消される前に見てください。ロシアで大変な事態となっています【ウクライナ戦況図】クルスクでロシア最後の総攻撃が開始です

【3月11日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム:https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:58 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:01 ウクライナ情勢とロシア情勢のニュース
2:14 アメリカがロシアの停戦5項目に同意 ウクライナに最大の圧力かける
3:43 ウクライナ諜報機関「ロシアは限界に達した」
4:46 欧州が平和維持軍に30か国以上参加 アメリカに圧力
5:39 各地域の戦況
6:09 ロシア領クルスク、ハルキウ方面の戦況
10:37 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 テルニー トレツクの戦況
13:38 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
16:53 後方地域の爆発炎上事件
17:20 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
17:35 世界からトランプ・アメリカ排除の動き加速

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最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!毎日戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。

■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
#ウクライナ戦況
#ウクライナ情勢
#プーチン大統領

戦況図と並んでよく見られているウクライナとロシア情勢のニュースコーナーです
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
サウジアラビアでアメリカとウクライナの協議が開かれるのを前に、
キーウポストが複数のウクライナ高官の話や記者が閲覧した資料をまとめ、
アメリカはロシアが提示した5項目の和平計画に同意したと伝えています
その5項目とは、
1.ゼレンスキー大統領の退陣
2.西側諸国の軍事支援の終了
3.ロシア支配地域の承認とドネツク人民共和国、
ルハンスク人民共和国の国際的な承認
4.ロシア文化、
言語、
教会の重要性の回復
5.イスタンブール文書に戻ること
とのことで、
イスタンブール文書とは、
2022年3月にロシアがウクライナに提示した草案で、
ロシア軍の撤退と引き換えにウクライナの非軍事化、
軍事力の大幅な制限など事実上の降伏を迫る内容となっています
取材に応じた高官らは共通して、
アメリカはこの内容でウクライナとゼレンスキー政権の弱体化を図っていると述べています
会談はアメリカの厳しい要求にウクライナがどのように対応するかが焦点となり、
あるウクライナの高官は「ロシアは既に親ロシア派の大統領候補の人選をおこなっているようだ」と述べ、
別の情報筋は「これは非常に汚いゲームだ」と述べました
2番目
ウクライナの主要情報総局GURのブダノフ長官は記者の質問に応じ、
「ロシア経済は生産能力が限界に達し、
(ロシアは)すぐに休戦が必要な状態だ」と述べました
記者が「ロシアが戦争の一時停止を必要としている理由は何か?」と聞いたところ、
「すべてだ
ロシアは国力を回復するために休息が必要だ
その兆候はあらゆる所に現れている
ロシアは生産の限界に達し、
今以上のものは作れない」と答えました
ブダノフ長官は続けて、
「ロシアは毎日10億ドル弱(1500億円)失っている
1年では国家予算の41%だ
ウクライナと異なり、
ロシアは自分の資金で戦費をまかなわなければならない」とウクライナ戦争がロシアの大きな負担になっていると述べました
3番目
ウクライナの治安維持部隊の創設会議がパリでおこなわれ、
アメリカを除く30か国以上が参加する見込みとなりました
会議は2部に分かれ、
最初にプロジェクトの概要がフランスとイギリスから提示され、
その後各国がどのような貢献をおこなえるのか答えるものとなっています
当局者は、
「参加者リストには日本を含むアジアやオセアニア諸国を含み、
欧州で平和維持をおこなうことができることをアメリカに示すものとなる」と述べました
またAP通信は匿名の当局者の話として、
「平和維持活動には、
ロシアの攻撃で停戦が破られた場合、
ウクライナに重火器などの兵器や弾薬を迅速に移送することが含まれる可能性がある」と伝えています
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で、
フルスクリーン表示にしていただくと、
町並みや日付とともに追いかけることができます
説明にあたり、
ルジアンやRuzzian軍など、
YouTube用に最適化した表現を使用し、
数時間後に英語の副音声を公開しています
●北東部 クルスク、
ハルキウ方面
Ruzzian軍が奪還作戦をおこなっているクルスクと、
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
○クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
くもり
最高気温15度、
