらしまへんし。それで Aを持てきました。 高橋さんと結婚していただけるいう希望も 持ててお付き合いさせていただいてたこの 1年余り 毎日がバラ色に輝てまし たけど事情が変わったら 仕方さんが鹿児島へ帰らならあったらうち が鹿児島へ行ったらいいことです。 店は弟に帰ってきてもらったら休むことです。高い。 そんな簡単なことじゃないだろう。 うちはどんなことがあったかってたさんについて行くと決めてるのどす。それだけは忘れんといてほしいす。 ありがとう。しずさんにその気持ちがあるんだったら私も覚悟して鹿児島に帰る。 49 日が住むまでは無理だろうが、その間に両親ともよく話し合って、必ず都へ帰ってくる。私だってシさんと別れるなんて考えられない。私を信じて待ってほしい。 [音楽] はい。 その人をた志さんって言うんだ。 うん。うん。 だから母さんたか子って名前なのはその人のたっていう字もらってるんだ。 そう。その時はまだお腹に赤ちゃんがいるなんて気がついてなかったんだけどそれからた志さんが戻ってくるまでの 2 ヶ月ほどはもう鹿児島へお嫁に行くつもりになっていつでも家出られるように密かに準備してたの。やっと町に待った手紙が来ていつもの喫茶店で待つように言って日時を知らせてきてくれた。 嬉しかった 。今日から新しい人生を歩き始めるんだっ て。もう興奮して。その日たさんが来るの を待って たけど何時間経っても来なかった 。夜になってたさんの下宿へも行ってみた 。そし たら高さんの両親という人が引っ越し屋を 連れてきてみんな引き上げていったって 聞かされた 。私は何がなんだか分からなくて仕方なく 家へ帰ったの。何かの手違いで家の方に 連絡があったかもしれないって。その時は まだ希望持ってた。 誰な?う、 お父ちゃん。お父ちゃんやっときた。あれ? お父ちゃんやめときて。お父ちゃん。 ああ。ああ。 私が何した言うのですか? 親の顔に泥塗るような真似してよう備な大きな口が叩けるな。自分で何をしてるかくらい分かってるやろ。親に隠れてる真似しよって。相手の親にねじ込まれてわしらがどない腹の煮思いさせられたが。 [音楽] 静だけが悪い。荒らしまへん。 ゆっくり静かな家ん事情聞いたらな。手が 洗らへんかったか 。あんたも言いたいことをしてやろな。 お父ちゃんと言話しようって。 何があったか知りまへんけど。うちは時々兄弟の教授のお友でお見えになっていた松野さんとお付き合いして結婚のお約束もしています。どうかお嫁に行くこと許してください。お願いします。 何寝事言うてんのや。今日その男の父親と母親が来てお前に大事な息子タぶらかされた。 結婚するやなんてアホなこと言うてる みたいやけどうちはオタクの娘さん嫁に 迎える木なんてさらさらない。では娘さん にどういうしてるか知らんけど2度と息子 とは合わん よしっかり監督してくれ言われたわしは なの目盗んで男と節だ真似するような娘 に育てたあらへん でや なんてお互いに結婚するつもり でたさんはうちへ向こへ来てもええ言うて くれたはっ だし、もし事情が変わって鹿児島へ帰らることになったらうちが鹿児島へついていくつもりで今日にでもお父さんにお話ししてお許しいただくかこ決めてたんです。決して上着いたお付き合い荒らしま 人同士がどうであろうと向こうの親にしてみればお前が息子を誘惑したとしか思われへんのや。 ほなうち鹿児島へ行ってたさんと2 人でたさんのご両親にうちらのことちゃんとお話しさせていただきます。 まだそんな夢みたいなこと。お前が鹿児島 に行ったらその男と一緒になれるとでも 思ってんのか?ええか。寺は代々青春や けど。寺は段下たちのもんや 。あ、次はどうなったら出ていかんならん 。その男が寺らつぐより他ないのんや 。松野さんのお母さんな。帰りは当てに 泣きながらそういう歌わった。寺の嫁は 段下や寺の敷きたりに詳しい人やないと 勤まらんのどす。 亡くなったお兄さんには段の中でも力の ある人の娘さんが段下集とも相談してもう 結婚が決まってて次男のさんが継続ことに なったらその娘さんと修言上げることにな るって追い出されんためにはそうするより 他ないんです 。そういうこともさしいただいてあんたに はたしさんのこと忘れて欲しいって 。お母ちゃん松野さんのお母さんのお 気持ち痛いほど分かったな。お母ちゃん かてこのミスのためには誰よりもあんたが 大事や 。母親同士同じやもんな。 の方こそ大事な娘かされた後て怒鳴り たかったけど縁のないお人たちは 煽らして今更喧嘩する気にもなれ へん黙って帰ってもう たうこれでお前の目が覚めてくれたらそれ でええねんさい な誰にかておかげの謝謝ちの石度やるもん お父ちゃんかて、お母ちゃんかて。今度の ことを忘れる 。2度とマ野さんのこと口にせえへん 。あんたも忘れるんや。ええな 。あんたはこの店の女将になる人どっせ 。惚れたのは晴れたの言うてる場合は おへんやろ。 神になるためには山ほど身につけならん ことやろ。もうしっかり人もらわな。明日 ご服屋さん呼んでおす。あんたの気に入っ た着物好きなだけ選びなれ 。その着物来てお店に出てたらそんな男の ことなんかすぐ忘れてしまうんわ 。初恋いなんてそんなもんだ 。息子の母をやって息子に恋人ができると みんな相手の娘にされたっていうのね。 大事な息子が他の女を愛したなんて母親と して認めたくないのかもしれないわね。 翌日おばあちゃんは鹿児島行った。もう 大人たちの言うことなんて信じられなかっ たし、どうしてもその人に会って直接その 人の口から本当の気持ちを聞きたかったの 。 その人からいつも聞かされていた故郷の 実家は思ったより立派な勇もありそうな 古いお寺だった 。あの、こちら今日何か終わりにあるか。 ここにお参りにでも気合ったとな。 え、ちょっと通りかかったもんどさ。 ああ、旅の人な。今日はテラの後継の息子さんの仮修があったですよ。う、村袖のお祝いごってませんですよ。さ、さ、足元に気をつけてね。はい。さ、さささ。 いやあ、チ、チた。まあ、やっと騒ごした 。さあ、行くぞ。ああ、どうも。おやっと した。どうも。お来て。ほら。あ、気を つけてな 。めでたか。めでたか 。おい、花嫁の到着。 じゃ、よ。