花粉症の診察も…「オンライン診療」受診者が急増中 “待たなくて良いのが一番”クスリは薬局で受け取りや自宅配送

花粉がピークを迎え、耳鼻科が混み合うこの季節。

隙間時間で受診できるオンライン診療ですが、利用者が急増中だといいます。

しかし、気になるけどどうやって受けるか分からないという人も多いのではないでしょうか?
花粉症だけでなく頭痛などでも利用できるオンライン診療を実際に体験してみました。

都内のクリニック「クリニックフォア飯田橋」では、医師がパソコンに向かってオンラインで診療を行っています。

この日は花粉症の症状を訴える患者を診察していました。
この男性は1年で既に4回ほど利用しているといいます。

花粉症で受診した男性:
特にこの(花粉症の)時期って病院混むじゃないですか。混んでるところに行きたくないというのもありますし、やっぱり待たなくていいのが一番楽。

受診できるのは花粉症だけではありません。

ニキビ治療のために受診していた女性は、「出かけるときメイクしたくなるじゃないですか。そういうときにニキビとかに負担かけたくなくて、あまりメイクしたくないから自宅で受けられるのは利点」と話しました。

このクリニックではオンラインでの花粉症の受診者数が前年に比べて2.8倍と急増しているといいます。

クリニックフォア飯田橋・田島敬也院長:
オンラインの利用者はオンライン診療の認知度が上がっている影響もあって、うちのクリニックでは去年に比べて2倍ほど増えている。

でも実際に受けるのは難しそうということで、花粉症の症状が出始めたイット!スタッフが実際に受診してみました。

まず、予約前に保険証の写真を撮ってアップロードします。

そして治療したい症状と受診したい日時を選択。
時間は、平日なら7時から24時まで受診できます。

そして問診票を入力すると診察前にメールが届き、予約時間に添付されたURLにアクセスしてオンライン診療が始まります。

診察は5分ほどで終了。

診察後は支払い画面が出るのでクレジットカードなどで決済し、薬は自宅など指定の場所に配送されます。

今回、診察の翌日には自宅に配送されました。

青井実キャスター:
ここまでシステマティックになっているなら便利ですよね。

しかし、どんな症状でも受診できるのかどうか気になりませんか?

まず、オンライン診療が可能な症状は花粉症、そして片頭痛や気管支ぜんそくなど慢性疾患の継続処方。
またアトピー性皮膚炎だったり発熱などが挙げられます。

一方、オンライン診療が難しいものとしては、骨折や点滴など直接的な治療が必要なもの、または精密検査が必要なもの。
そして、意識状態の悪化など緊急性があるものがオンライン診療だと難しいため、病院に行く必要があるということです。

そして気になるお値段ですが、今回スタッフが花粉症の症状で診断を受けた際の料金は、初診料やシステム利用料含めて診察料が2200円。

そして、薬代は2カ月分で2930円。
薬は配送料無料です。

合計で5130円ということになりますが、実際に病院で受けた時との違いはというと、実際に病院で受けると診察料が千数百円くらいなので、オンラインでの差額はプラス1000円ほどになります。

宮司さんは花粉症持ちですがいかがですか?

宮司愛海キャスター:
ちょうど今の時期飲み慣れている薬を出してもらうだけでいいんだけどなと思うことがあるので、そういうニーズにはマッチするのかなと思いましたが、一方で自己判断が危険な場合もありますから、定期的に対面でかかりつけ医にかかるのも大事なのかなと思いました。

青井実キャスター:
対面医療との差額が1000円だから交通費とかを考えると、もしかするとトントンなのかなと思ったり。ただ、昔の人間としては先生に会っていろいろ聞きたいなとか。

SPキャスター・パトリック・ハーラン氏:
でも毎回同じような処方を出してもらってるんだったら年1ぐらい対面式で、そのあとはオンラインで。これからこのサービスの数が増えれば競争で値段が下がってくるんじゃないかなと思います。

一方で、注意が必要なこともあります。

厚労省が調べたところ、基礎疾患の問診がないにもかかわらず向精神薬を出すなど違反の恐れがある事例が、2023年の3カ月で1740件発覚したということで、厚労省は規制強化を検討しています。

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