最低気温2度
今日の天気予報も、
くもりとなっています
この方面でRuzzian軍は
アメリカのウクライナ支援停止と
ウクライナとアメリカの交渉に合わせて
攻勢を仕掛けました
ルジアンは他の戦線から戦力を引き抜いて
クルスク奪還を目標に大規模な攻撃を仕掛け、
27回攻撃をおこない、
20回の空爆を実施しました
シルスキー司令官はクルスクを訪問し
この方面の戦況について、
「包囲の脅威はない
北朝鮮軍も加わっているプレフォボでは、
敵はたった4日で歩兵大隊(約500人)を失った
Ruzzianの宣伝活動家が指摘する集落は、
敵が自らの国を砲撃して破壊し、
もう存在しない」と述べ、
「電子戦や無人機を含む戦力と手段で
防衛を強化する」と決定したことを伝えました
一方戦争研究所では、
Ruzzian軍が数日で
スジャの総攻撃をおこなう可能性を指摘しました
1番目
スジャの北7キロの地点にあるザズレフカでは、
位置情報付きの映像によると
アフマト部隊のアラウディノフ司令官が訪問し、
住民と会話をしている映像が公開され、
この付近をRuzzian軍が奪還し、
既に最前線となっていないことが示唆されます
ご覧いただいているのは
チェチェンのアフマト部隊のもので、
その様子の一部となっています
戦況図では、
その範囲をRuzzian軍が奪還したとして更新しました
面積は15平方キロとなります
2番目
またRuzzian軍はスジャの5キロ北にある
ボグダノフカの集落に砲撃をおこなっていることから、
現在ウクライナ軍の最前線が
この集落となっている可能性があり、
ウクライナ軍は撤退路がなくなる前に
マラヤロクニャの周辺から大規模に
撤退した可能性があります
ご覧いただいているのは
Ruzzian軍の撮影したもので、
地図の場所で後退する
ウクライナ兵の様子となっています
戦況図ではその範囲をウクライナ軍の占領地を
大きく縮小させ係争地の拡大として表示しました
3番目
その南の第2クニャジの集落では
Ruzzian軍がロクニャ川の橋を破壊し、
撤退を妨害しようとしています
4番目
またスジャの東5キロの地点の工場地帯では、
ウクライナ軍が撤退している様子が確認され、
ウクライナ軍がスジャに集結していると考えられます
こちらはRuzzian軍の撮影した偵察画像で、
地図の場所に100人ほどのウクライナ軍が
スジャの方向に移動しているのが
確認できるものとなっています
5番目
スジャの南のクリロフカでは、
複数の情報からルジアンが
突出部を作っているとお伝えしていますが、
位置情報付きの映像によると
ウクライナ軍のドローンがルジアンを排除しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第61機械化旅団のもので、
地図の場所のルジアンを
観察している所となっています
映像では14人のルジアンと1両の装甲車両が
無力化されたのが確認できます
こちらは戦況図に変更はありません
戦況図での説明は以上ですが、
Ruzzian軍はスジャに砲撃を開始していて、
今後も気の抜けない展開になっています
○ハルキウ方面
この方面でルジアンは5回
攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変化はありませんでした
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから、
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で4回、
スバトベ・クレミンナ線は11回、
シベルスク周辺では20回、
チャシフヤール方面では4回、
トレツクの方向は17回
攻撃を行ないました
○クピャンスク方面
この方面でルジアンの攻勢は
春の訪れとともに停滞気味になっています
Ruzzianの軍事ブロガーは、
この方面の戦況について「防衛線は脆弱で
人員が不足している
ウクライナ軍はシンキフカを奪還している」と述べ、
ウクライナ軍が
奪還をおこなっている可能性を指摘しました
一方ウクライナ軍のトレフボフ報道官は
ウクライナのテレビに登場し、
この質問に「状況は安定するまで
コメントできない」と回答せず、
「戦況は動いているが、
敵は川が凍っているうちにオスキル川をわたり、
橋頭堡を維持しようとしている」と答えました
1番目
そのクピャンスクの北にあるシンキフカでは、
今月5日にウクライナ軍が
奪還したことをお伝えしましたが、
その後もウクライナ軍が前進し、
複数の情報を総合するとウクライナ軍が奪還をすすめ、
ライマンペルシィの森林の南半分を奪還しました
戦況図ではその範囲を係争地から
ウクライナ軍が奪還したとして更新しました
面積は10平方キロになります
2番目
クピャンスクの南25キロにある
ザリゾヴェの東の郊外では、
位置情報付きの映像によると
ウクライナ軍がルジアンの部隊を見つけ、
前線に出てくる前に排除しました
ご覧いただいているのは
ウクライナ側の撮影したもので、
地図で2月22日とかいた場所の様子となっています
戦況図に変更はありません
○トレツク方面
この方面は激しい市街戦となっています
ウクライナ軍は市街地中心部をドローンで監視し、
Ruzzian軍を発見し攻撃している一方、
Ruzzian軍はウクライナ軍のいる建物に
誘導砲弾で攻撃をおこない、
事態の打開を図っています
そのうち南側の住宅地では、
位置情報付きの映像によると、
激しい地上戦となっていて、
この場所が最前線となっていることがわかります
ご覧いただいているのはRuzzian軍の撮影したもので、
地図の家の様子を観察しているところとなっています