ウクライナ軍が待ち伏せるドネツクの道路にロシア軍の車列が突っ込む恐怖【ウクライナ戦況図】ロシア金欠!原油価格下落で国家破産直前
【4月4日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム:https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:38 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:21 ロシア情勢&ウクライナ情勢ニュース
1:32 ロシア石油収入連続減少で政府赤字膨らむ
3:01 デンマークがウクライナに大型軍事支援 韓国も
3:34 ウクライナの地上ドローンが3人の負傷兵を救出
4:30 各地域の戦況
5:10 ロシア領クルスク、ベルゴロド、ハルキウ方面の戦況
7:11 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 トレツクの戦況
9:55 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
13;48 後方地域の爆発炎上事件
14:29 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
14:45 ロシアそれでも戦争を止められない理由
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最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!毎日戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクライナ軍の損失は?
データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
—
戦況図と並んでよく見られているウクライナとロシア情勢のニュースコーナーです
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ロシア政府の収入が大きく減少し続けています
ロシア財務省は、
3月の石油、
天然ガスからの税収が昨年比17%減の1兆800ルーブル(1兆8000億円)になったと発表しました
昨年同時期と比べ2300億ルーブルの減少となります
この状況についてTインベストメンツのチーフエコノミストのドネツク氏は、
「この損失は大きく、
追加の国債発行か、
わずかに残っている国民福祉基金からの補填のいずれかが必要である」としています
また今後についても「原油価格は政府予測より30%も低く、
今後ルーブルは2割程度下落するだろう」と指摘し、
ロシア政府の赤字は2月末で3兆8000億ルーブルで、
赤字は予算より1兆ルーブル上回っています
また石油収入をプールしていた国民福祉基金について、
フィナムのエコノミストのベレンカヤ氏は、
「基金の3分の2は使い果たされ、
残り400億ドル(6兆円)を切った
今年ウラル産原油が50ドル以上を維持できれば1年は持つだろうが、
それを下回れば、
ロシア政府は支出の削減を行なうことになる」と警告しました
ちなみに現在ウラル産石油価格は53ドル程度と推定されます
2番目
デンマークはウクライナに対し新たに67億デンマーククローネ(1400億円)の軍事支援パッケージを発表し、
防空システムや弾薬、
ウクライナ空軍への財政支援を行なうこととなりました
また韓国は新たに1億ドル(150億円)の支援を行なうと発表しました
外相会談では、
ロシアと北朝鮮の軍事協力についても協議したとのことです
3番目
ウクライナのデジタル変革省のフェドロフ大臣は、
ウクライナのテクノロジー企業が開発した地上ロボット「アルダル」を使い、
包囲された陣地から負傷者3人を救出することに成功したと発表しました
場所は公開されていませんが、
映像などからクピャンスク方面と考えられます
3人は最前線で負傷しましたが、
ロシア軍の砲撃とドローンによる監視の中で1か月以上動くことができず、
これまで様々な救出の試みが行なわれましたが、
うまくいかなかったとのことです
今回の作戦は50人以上の救出チームを結成し、
電子戦システム、
UAV無人機を使って敵の注意をそらしながら行なわれ、
17キロの距離を移動して戦場を脱出し、
救出することに成功しました
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で、
フルスクリーン表示にしていただくと、
町並みや日付とともに追いかけることができます
説明にあたり、
これまでこの分野で起きた様々な出来事を参考に、
ルジアンやRuzzian軍など、
YouTube用に最適化した表現を使用しています
また、
海外から毎日聞いている人が一定数いますので、
数時間後に、
聞きとりやすい英語の副音声を公開しています
●北東部 クルスク、
ハルキウ方面
Ruzzian軍が奪還作戦をおこなっているクルスク、
ウクライナ軍が越境攻撃を行ない
侵攻したベルゴロド、
そしてハルキウ方面の戦況についてお伝えします
○クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
はれ
最高気温17度、
最低気温3度
今日の天気予報も、
はれとなっています
天候は周期的に変化し、
雨が降れば地面がぬかるむ季節となり、
装甲車の使用にも影響が出てきます
この方面でRuzzian軍は28回の攻撃、
20回の空爆をおこないました
そのうち昨日もお伝えしたグエヴォの集落の
