ミャンマー大地震で建設中のビル倒壊…中国企業に疑惑 法定基準満たさない鉄筋使用か タイ・バンコク (2025/04/01)

大地震が起きたばかりのミャンマーで撮影された映像。
カメラが戦闘機を捉えた次の瞬間、撮影地点のすぐそばが攻撃されたのです。

ミャンマーの震源地近くでは内戦が続いています。

3月28日に起きた、ミャンマー中部を震源とするマグニチュード7.7の大地震。

地元メディアによると、これまでに2719人が死亡、4521人が負傷し、441人の行方が分かっていないとしています。

震源地に近いザガイン地方では救助作業が続いているにもかかわらず、国軍による空爆が行われています。

標的となっているのは軍事政権と対立する民主派組織や、少数民族の武装勢力が支配する地域。

内戦状態のミャンマーでは地震発生後、被災地の一部を支配する民主派組織が2週間の戦闘停止を発表しました。

しかし、国軍による空爆が続いて人道支援などに影響が出ているとみられます。

民主派組織幹部:
私は、国軍の兵士が被災地で人々を助けるふりをしながら、実は攻撃している事実を皆さんに強く伝えたい。

一方、地震によってタイの首都バンコクで建設中のビルが倒壊。

当時、ビルの中で54歳の父親が働いていた息子(29)は「結局、影響を受けるのは彼ら(企業側)ではなく労働者です」と話しました。

13人の死亡が確認され74人と連絡が取れていませんが、上空からの内部スキャンにより、ビルの17階から21階部分で約70人の姿が発見されたのです。

当局は生存者の確認を急いでいます。

このビルを巡り、工事を請け負っていた中国企業が法定基準を満たさない鉄筋を使っていたのでは、という疑惑が浮上しています。

3月29日には、そうした疑惑を裏付けるかのように、中国企業の従業員4人が一時拘束されました。

拘束された4人は工事に関する書類を持ち出したとされ、タイ警察は証拠隠滅の可能性もあるとみて調べています。

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