あ、てた。ええ。向こどん。あ 、向こどんの。ほら。主役じゃ。 [音楽] う、さ、中い、中い。はい。 いやあ、天気です。 [音楽] だ。おばあちゃん死ぬつもりだったの? バカかったのね。 その人に捨てられたら生きてても仕方がな いって思い詰めてた 。海に沈む夕日がそりゃ綺麗でね、 吸い込まれるように歩いてた [音楽] 。しずさん、しずさん 、しず さんよかった。気がついて たさん よかったよかった。いや近所の漁師がね、昨日両の帰りにあんたが海に立てたっちとを見つけたじ込んでくれ。だいぶ水を飲んどったがこして水を履かせたらなんとか息を吹き返した。じゃ、ドん。 意識が戻らんでね。どこの誰だかどこ連絡したらようかわからなくて。そしたら上着のポケットに重賞書いたメモが入っちゃってね。そこへ電話をしてみたとじゃ。 電話をもらってすぐに君だと分かったよ。 でもまさか君が鹿児島に来てるなんてけどどうしてこういうことに あんたに会いに来たんですけどお寺が分からなくて海は歩いているうちに崖から足を滑らせて落ちたらシスはそ からのことは何も覚えてしまへんね。や、どんなご迷惑をかけしてしもって。 私も君に会いたかったけど、両親に君のことを話して嫁にもらいたいって言ったら急に監禁状態になって京都行くどころか電話もかけさせてもらえないんだ。それから寺を守りたいんだったら暖下の娘と結婚しろって言われたよ。 とにかく親の言うことを黙って聞いて寺を 継ぐことに同意し、その娘と仮言さえ済ま せれば親も安心して私を自由にしてくれる だろう。そしたら君を京都へ向いに行って 2人で誰も知れないところで新しい生活を 始めることができる。それしかないと心に 決め仮修も昨日無事済ませた。兄貴の石が 済まないと正式な結婚は控えなきゃなら ないから私を縛るだけのための仮襲なんだ 。それでも親は安心したみたいでやっと 自由になって密かにうちを出る準備をして いた。そしたらここの先生から電話を もらって飛んできた 。やっぱり君だったんだ。でもなんでも なくて何よりだった。 ごめんなさい。あんたをびっくりさせてしまって。 君が来てくれたことで私もふ切りがついた。今夜支度をして君を迎えに来る。君のご両親には申し訳ないことになるが君が京都に帰ったらきっとうちから手が回るだろうしそら君は 2 度と出られなくなる。このまま逃げるより他ない。 君にこのまま家も両親も捨てる勇気があるかどうか。チャンスは今しかない。とにかく今夜迎えに来るからここで待っててくれ。高さんうち看護島まで来た会が押した。 [音楽] [音楽] じゃいいね。絶対絶対迎えに来るから。 じゃ、これ、ここで待ってるんだよ。どこへ行くとんねんよ。またんねん。医療費はさっきの人が払って行ってくれた。 [音楽] どこへ行こうと勝ってじゃん。体は大人生にある。 はい。お世話になりました。 あんたのお腹の子の父親はさっきの人かね? もう3つきになっとじゃなかかね。 あの私 なん木がついとらんかったと。 さっきの人が夜向いに来るからよろしくお願いします。頼まれた。大なしく寝ていなさい。 はい。ちょっと買いたいものがして駅前まですぐ戻ってきます。 どういう事情か聞くつもりはなかわね。あんたは母親になる体じゃ。 生まれてくる赤ちゃんのためにも命を粗末にするようなことだけは はい。 誠実なよか人じゃなかね。ま、色々事情もあるじゃろうが信じてついていけばよか年ならあんたを幸せにしてくれる。大丈夫じゃ。 はい。夕飯は人と2人分用意しておく。 あっちことおばあちゃまどこへ行くつもりなの?おじいちゃんを待ってるって約束なのに。 その人を待ってどうなるって言うの?その 人を不幸にするだけなのよ。私がいなかっ たらお寺の後をついで平和に暮らせるの。 その人の人生をおばあちゃんのために犠牲 にさせるようなことできなかった。そんな 資格私にはないもの。その人の赤ちゃんが お腹にいるのよ。別れるなんてバカなこと 。赤ちゃんができたって分かったからなの 。その人の足出まいにはなりたくなかった の。2人で逃げて新しい人生を生きる なんて。そんな惨目な思いその人にはさせ られない。しかも子供が生まれたりしたら どんなに大変かそれが分かってたから 。相手の人に苦労させたくないって 。備えもあるんだ。暮らしが厳しいとね。 返し合ってたことなんて忘れて相手を恨む ようにもなるの。それが怖かったの。その 人とはいい思い出のまま別れたかった 。その人は家も親も捨てて私を迎えに来 るって言ってくれた。それだけで十分だっ た。それだけでその人愛したことを誇りに も支えにもして生きていけると思ったの。 今でもおばあちゃんはその人に本当に愛さ れてたって信じてる。その人は私をずっと いつもいつまで も愛してくれてるの 。でも死ぬつもりで海へ入った時お財布を 入れたバッグ持ったままだったからどこか へ流されちゃって。 ただスラックスのポケットに1 万円札で買い物をしたお釣りの1000 円札と小銭が入ってて、それで東京までの切符を買った。少しでも早くその人に見つからないところ行かなきゃって思ったの。 京都へは帰らなかったの? お腹に赤ちゃんがいるのよ。京都へ帰ったりしたら生ませてくれないの分かってたし。 おばあちゃん、お腹に赤ちゃんがいるって 分かったから、その人と別れる決心もでき たし、その人と別れることが辛くも寂しく もなかった。 一生その人の命をもらった子供と一緒に 生きていけるんだもの。そう。 じゃあおばあちゃんまには私の気持ち剣だと思ってお腹の赤ちゃん産みたいっていう私の願い分かっ分かってくれるよねけどお金がないっていうのは惨目だわよ。ありがとうございました。 ありがとうございました。しました。 お茶がですか?よいしょ。 お待たせしました。 大丈夫か?あ、ああ、すいません。はい。はい。はい。お待たせしました。え、親子丼ですね。 120位だきます。申し訳ないなんです。 え、その分こちらで働かせてください。皿洗いでも運びでも何でもさせていただきましたか。 あんた無選職かい? せやからこちらで働かせていただいてお払いして冗談じゃないよ。金のないの事でまずしそんなのにいちいち同場したのうちは商売になりたじゃしないんだ。