福岡県内コロナ感染者急増 医師会は予防を呼びかけ

福岡県医師会は、17日に開いた定例会見で、新型コロナウイルスの感染者が県内で急増していて今後も増える見通しだとして強い危機感を示しました。

福岡県医師会では、県内の新型コロナ感染者は7月に入って急増していて、ウイルスが変異して感染力が強く、今後、感染者は増えるとみているとしています。

ただ、重症者が増えている状況ではないということです。

発熱やせきなど、症状は人によって異なる、ということですが、県医師会では、うがい手洗いマスクなど予防対策を取ることと、体の不調を感じたら自分で判断せず、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけました。

あわせて、県内では溶連菌咽頭炎と手足口病の患者数が、医療機関1定点あたりで警報レベルが続いていて家庭でもタオルを共有しないなどの予防対策を守ってほしいとしています。