インフルエンザ、新型コロナ感染者増 薬の供給にも影響

全国的にインフルエンザが流行しています。熊本県内の感染者の数は、再び増加に転じました。

 県によると、12日までの直近1週間に。県内79の医療機関が報告したインフルエンザの患者数は3880人と、前週から98人増えました。

 新型コロナの患者数は2倍以上増加し、487人となっています。

 年末から患者が急増したインフルエンザは、薬の供給にも影響を与えています。

とみなが薬局・管理薬剤師
「去年のインフルエンザの感染拡大から、沢井製薬さんのオセルタミビルが出荷停止という状況ですね」

 インフルエンザの治療薬タミフルのジェネリック医薬品の棚は空に。需要増加の影響を受け出荷に制限がかかったり遅れている薬もあるそうです。

 感染を拡大させない意識を持つことも大切です。

とみなが薬局・管理薬剤師
「先発医薬品は、まだ在庫はあるみたいなので、今後の感染拡大がどうなるかによっては、足りなくなることもあるかもしれません。
ただ、インフルエンザのお薬は、吸入薬であったり、点滴を受けたりというのもありますので、皆さんの手元にお薬が届くようにやっていきたいなと思っております」