金が払えないんだったら警察 警察ですか?ましょ。 これだけを勘弁してください。 どなことでもさせていただきましたか。お願いします。 いやいや、ちょっとお願いします。 さんはあんたじゃ ちょっとこの人のお感情いくら? いや、120円 じゃ私の分と一緒に取っといて。な んでバカなこと言ってんのよ。 高々120 円ぐらいのことで無線飲食だの計算のって頼むことないじゃないの。私が払ったら文句ないでしょ。い [音楽] 私はねお金が惜しくて言ってんじゃないんです。上司派なんですよ。こういうの。感情払えないからって人に同場買うようなもう働いて返すみたいなこと言って人の家にね入り込んだ金や金物も盗んでいく。 [音楽] そういうことするんですよ。甘い顔したらもうとんでもない目に会うんだから。警察に突き出すのが 1 番見せしめになるんです。こういう塩らしい顔してるほど危ないんだ。 [音楽] 私そんなんと違います。お金がなくて何も食べられへんかよ。お腹空いて辛抱たまらんとついこないだもね。してくれよ。 あんたの感情住んだんだから。さっさと行きな。ほら。 ちょ、ちょ、先生、 あんたんとこに被害がないんだから文句言うことないでしょう。 グズグズしてると透け出されちゃう。ここの神さんうるさいんだから。ありがとうございます。ごに甘いさせていただきます。ご迷惑おかけいたしました。 もうあんなのにコロっと行かれちゃって先生人がいいんだから いいじゃないの。私は人助けしたって1 人で勝手にいい気持ちになってんの。 あら、天動めちゃったわ。 あたかの子腰いますよ。サービスです。 それじゃあた あの子のために損したことになるじゃないの? けじめってもんですよ。あ、じゃあんも私にかけたお人なんだから。 あらま、そんなこと言ってくるの先生だけですよ。もう嬉しい。あの、おしこもサービスよ。先生に 味噌汁もね。ちゃっかりしてますね。 ありがとうございました。 あんたまだいたの? どうしてもきちんと俺申し上げとて絶後も考えてあんな恥ずかしいこと警察に突き出されたりしたら家え連れ戻されてしまうところした。助けていただいた音は一生忘れま。 あんた家出してきたの? 家は帰られへん事情がして ほんまにありがとうございました。 あんた行くとこあんの? 行くとあったら無線飲食なんかする通りないね。ね、ちょっとよかったらさ、事情聞かせて。私のうちすぐそこだから。 ただいまお帰りなさい。 いらっしゃいまし。遅くなっちゃって。私ね、この人と話があるもんだから私なきゃってお客様がお見えになったら待ってていただくか出直していただくように申し上げて。じゃ、よろしくお願いします。 こっち。はい。お忙しいお仕事してはりますのに私のためにお手間取らして申し訳。 あんた京都の人だね。 せっかく親切にしていただいてるのに女な女やと思い出せやるけど身元だけは申し上げられまへん。 そりゃそうよね。 家出してきた人にうちのこと聞いたって話すわけないわね。私が知らせたらおしまいだもの。あんたでも東京でどうやって暮らしていくの? 今は気の時なら働き口ぐらいなんぼでもある思てましたけど履歴所も書かれへん保証にも洗えへんではちゃんとした仕事なんてできへんういうこと初めて知りました。 名前や履歴なんてどうでもええ。体1つ あったら働ける。そんなとこ言うたら いかがし夜の店くらい でそこまでは落ちとはありません しホテルに止まって仕事探してるうちに 手持ちのお金も使い果たして2日も食事 できずにいたらとにかく何か食べること しか考えられなくなってあんな こと東京に出たら死ぬより他ないいう と骨身に染みましたけどうちはうち1 人の命荒らしまへん。うちは何があったかって死ぬわけにはかしまえへん。 あんた1 人の体じゃないって妊娠してんの? はい。私にはこの子が命なんです。この子がいる限り死ぬわけにはいかへんのどす。 そう、縁もゆかりもない方にこんな こと親切にしていただいたの嬉しくてつい てくだらんことまでお話してしまいました 。けど今日でうちも腹くりました。生きて いくためには仕事の寄り子みなんかして られしまえへん。夜の仕事かて何をした かて生きてみせます。していただいたこと これからの生きていく励みになりました。 一生懸命生きていつか生まれた子と一緒に こちらへ俺礼に伺えるようになります。 そうなれるように勝ちても黄ばって見せ ます 。今日がうちの新しい人生のスタートドス 。 きにあんまり大きにほら失礼させていただきます。 あんたうちで働きない?あんたお腹の赤ちゃんのためだったらどんな苦労もするつったじゃないの。その代わりうちの仕事は厳しいよ。私も手加減しない。それでよかったらその代わり名前や過去は一切聞かない。 もちろん住み込みで食事の支度洗濯店のことも手伝ってもらう。寝る暇なんかないよ。ほんまどすか?ほんまにちよ。 あんた身の回りのもんどこに歌の? そんなもん荒らしまへん。木の木のままで出てきました。 何にもないの? 下着はあろたら一晩で書きますしなんとかなるもんです。 下着だって洋服だっていくらあったって欲しい年頃なのに平気でそんなことできる人なんだ。 うちの勝手で選んだし僕は言われしまえ。 あんた根じあるわ。それより名前どうする?まさかあんたで通すわけかないでしょ。どんな名前がいい? 先生のお呼びになりやすいように。 じゃ、ちオ、ちオちゃん どうちすか ?女らしい可愛い名前どすなあ 。お気 に 大きありがとうございました。ありがとう ございました。さっちゃんはい。 事情があって知り合いから預かって今日から住み込みと働いてくれることになったちさん。お店のことと奥のことを手伝ってもらうからさ子さんにの信ぶ子さんにみ子さん 3 人とも通いで仕事してくれてるの何でも言うことを聞いて買がってもらいなさいよ。 よろしくお願い申します。 どんどん何でも言いつけてさ、早く覚えてもらうように ヘアカットがおったらほら床に髪の毛落ちてるからあれ放気で入ってちょうだい。 はい。はい。 はい。これ来て。あ、はい。 あそこにほら汚れたタオルあるからあれ洗ってね。 はい。はい。 何やってんの?何?それは後ろよ。 あ、後ろ。あ。 [音楽] ああ、今日も無事に終わった。お疲れ様でした。