「ポケモンGO」買収の動き…サウジアラビア政府系企業が検討 約20年前に“ポケモン禁止”もゲームに影響は? ユーザー「一抹の不安」「仕様は変えないで」

世界中で楽しまれている人気のスマートフォンゲーム「ポケモンGO」にある変化が。

アメリカのブルームバーグが、「ポケモンGO」を開発したアメリカの「ナイアンティック」が今回、ゲーム事業の売却について交渉していると報じたのです。

売却の交渉相手は、潤沢なオイルマネーを持つサウジアラビア政府の傘下で、数々のスマホゲームを開発している「スコープリー」。
検討されている売却価格は約35億ドル、日本円で約5300億円と報じています。

世界的な人気の「ポケモンGO」にサウジアラビアのオイルマネーが入ると、ゲームはどのように変わるのでしょうか。

20日、東京・秋葉原には、ゲームに熱中する「ポケモンGO」ユーザーの姿がありました。

「ポケモンGO」の買収の動きに、ユーザーからは「ガラリと何かが変わってしまうという一抹の不安は抱えながらも、半永久的に愛されるアプリになっていくのではと期待もしている」「不具合がなくなればいいなと思う」「会社は変わっても仕様は変えないでほしい」と言った声が聞かれました。

「ポケモンGO」は位置情報と連動し、画面上に現れるポケモンを捕まえるゲーム。

直近のプレーヤー数は月1億人を超えていて、世界中で定期的にイベントが開かれています。

一方、サウジアラビアでは2001年、ポケモンが進化する世界観がイスラム教の教義に反するとして、ポケモンカードゲームなどが禁止されました。

サウジアラビア政府系の企業は、なぜ「ポケモンGO」買収を検討しているのでしょうか。

専門家によると、今のサウジアラビアは石油から脱却を掲げ、エンタメコンテンツに力を入れているといいます。

ルーディムス株式会社・古里卓巳COO:
約20年前のポケモン禁止が今に影響しているか、ほぼなくなっているというのが僕らの見解。エンタメにこれまであった縛りがどんどん緩和化されてきている。(去年)10月か11月くらいにポケモンGOがサウジアラビアで正式にリリースされている。普通に街中でも基本的に遊べる。

豚肉禁止のイスラム国家、サウジアラビア。
豚がモチーフのポケモンに影響は出るのでしょうか。

ルーディムス株式会社・古里卓巳COO:
(サウジアラビアの)ガイドラインの最新版を読んだら、豚をゲームに登場させてはいけないという禁止事項はない。特に(ゲーム内容の)変更はないと思います。

また、オイルマネーの資本が入ることで、ゲームの運営が安定するメリットもあるといいます。

「ポケモンGO」は買収されるのか、今後の動きに注目です。

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