「地球の声」を聞いて津波を感知しよう【高知】 (25/02/22 18:05)

「地球の声」を聞いて津波を感知しようという研究の展示が、高知市のオーテピアで開かれています。

高知みらい科学館で始まったのは、高知工科大学が研究している「インフラサウンド」に関する展示です。
「インフラサウンド」は20ヘルツ以下の低周波音で、地震や津波などで発生することから、この音を観測することで防災に役立てようという研究です。

箱の中に入っている気圧計を使って、揺れに合わせてモニターの丸の大きさが変化します。
気圧計が観測した空気の振動をデータ化することで大気の変化を地図上に丸の大きさで表示する仕組みで、低周波音が伝わってくるようすを地図上で確認することができます。

(高知工科大学・山崎みどり特任助手)
「大気の揺れをデータ化することができるので、観測していくことによって、災害など大きな規模の変化というものを認識できる防災につなげたい」

この展示は3月13日までです。