あ [音楽] あ、お腹空いちゃったわね。外に食べに行くの面倒だ。なんか天門でも取ろうか。 お口に合うかどうかわからしまへんけど、お湯の支度させていただきました。勝手に冷蔵庫開けさせてもろて。お肉やお魚もしたし野菜まだ使えるのが下境。 [音楽] 人様に色々いいても料理なんか作ってる暇がないでしょ。全部冷蔵庫に放り込んじゃうの。 ほな、お風呂より先にお湯飯召し上がりますか?お出しできます。た、 あんたも一緒に。 うちはお店の片付けと掃除してもうあのトカとさち子さんにそうするよう教えていただきました。 [音楽] あんた何してるの? お店干したら明日の朝 クリーニング出すものまだ洗うことないのよ。さ子さん行っていかなかったの?クリーニングに出すもの。 うちにできることはうちが。あ、大きいもんは生書きで明日アイロンかけます。 クリーニングに出したりしてたら何のため にうちがお世話になってるんよ。わから しま 。その頃はまだ乾燥機なんて一般の方や店 にはなかったからね。けど仕事が多いこと で救われてた。余計なこと考える暇なんて なかったから 。その先生に拾ってもらってやっとまとも に切られた。もう毎日夢中で働いた。 そのうち先生が母親みたいに思えるほど優しくも厳しくもしてくれて。 ありがとうございました。 ありがとうございました。 予定日と特っくに過ぎてるのに奥でゆっくりしてればいいのに 大丈夫です。自分で自分の体のことくらいわかります。 本当に言うこと聞かないんだから。 あ、いらっしゃいませ。たはいいの 先生ったらまるで自分の孫が生まれてくるみたいな大騒ぎしてるんですから 先生も娘さんがいたら結婚して 赤ちゃんができてもおかしくない年頃だよね それはああごめんなさいとさもつい娘さんのこと思い出しちゃった [音楽] 先生えちちゃん始まったんじゃないですか えまだ大丈夫です あ探してきてこれ病院連れてくの まだほんまにほんまになっちゃう。あ、あの、あの、喫茶順したうちの女の子。 ああ、さっき女の子さんが安ざでしたよ。 はあ。よかった。ありがとうございます。 はあ。よかった。はあ。よか。は。先生 ごめんね。おさに突き添っててあげられないで。 お客様ほっとくわけかないから。 でもない。こんな立派な病院でお散させていただいて。 今赤ちゃんに会ってきた元気な女の子。おめでとう。 みんな先生のおかげださい。 ただ赤ちゃんの席どうすんの?あんたの席はわかんないし。どこに出世届け出していいんだか。 すぐ私の席へ移して私の席に入れます。 赤ちゃんの父親には認知してもらえんの? 父親は死にました。 そう。あんたがその覚悟ならあんた1 人の子供としてに入れるのね。 はい。それでいいのね。はい。 あ、そう。名前決めなきゃね。 名前はた子と決めてます。 たか子尊い友で貴族の木です。 たこ一般名前しっかりした。いい子 なきやった。おっぱいの時間ですよ。 お母ちゃん ちょっと待ってね。元気に生まれてきて くれてありがとう。どうしびね。はい。あ 、あんたの名はよいしょ よ。私見て笑ったね 。 その時の嬉しさは今も忘れない。子供ってあんなに可愛いもんだとは知らなかった。この子がいてくれたらどんなことだってできると思った。 [音楽] すぐ京都から戸籍を抜いて先生の住所に移し、自分 1 人の戸籍を作ってた子の出世届を出した。子の父親のことは誰にも話さなかった。 [音楽] あ、す、 いいのよ。 私が仮におっぱい飲ませるわけかないから。 [笑い] たくさん飲ませてあげなさいよ。 はい。うん。うん。 [音楽] ありがとうございました。 いちいちお礼なんて言うことないのよね。 本当にお父せながら働かせていただけるとこなんてもう他に荒らしまんまにありがたい思ってます。たかついも [笑い] いらっしゃいましいらっしゃいませ シんかあんたこの子を見通て家出たんですか? すいません。ご心配かけて 父親は松の言うを会いに いいえほなどこの誰どすなんよ。 父親はいてしまへん。死にました。うち1 人の子供す 産んでしもたもん。今更どうしようもらしまへん。お父ちゃんてな。あんた家出てからどない心痛めたったか。 発泡手尽くして探して松野さんかてお寺も 親も捨ててあんたと一緒になるって宇宙も 見え てあんた見つかるのもまたあっ たけど松野さん諦めて家へ頭帰ってしま はった しお父ちゃんは今まで新聞してやはった けど今度あんたが勝手に席抜いて生まれた 子供の出世届け出したこと知って とうと切れは張ったんだっろ。しずとは親子の縁を切る。 2度と宇宙の式たがせへんて。 みんな覚悟の上どす けど今のうちやったらまだなんとかなる。この子よそへ幼女に出してみ 1 つなって帰ってきなくある人かてちゃんと探してある。 そしたらお母ちゃん、お父ちゃん説得して あんたが帰ってこれるようにする境 。そのためにお母ちゃんお父ちゃんに内緒 で東京に来たん やな 。あんたの一生をかかった大事な時や。 ここで決心せな。せっかく来てくれはった のに申し訳けど 。帰ってくるやつ。 うちのことは忘れ て死んだと思ってる。 [音楽] あんたいい加減にして寝なさいよ。夜中にたくちゃんのため何度も受けなきゃなんないの。少しでも睡眠って無理しないように。 気に好きにやれることだけやらせていただいてます。うちにはお気遣いなくお休みください。 あんた本当に今のまでいいの?今だったら京都に帰れるのよ。 そのことはもう先生にはご迷惑でしょうけど、なんとかこちらで うちはあんたに行ってもらって助かってるからいいけど。けどお母さんのお気持ちも分かるしね。 母かて死んでも高く手放すもりのないうちの覚悟はようを分かって諦めて帰りました。親子の縁を切られてこれでも後ろ振り向かんと生きていけます。 それ であの先生 にお願いしたいことがあるんですけどうち 美容学校に会話せていただけませんやろか ?え、こちらへお世話になるんやったら 美容師の資格取りたいんです。え、皆ほど 知らずなお願いやことは よんとうとそういう気持ちになってくれた の 。許す か。 ただこれも扱わしいお願いですけど、学費を前狩りさせていただいて 12 前になれたら働いてお返するいうことで 学費のことなんか心配することないの?