金価格は1オンス3万ドルも?マネーサプライと金価格の危険な相関
金価格がついに、1オンス3,000ドルの大台を突破しました。
市場は騒然とし、メディアには「今が売り時だ」と叫ぶ声があふれています。
著名な評論家やトレーダーたちが、一斉に「ここが天井だ」と勝利宣言をし始めています。
しかし、こうした光景は、決して新しいものではありません。
実際に、歴史を紐解けばわかるのです。「天井狙い」は、往々にして愚かな試みであるということが。
利益を最大化する投資家とは、天井を完璧に当てた者ではありません。
本当に報われるのは、調整や暴落といった市場の試練に耐え、
長期的な強気相場の本当のクライマックスまで、握り続けた者なのです。
視野を広げてみましょう。
1970年代、金は1オンス35ドルから850ドルへと、およそ24倍の暴騰を見せました。
銀に至っては、それをはるかに上回る上昇を記録しています。
その背後には、ブレトン・ウッズ体制の崩壊、激化するインフレ、
そして世界中を揺るがした地政学的な混乱がありました。
あの時代の金と銀の動きは、単なる価格変動ではありませんでした。
それは、数十年という単位で進行する“通貨不信”という巨大な波の、一つの表現だったのです。
今、私たちは再び、その波の只中にいます。
「今売るな」──それは感情ではなく、歴史が語る冷酷なロジックなのです。
【タイムテーブル】
00:00 オープニング
01:47 1.紙の約束が崩れた日──資金がハードアセットに殺到した瞬間
03:29 2.中央銀行の“金回帰”──買いが示す未来
05:40 3.量的緩和という禁じ手──ドルの価値はなぜ蝕まれているのか
07:48 4.米国債から金へ──『安全資産』の主役交代
09:37 5.3万ドルの論理──マネーサプライと金価格の異常な相関
11:34 6.真の勝者は誰か──歴史が語る投資の鉄則
13:19 7.未来の価格を決めるのは、あなたの“握力”だ
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