クロニック・ラヴ (Instrumental) / 中谷 美紀
「クロニック・ラヴ」(Chronic Love)は、中谷美紀の6枚目のシングル。
1999年2月10日にwea japanから発売された。
概要
前作「いばらの冠」から1年5か月振りとなる、中谷にとって初のマキシシングルである。
これまで在籍したフォーライフミュージックエンタテイメント/güt から坂本龍一が在籍する
ワーナーミュージック・ジャパンへの移籍第一弾作品。
″クロニック″ とは、英語で ″慢性の″ ″長続きする″ ″頻発する″ ″習慣的な″などを意味する。
制作背景
「クロニック・ラヴ」の
作曲者は坂本龍一であり、同曲は以前に
岡田有希子の
「WONDER TRIP LOVER」
(アルバム『ヴィーナス誕生』・1986年3月21日発売)、
坂本自身の
「Ballet Mécanique」
(アルバム『未来派野郎』・1986年4月21日発売)として既に発表されていた楽曲だが、
それぞれ詞と編曲が異なっており、
「WONDER TRIP LOVER」の
作詞はEPOが、
「Ballet Méchanique」の
作詞は矢野顕子とピーター・バラカンが手掛けている。
また、
「WONDER TRIP LOVER」の編曲はかしぶち哲郎、
「Ballet Méchanique」の編曲は坂本自身によるものである。
「クロニック・ラヴ」では
新たに中谷自身が作詞を担当し、出だし及びサビ部分が日本語、Aメロ・Bメロ部分は英語で
書かれ、坂本が新たに編曲した。
ギター演奏にはLUNA SEAのSUGIZOが参加している。
タイアップ
「クロニック・ラヴ」は
1999年に放送された中谷主演のテレビドラマ『ケイゾク』(TBS)の主題歌で、同ドラマの
映画版『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』(2000年3月4日公開)の主題歌には
「クロニック・ラヴ Remix Version」が使用された。
このバージョンは中谷のアルバム『私生活』、映画のサウンドトラック
『ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer』に収録されている。