私はあんたがそういう気持ちになってくれたのが嬉しいんだから。 今だから話すけど、私にも娘がいるの。え、 あんたより5 つ上かな。長いことうちに寄りつかないでどんな暮らししてるんだかおめと思ってないけど。 先生のお嬢さんがうちと同じこと 不思議よね。 そういう娘持ってる私にとかあんたが来る なんて 。そういう娘持ってたからあんたのこと ほっけなかったのかもしれない 。 ただあの子とあんたは違うの 。あの子がうちを出たのは親が行けなかっ たのよ 。私たち夫婦は私がこんな仕事持ってる でしょう。どうしても尿房としての役目が おるかになるでしょう 。亭主が浮気し て不減価が耐えなかったからね。とうとう 離婚した けど中学高校ってそんな漁師見てて耐え られなかったんでしょうね 。いつか飛行に走っ てうちを出 て変な男作って私んとこにお金びに来ても 私が渡さないもんだ からいつの間にか消束わかんなくなっ てその弟子 も私と離婚した後すぐ亡くなっ て1人ぼちになるとね 、何のために家庭壊してまたガツガツ働い てきたんだろうって虚しくなるの 。店を大きくしたってついてくれる人い ないのにね 。そんな時あんたと巡り合ったの 。娘が帰ってきたような気がした。今は もう本当の娘だと思ってる。私も買ったよ ね。うん。 あんたが美容師の資格取ってずっとうちにいてくれたら私が店をここまでにした苦労も無駄じゃなくなる。 先生、 あんたを縛るつもりはないの?あんたは自分の思った通り生きればいいの。ただ私はあんたが美容師の資格を取りたいっつってくれたことが娘が言ってくれたように嬉しかっただけ。 ありがとうございます 。うん。ただ先生、あの、美容学校にやく てありますね 。昼は今まで通りでお仕事させて いただきし、それから高連れて帰えるのか どうか。何も行かなくたって昼間 行き合いじゃないの。たかちゃんだったら 私たちが面倒見てる。 地雷へご迷惑をかけしてまで通うつもりはありませんし、それに子はいつも私のそばに置いて面土見てやりたいんです。それが無理やったら諦めます。 はい。東部各部の名称について 春野先生のお力添えでね、高音部して教室へ入れてもらってかると慌てて廊下へ出てお父やったりお使えたりして [音楽] 何もそこまでしなくたってた子は私が愛した人なの私のそばにいて欲しかったのうちの会社にもチェーンの病院にも必ず宅自し置いてあるでしょ。 うん。それはその時のおばあちゃんの経験 から子供のある人でも安心して働いて もらえるようにという配慮なの。ただ高子 は誰にも抱かせなかった 。あの 人たさん は誰にも触らせたくなかったのよね 。うちの母さん幸せだったんじゃない? の資格も取れて1人前の仕事ができるよう になったら本当にお客様を美しくすること が楽しくなってね。毎日夢中で働い た私の働くお店の隅で高くはいつも1人で 遊んで大きくなってくれた 。私の姿が見えるとこにいることで安心し て育ったのね。幼稚園にも行かずに1 人遊びの上手な子になってた。高子は春野先生にも孫みたいに大事にしてもらって 高子が小学校へ上がる頃には私がお店を引っ張っていく立場にまでなって春野先生はいい冒継者ができた。 ちゃん、こんにちは。 この店はちちゃんに譲って私は楽居させてもらうって。 いつも幸せそうに笑ってくださってた。 はい。洗いますね。そんな時だった。 今日も1日無事に終わった。はい。 あら、たかこちゃん お母さんに聞きたいことあれたのに待ってたのにね。待ちく食べれて寝ちゃった。 そのままで私お湯したくしてしまいますから。 かこちゃんお肉好きだからすき焼きの材料買ってきた。 あ、すいません。ありがとうございます。 かこちゃんね。はい。 今日学校でお父さんって大作分描かされたんだって。お父さん死んじゃって知らないから書けなかったって。あんたお父さんのこと高かちゃんに何も話してないの? いつかそういう時が来ると思ってました。 あら、たかこちゃん起きた。私がお飯の支度する。あんたたかこちゃん泣いてしてあげて。すいません。 母さん、ちょっと待ってね。 たか子ちゃん、母さん、お父さんの話して くれるって 。ささ。オッケー。 この人が高子のお父さん。なんだそれ? 私が京都に帰らないって分かった後、母が私の荷物を送ってくれましたでしょ。その中に入れてくれてあったんです。みんなお母さんとお父さん。 [音楽] そうよ。 お父さんといろんなとこ行った 。母さん、お父さんのことが大好きだって 。お父さんもお母さんのこと大事に思って くれて。だから高子が生まれたのよ 。お父さんはまだ大学へ通ってて勉強の 好きな優しい人だった。 けど結婚式をあげる間近に急病で亡くなっ てお母さんお父さんのお嫁さんにはなれ なかったの。その後で子がお腹の中にい るって分かったの。母さんね 。高子はお父さんの生まれ変わりだって 信じた。嬉しかった。だ からお嫁さんにはなれなかったけど高く 産んだの。 母さん、今でもた子の中にお父さんがい るって思ってる。高川さん生きていけるの 。一生懸命働けるの [音楽] 。だから高か子はお父さんのこと誇りに 思ってね、自分を大事にして生きてって ほしい。 はお父さんがいないと寂しい。ん? お父さんはた子と一緒にいてくれるんでしょ? うん。 た子には母さんがいる。くおばさんがいる。お店の人たちだっている。寂しくなんかない。 たかこちゃん。 たかこちゃんはうちの子。寂しい思いなんかさせない。なんか絶対させないからね。 [音楽] ごめん、ごめん。お腹空いちゃったね。油 の下くするからね 。 あんたいい 思い出胸に抱いてその人と生きられる なんて幸せかもしれないよ。 手いっぱい惚れ ていい人だって信じて 。その人と結婚したって一緒に下したら そうはいかないの 。いつかお互いに穴が見えて喧嘩になるし ね 。あげ君に停に文句言われて浮気されて こらん 。結婚しただけにボロボロになっちまう 。そんな親を見て育った子はいい子に育つ 通りがない。あんたみたいな生き方言う ことない 。私 はそれで生きていけても私の思いが高くに 分かってもらえるかどうか。大丈夫だよ。 あんたが今のまま一生懸命生きていけ ばただ分かってくれる。 同じ女のはい、突き焼きできました。 