北の地図の場所では、
今度はRuzzian軍が陣地を構築していて、
支配が入れ替わる激戦となっています
ご覧いただいているのはRuzzian軍のもので、
地図の家から周囲を警戒しているところで、
時折空爆の音も聞こえます
今のところは戦況図に変更はありません
それ以外は戦況図に影響のある情報はなく、
ウクライナ軍は多数の攻撃を撃退しています
○ベルゴロド方面
この方面ではルジアンが奪還作戦を開始し、
Ruzzianの軍事ブロガーによると、
ポポフカとデミドフカで
地上戦となっている情報がありますが、
確認できるものはなく、
戦況図に変更はありません
○ハルキウ方面
この方面でルジアンは今日も2回
攻撃をおこないましたが、
戦況図に変更はありませんでした
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから、
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で4回、
スバトベ・クレミンナ線は21回、
シベルスク周辺では5回、
チャシフヤール方面で6回、
トレツクの方向は28回攻撃を行ないました
○スバトベ・クレミンナ線
この方面でルジアンは歩兵による攻撃を行ない、
前進を試みています
そのうちノヴォリュビフカの北では、
位置情報付きの映像によるとルジアンが前進し、
ウクライナ軍がドローンで応戦しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
大統領旅団のCi4チームのもので、
地図の場所の様子となっています
戦況図では、
ノヴォリュビフカの東にある
バルカジュラフカはルジアンが占領したとして、
またルジアンが撃退された付近は
係争地の拡大として更新しました
面積は4平方キロになります
○トレツク方面
この方面でRuzzian軍は15キロ先の
要衝コンスタンチノフカに向け、
トレツクの正面突破を試みていますが、
市街地で苦戦を強いられています
一方この方面の第49突撃大隊の
スコリナ指揮官は、
ウクライナのテレビに登場し、
この方面の戦況について、
「敵は多数の損失を出し続けているが、
オートバイやバギーで攻撃する
小規模な歩兵グループの時もあれば、
装甲車や車両を使う大規模な
突撃を行なうこともある
最近敵は上水、
下水管を使って攻撃を行なっていて、
どこからか地図を盗んで情報を得ているようだ
しかし我々は出口で迎え撃っている」
と地下のパイプを使って
ウクライナ軍の裏をかく攻撃を
続けていることを説明しました
そのうちトレツク市街地では、
激しい地上戦となっていて、
位置情報付きの映像によると、
地図の高層アパートに取り付いたルジアンを
排除していて、
この場所が最前線であることが確認できます
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
キジャーク国家警備旅団のもので、
地図の建物を内部まで
じっくり観察している様子となっています
これを含めてルジアンの攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
コスティアンティノピル、
ヴェリカノボシルカ方面の戦況について
お伝えします
この方面でルジアンは、
ポクロフスク方面では80回、
コスティアンティノピル、
ヴェリカノボシルカ方面で18回
攻撃をおこないました
○ポクロフスク方面
この方面ではRuzzian軍の増援が
次第に疲弊していますが、
攻勢を続けています
1番目
ポクロフスク東側の、
占領地のティモフィイフカから
エリザヴェティフカの方向では、
Ruzzian軍が機械化攻撃を仕掛けました
ご覧いただいているのは
ウクライナ側の撮影した映像で、
地図の付近の様子となっています
Ruzzian軍は前線に出る前から地雷を踏んで
出鼻がくじかれ、
地図の場所でウクライナ軍のドローン、
砲撃、
多連装ロケットにより撃退されました
この場所は1月にはRuzzian軍が
エリザヴェティフカまで前進していましたが、
今では前線に出るのが精一杯となっています
戦況図に変更はありません
2番目
西側正面のノヴォエリザヴェティフカでは、
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍が集落に空爆した後に、
装甲車両が突入し、
集落内で地上戦となりました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第5重機械化旅団が撮影したもので、
レオパルド1A5がルジアンたちのいる建物を
観察している所となっています
これによりルジアンが建物ごと排除され、
戦況図ではこの場所まで2キロの範囲で
占領地を縮小させ、
係争地が拡大したとして更新しました
Ruzzian軍は12月から4か月かけて
前進した分を1日で失ったことになります
それ以外のルジアンの多数の攻撃は
前進につながらず、
戦況図に変更はありません
○コスティアンティノピル方面
○ヴェリカノボシルカ方面
この方面でRuzzian軍は大規模な
突破を試みました
1番目
アンドリーフカの西では、
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が
連日機械化攻撃を行ない、
今日はオレクシイフカの方向に2個小隊で
攻撃を仕掛けました
ご覧いただいているのは
ウクライナ側の撮影したもので、
地図の場所の様子となっています
しかしRuzzian軍には
地雷除去車両がなかったため、
道路をまっすぐ通るしかなく、
先頭車両は地雷で破壊、
後続の前進が停止し、
