「こんな楽しい会があるとは」アマチュア落語家や漫才師による《新春初笑い》【高知】 (25/01/13 19:28)
高知県香南市で県内在住のアマチュア落語家や漫才師による寄席が行われ、訪れた人たちが初笑いを楽しみました。
夫婦漫才 中山まさとも・つかさ:
「結婚30年の夫婦とかけて治りかけの風邪と解きます」
「その心は?」
「熱が冷めてもセキ(籍・咳)が残る!」
香南市の弁天座で行われた「土佐のお笑い話芸の会」。高知で頑張っている落語家に活動の場を与えたいという思いから8年前に始まったもので、毎年この時期に行われています。
13日は悠遊亭のん気さんらアマチュア落語家や漫才師などあわせて7人が芸を披露。
悠遊亭のん気さん:
「ばあさん、ばあさんや。ばあさん、いませんか?
小百合さん、吉永さん。
美波さん、浜辺さん。
美桜ちゃん、今田さん。
『はーい!』
ずうずうしいばあさんやな!」
粋亭ほれ太さん:
「学校の近くでは学校ごっこ。かわいいですね。駅の近くでは電車ごっこ。かわいいですね。しかしお寺の近くでは弔いごっこ。これはあまりよくありません。きょう仏さんだよ!」
中山まさとも・つかさ:
「卒業式とかけまして、おならと解く。その心は、こうもん(校門・肛門)からさようなら!」
会場はほぼ満員に。およそ260人のお客さんが初笑いを楽しみました。
香美市から:
「面白かったです、大笑い。友達に誘われて来たんですけど、こんな楽しい会があるのは知りませんでした」
高知市から:
「地元の方が出て来られて、地元で見られるということはいいことだなと思いました」
悠遊亭のん気さん:
「なかなかこういう落語をする機会も場所もないので、年に一回ですけどこういう所で落語させていただくのは、高知でも落語してるよっていうのをみなさんに知ってもらうのはすごい大事だと思う。うける、うけないは別にして、本当にいいお客さまで私らもやりがいがある」