先生、先生、先生、 先生わちゃん、先生、 わちゃ、先生、わちゃん。 救急車ですぐ病院に運んでもらったんだけど、病院へつく前に亡くなってた。 [音楽] 濃動脈龍晴れとかいう病気 であんな辛いことおばあちゃんの一緒には なかった [音楽] ね。よくお帰りになりました 。先生がどんなに心配した腕だった か最初喜びになりますでしょう。全くお金 になるようなものなんて何にも残ってない んだから。貯金通知を見つけたって20万 足たらずしか残ってないし。店回して随分 立派になってたみたいだけどそれでお金 使っちゃったのかね 。死んじゃったら全部処分しなきゃならな いってのに。 そんなもんにお金かけてバカバカしてあれしない。とにかくここ全部処分しないと相続税を払えそうもないのよね。だからそういうことであんたにもここ出てってもらわなきゃならないのよ。 長い間こちらへお世話になりました。先生のこと先生のことよろしくお願いいたします。 はあ。ご苦労様。荷物待って。ここがたちのお家。 [音楽] そうよ。 お風呂もないの? 近所にね、お風呂屋さんがあるんだって。そういうお風呂も楽しいわよ。 父さんがいたらこんなとこで暮らさなくても死んだかな。 [音楽] お父さんは高子のそばについていってくださるのね。だから母さん頑張れる。た子のために頑張る。 [音楽] たはガさの命だからね 。ね。そうだ。今日のことね、お父さんに お話ししよう 。お父さんと一緒に頑張ろうって約束 しようね 。 [音楽] きお父さん笑っていってる。 母さんと3 人で頑張ろうねって。そうね。そうね。私たち辛い時も嬉しい時もアルバムの中のお父さんの笑顔見て話しかけてた。 [音楽] [音楽] いつも3 人一緒なんだっていう気持ちで心が安られた。 ただ春の美容室を追い出された時だけは さすがのおばあちゃんも落ち込んで たけどその人はやっぱり私を守ってくれた の。今でもそう信じてる。 あんた泣いてんのね。あ、いや、ごめん、 ごめん。いや、あんた見ててついもほろと してしまった。あんたこの店のゆかりの人 かいな。ああ。いや、綺麗な涙やった。 美人が泣いてるはええもんやな。ちょ、 ちょ、ちょ、待ちいな。待ちいな。待ちい な 。わ、この店こ太とやけどな。いや、 持ち主が売り急いでた。もう叩いて叩いて 安たんえねんけどああどうしたもんか試合 して見に来てた やらまあこの辺りは将来発展すると見込ん だとこや。ま、ビルでも立てたら儲かんの は分かっ てるけどな。今ワの会社ビル2つも立て てるとこでなここまで手へんねん。食べ物 屋でもしょうが思ってんねけど、ま、内装 すんのにも結構銭に食いよるしな。人任せ にしたら上がりごまかされたりしてうん。 このまま売ってしもった方がええかと思っ たりしてそしたらあんたに思ったん やんですか ?こちらで住み込みの師させてもろてまし た。また関西の人か? 京都です。 京都?あ、さすが京都の女は違うわ。涙を 4人を取る。惚れたわ。 失礼します。 ちょちょちょちょいな。あんたなんで泣いてて 亡くなった。こちらの先生にお世話になった頃のことが懐かしくて。 ああ、そうか。 あんたここ追い出されたわけや。それで今どなせんねんな。いやな。あんた泣くほど懐かしいんやったらあんたにここやってもうええよ思てな。 私店お借りしお金なんてありません。 誰が貸すなって言うた?え?あんたに任すんや。儲けは切犯や。あんたの腕次第で何ぼでも稼げる。 こういうことはな、月給戦にしたらあかん ねん。ただつってるだけで月給もらえるん やったら誰が一生懸命働いたなんかする わけやな。少しでも自分の儲けになるを 思ったらまあ人間少年入れてやるもんや。 これでどうする ?あなあんたの涙見てあんた信用できると 思うてんや。これは真面目な話やで。 悪い話はない思うんやけどな。 こういうことは立ち話して決めることって ちゃうな 。こんばんは。一緒に飯でも食いながら 怖いこと相談しょな 。これ なこういうもんですわ 。で、こんばんは。6時にここに来てえな 。タクシーに乗ってここ行って言うたら 連れてってくれるわ。タクシー台は店のお に払うよう言うとこい。あ、ほらな。え、 いいと。 このままどことではい。そです。 うん。はい。ここよ。 ここ誰のお家?お母さんの知ってる人のお家? ここでねお話があるの。大しく聞いてたよね。 お連れ様がお見えになりました。ほんまかえな。ほ、いやよ。来てくれたなあ。もしかして振られるんちゃうかと思ってたんや。 お言葉に甘いまして寄せていただきました。 あた地下鉄で来たんやで。 はい。 女将がタクシー台と周備払うつもりで迎えに出てたのにで嫌悪かったで。えあ、わけのわからん男には美しも仮は作りとはない。あんたはそういうしてなんや。 私の身分ではタクシーなんて贅沢スの高子どすで 1 人留守番させるのが不便で連れてまいりました。お話が済み次第失礼させていただきます。 お食のご心配ただきませんように。 いやあ、これ参った。あんたにのした心まれてしまってたわ。そたら子供連れて来られたんでは手も足も出されまへんわな。 お気にしませんでしたらお話を伺うこともございません。 せっかくお招きいただきましたのにご行為を無にするようですがこれで 何もそんなとんがったせんでもビジネスとこれとは別や。たおちゃんやったな。 はい。たちゃんパは お父さんはいません。私が生まれる前に亡くなりました。 それじゃあママとずっと2人で 死んだってお父さんはいつも私たちと一緒です。 母さんはた子の中に父さんがいるんだよって。だからこと一緒にいると頑張れるんだって。 ええ、たかこちゃんのお母さん素晴らしいお人やな。おいちゃんますたか子ちゃんのお母さん気に入った。色気抜きであの店あんたに任せる。 田子ちゃんのためにも金儲けできること 考えながらりゃや。今は高度成長で景気は うぎりや。女は誰でももう美しいなるため やったら金島時代が来てる。え、神言う てるだけではもう話になれへん。美願術 から得て化粧品にまで手広げることを目標 にしてな。あんたやったらできる。低守護 や男に弱い女。あかん。そっちに聞い取ら れて仕事に打ち込まれへん。お前な。 あんたに見事に振られてあんたは信用 できる女やと見込んだんや 。いろんなアイデア持ってる。あんたを 通してその世界で一流と言われる会社作り たんや。うん。ビルばっかり立ててんの。 飽きた 。前の夢あんたにかける。頼むで 。たおちゃんのお母さんな。 今日からおいちゃんの大事な仕事のパートナーや。高ちゃんとも仲良してもらな。えと同じになろうな。よろしくな。り、おきり。今日は出人式や。盛代にありまよ。 [音楽] その人西川のおじちゃまでしょ。そう。 私覚えてる。あ、そう。 よくいろんなもの頂いたなあ。 面白いことばっかりっていつも笑わせてくれてた。 ミキが4 つくらいだったかしら。なくなられたの。 うん。 今のおばあちゃんの会社は西川さんのお力があったからなの。時代を読む目を持ってらっしゃね。病院のチェーン店からエステの専門店化粧品の販売までも全部にしかさないでアここまで伸びたの。 でもおばあちゃんには指1本触れなかった 。おばあちゃんのその人への思いを大切に してくださって 。それに高子にはお父さんと一緒に食べ なさい。もういろんなものいいそれを 高バム見ながら食べたりしてうん。うん。 お父さんの話をした。 過去に寂しい思いをさせた覚えはなかった んだけどね 。やっぱり現実に父親がいないってこと は答えていたのかしらね 。その人を愛してたっていうだけで父親の ない子を産んだ私を恨んでたのかもしれ ない 。いつか高くは人を愛することを恐れると いう かうん。拒否するようになって た父親のない家庭を不幸だと思ったん でしょうね 。だからきちんとした家庭を作ることだけ に執着してただ真面目だけがトエの人相手 に選ん で私の意見も聞かずに結婚してしまったの 。 その頃 から私を経遠するようにもなって 、 私一生懸命やってきたつもりだった 。妻としても母としても精一杯のことして きた 。あなただって私には火の打ち所のない夫 で子供たちには最高の父親だと思ってた 。夢は叶えられたはずなの にどうしてこんなことになってしまったの ?私の何がいけなかったの ?君は父親がいないことを承知して君を 呼んだお母さんを恨んでるんだろうがね 。お母さんは君に不な思いをさせるような ことをなさったのかね 。君は立派に教育も 受け人並以上に豊かな生活をさせてもらっ て結婚した。結婚してからだってどれだけ お母さんに助けられてるか 。お母さんに感謝したって恨むなんて バチ当たりあなたに父親のいってことが どんなに最もか分かるわけない。から どんなに素晴らしい人がどれだけ聞かされ たって何の役にも立ちはしない。 私は子供たちにだけはそんな思いさせたくなかったなのにミキは今母と同じことして私と同じ子供を産もうとしてるの。それがどんなに不幸なことか分かりもしないで。 ただいま。 よかった。帰ってきた。 ご心配かけて申し訳ありませんでした。 しばらくね。 やっぱりおばあちゃまのとこへ行ってたの。 お ばあちゃまに初めておばあちゃまのこと色々話してもらった。私ケの赤ちゃんうむ。おばあちゃまと同じ生き方したい。それでおばあちゃま幸せだったんだもの。 [音楽] たか子はあなたのお父さんにたくさんいい思い出をもらったわ。あなたにも恵まれた。あなたと一緒にいるとお父さんがそばにいてくれるようでそれだけで幸せだった。 その思いに支えられて今まで生きても来 られ たけどそれは私1人の思いであっ て父へのないことがどれだけあなたを 傷つけてきた かあなたには償いきれないことしてしまっ たって後悔し てる恨も仕方がないって諦め てるそのことだってミきとはよく話した だったら不幸になるって分かってる子供を 産生むなんてバ鹿なこと。 父親って何なの?今だからはっきり言っておく。私にはお父さんがいる。母さんだっているけど、お互いに愛し合ってもいない夫婦を両親に持ってるくらいなら、父親だって母親だっていない方がマなの。私は心ついた頃からお父さんと母さんのこと変だと思ってた。 母さんはお父さんを愛していないんだってことが分かってきた。今はお父さんに他の女の人がいるってことも知ってる。そんな 父親を見てるくらいなら父親は死んじゃったってその思い出を大事にして生きている母親の方がよっぽどしだわ。母さんはそういうおばあちゃまに育てられたのよ。 おばあちゃから父親のいい思い出をいっぱい聞かされておばあちゃまが愛した人の分まで愛されて父親がいなくて不幸だったなんて母さん贅沢よ き 私は父親がいなくたって剣の思い出をいっぱいこの子に話して聞かせる。お前はそういう素敵なお父さんの子なんだよって。 形だけで心の通い合ってない夫婦を漁師に 持ったからなおのこと 。そういう愛に憧れるのかもしれないけど 私はこの家追い出されて も親子の縁切られても生産見ます 。おばあちゃんのように幸せに生きていく 希望が持てたから。 私にはうむなとは言えなかった。 子 が自分と同じような子を生産生ませたく ないと思ったら母親として反対しなさい 。ひしさんも父親としてミきとよく 話し合って 。今日 ねミきといろんなこと話してい て長いこと高も辛かったんだろうなと思っ てね。 私の勝手であなたは不幸にし ていつかは謝らなきゃと思ってた 。今まで言えずにいたこと、詫びなきゃ ならなかったこと今日はっきり言っとき たくて 。ひしさん 、高子をこんな子にしたのは私なんです 。私はこの子がいてくれたから幸せに生き てこられ たけど高子はどんなに辛いことだったか 。 高校ごめんね。やめて母さん 。私は母さんにどんなに大切にされてきた かよくわかってる 。母さんはどんな仕事をしててもいつも私 を見守ってくれてた。父親の役目まで立派 に果たしてくれてた 。それを知ってて も父親のいないってことが答えてた 。友達と違うってことで惨目な思いもした 。だ から母さんみたいな生き方だけはしたく なかった 。小さい時から憧れて た方や家族が欲しかった 。だからひしさんと結婚もした 。精一杯私にとって理想の家庭や家族を 作ることに努力もしたの。それが私の 生がいだったし、その夢が叶えられたと 思っ た けどミキのことで一ぺに壊れてしまった。 違う 。壊れてしまったんじゃない 。元々壊れるもんなんてなかったの 。私は何も作ってはこなかったんだもんね 。ミキがそれを教えてくれた 。ミキの言葉は答えた 。愛のない夫婦を親に持つ より父親はいなくて も母親に愛された父親の思い出を聞かされ て育った方がずっと幸せって言われた 時ショックだった 。私は小さい頃、母さんから 亡くなったお父さんのことよく聞かされた 。お父さんとの思い出を話してくれる時の 母さんっ てそれは幸せそう で私も幸せになれた 。今でもそういう時のお母さんって忘れ ないけど。 私はミキに父親の話なんてしたことない 。話してやれることなんてないのよね 。娘に話してやれるような父親との思い出 なんてないんだもの 。 私ひしさんと はそういう夫婦でしかなかったのね。 ちょっと 前ひしさん から離婚しようって言われた 。ひしさんから理由を聞かされても納得 できなかった 。で もミキに言われ てやっと目が覚めた。 あなたに出て行かれても文句は言えないわ。たこ 火ミキには赤ちゃん生ませてやりたい。 亡くなった人 と生まれてくる子供を精一杯して母さんの ように悔いのないように生きてってほしい 。やっとそういう気持ちになれた 。ありがとう。 [音楽] さんのおかげで 私を不幸にしないで住ん で たこ くさんあったかい 。小さい 頃母さんによく抱きしめてもらった。 あったかく て心が安らいだ 。 私リキのおかげで何が本当の幸せなのかも 思い出せた 。自分のことも見つめ直した 。ミきを守っていく覚悟もできた。 さん 、いつまでも私たちの味方でい [音楽] てお疲れ様でした 。でもあなたにいていただいてよかった。 私1人でミキの心配してたらどんなことに なってたか 。今日からあちらいらっしゃるんじゃない んですか?いらしてくだっていいんですよ 。離婚届けにも反応させていただきます 。子供たちだって別れること知ってるん です。もう取り作ろうこともありませんし ね 。あなたのおっしゃる通り私が行けなかっ たんです 。そのこと子供たちの方がよく分かってる んですもんね 。私にあなたを引き止めする資格なんて ありません。どうかあなたのお好きに なさってください 。長い間 嫌な思いをさせて申し訳ありませんでした 。私たちはやり直せないのかも。 子供たちにいなくてもいい父親だなんて 言われた まま出ていけるわけがないだろう 。ミきのことがあって君は変わった 。今の君と ならやり直せるような気がするんだ。 やり直したいんだ。 子供たちに自分の両親は愛し合って 素晴らしい夫婦になったって思われたい じゃないか。今の君とならそういう夫婦に なれるって気がしてるんだ [音楽] 。 [音楽] やっぱりもう遅いのか 。 あなたどこへも行かないで 。どこへも行かないで。お願いします。 [音楽] お願したか子がね、うちで仕事する気になったなんて。うん。 [音楽] どういう風の吹き回し?私はね、この会社誰についでもらうつもりもないのよ。 私だってそんな気持ちありませんよ。 ひしがね、君も仕事持った方がいいんじゃないかって進めてくれて、家でじっと待ってられたんじゃも子供たちも息が詰まってしまうんじゃないのかしらね。 急にひしさん、ひしさんってま、結構なことですけどもね。 ひしたら今まで私にあしろとかこうして欲しいって言ったことなかったのにここんとこうるさくなっちゃってね。 うん。でも私のことを色々とこう考えてくれてるんだってわかるからありがたいと思って。 ご馳そ様。 けど仕事モてって言われても私の年になったら雇ってくれるとこなんてないし母さんとこなら手伝わせてもらえるかなと思って。 うん。何ができるかわからないけれども、ま、外の空気を吸ってみるのもいいでしょうね。 あ、ミキはどうしてる? 生まれてくる子供のこと考えてうちでできる仕事探すって。 あ、そうなん。 その前に行っておきたいところがあるからって今日出かけた。 どこへ? そう、もう母親がとやかく言う年じゃないし、今まで随分厳しくしてきたけど、それが帰って恨めに出たみたいだしね。 もう子供のことは卒業して自分を大事にすること考えなさってひしが ここで仕事をするつもりならいい加減な気持ちじゃだめよ。プロになるのついてこられなかったらやめてもらう。いいわね。 はい。 [音楽] [音楽] あれから1月ほどして私はどうしても祖母 の恋人。私の祖父になる人を一目見たくて 祖母にも内緒でその人の寺を尋ねました。 [音楽] まあ、住職さん、おかげはどですかH ないかご用ですか?この人に聞いても何も分かりませんよ。もう中へ入ります。 ああ、誰なん? 誰だ? 嫁の私の顔もわからんとです。あれ?おじいちゃんまたよ。 使えうん。大丈夫。美味しそう。母さんとこでみんな揃って食事するなんて私が結婚してから初めてよね。うん。 外で食べるつもりでもう席やしていたのにもう 帰って手がかかって大変。 ひしのお誕生日祝なの。母さんとこで集まりたいっていうひしの希望なの黙って聞いてあげて。 はいはい。 お父さん気い使ってんのよ。母さんとおばあちゃまがうまくいくようにって。 司さも仕方なく来るみたいだしね。 お父さんの夢なのかもね。 うん。 みんなが揃ってお食事するっていうの。 うん。 この写真、 おじいちゃもみんなと一緒にいたいでしょ?今お父さんが生きてたらどんなお父さんになってたかしらね。案外おばあちゃまとうまくいかなくて別れちゃってたりしてる。 母さんは そうね。思い出だけの方がいいのかもしれない。 いつまでも素敵な人でみんなの心の中に生きていてくれるものね。お父さんと司さだ。今夜みんな揃るんですよ。いつも守っていただいて [音楽] ありがとうございます。どうぞ。 こんばんは。はい、いらっしゃい。 言葉にお邪魔しました。え、どうぞ。お父さん、 お父さんジじん。 あ、 [音楽] いいな。ね、お願いします。 はい。た、さ、です。たくさんいた。今日はいっぱい食べたよ。 [音楽] あ よ。

涙そうそう~この愛に生きて~ – 黒木瞳主演、愛を支えに生きたヒロインとその娘たちの絆を描く。脚本は橋田壽賀子。共演は上戸彩、賀来千香子、三浦友和、伊東四朗、いしだあゆみ、泉ピン子、西田敏行ら。
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