【ロシア各地に同時爆撃】サンクトペテルブルグの軍需工場が大炎上!有害物質まき散らし「死の街」に!ロシア第2の大都市【ウクライナ戦況図/シリア情勢】

【1月11日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:38 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:17 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
1:30 サンクトペテルブルグの軍事工場でドローン攻撃 ロストフナドヌーでもネプチューンミサイル命中
2:48 影の艦隊ドイツ沖で航行不能 原油流出の恐れ
4:06 ロシア老舗有力IT企業次々自己破産 プーチン助けず
5:42 各地域の戦況
6:10 ロシア領クルスク、ハルキウ方面の戦況
10:09 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 テルニー トレツクの戦況
12:51 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
15:03 後方地域の爆発炎上事件
15:32 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
15:50 シリア情勢戦況図

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最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!毎日戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。

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●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
#ウクライナ戦況
#ウクライナ情勢
#プーチン大統領

ウクライナとロシア情勢のニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ウクライナのドローン攻撃やミサイル攻撃によりロシア各地で爆発や炎上が起きています
まずサンクトペテルブルグではアセトン工場が爆発し、
大規模な火災となっています
地元住民によると、
くぐもった爆発音とともに、
火柱は数キロ先から見ることができると伝えています
当局は消火難易度第2級の火災として消火に当たっていますが、
アセトンは揮発性の高い有毒ガスであるため、
燃え尽きるまで近づくことも難しいと思われます
次にウクライナ海軍とウクライナ保安庁SSUは、
ネプチューンミサイルを使い、
前線から170キロの地点でロストフナドヌー郊外にある弾薬保管庫、
偵察用無人機保管庫を破壊することに成功したと報告しました
映像では夜空に大きな閃光が確認でき、
爆発の大きさが感じられます
この攻撃では、
SSUが数多くのドローンを使いロシアの防空システムを飽和状態にした上で、
その隙にネプチューンミサイルが目標に向けて発射される作戦だったことが判明しています
2番目
西側諸国がガスプロムやロシアの影のタンカーに大規模な制裁を加えたのと時期を同じくして、
ロシアの影の艦隊の石油タンカーがドイツ付近のバルト海で制御を失い漂流し、
周辺国が戦々恐々となっています
ドイツ海上緊急事態司令部は、
この船に9万9千トンの原油が積まれていると発表し、
ドイツのベアホック外相は、
「プーチン大統領はボロ船のタンカー船団を使って制裁回避をしている上に、
原油を流出させバルト諸国、
ポーランド、
ドイツの観光に深刻な影響を与えて喜んでいる」と警告しました
ちなみにこの規模は過去60年のタンカー流出事故の中でもかなり大規模なものとなり、
30年ほど前に日本海で船体が真っ二つに折れて沈没し、
福井県の海岸に甚大な被害が生じたナホトカ号の15倍の規模になります
ロシアは影の艦隊と言われるタンカーを使い、
制裁を回避して原油を輸出していて、
これらの船には保険はかけられていない可能性が高く、
原油が流出すれば、
先日お伝えしたクリミアの原油流出事故の4倍から5倍の規模となります
3番目
ロシアでは、
政府系のIT企業が次々破綻しています
過去にロシアで主要なITプロジェクトを受注してきた国営企業が今月9日、
自己破産しました
ロステックの子会社のLLC国立情報センターは、
過去10年間経済デジタル化の主要なプロジェクトから数十億ルーブルの業務を受注していたとのことです
この企業は非常事態省からシステム開発を委託されていましたが、
開発中の案件に対する返金はなく、
非常事態省は6億7千万ルーブルの詐欺で告発しました
この企業は2018年のワールドカップのITサービス開発、
年金のシステム保守、
ロシア郵便や原子力企業のロスアトム向けのソフトウェア、
市民を監視する数万台のカメラシステムを開発しましたが、
ウクライナ戦争以降売上が低迷し、
2023年末の売上高は35%減少、
損失は3.2倍となりました
また制裁により西側のデータベースやOSが使用できなくなったことも影響したと考えられます
さらに2022年には同じロステック傘下で1969年に設立された老舗IT開発会社が35億ルーブルの負債を抱え破産し、
破産直前にはプーチン大統領に窮状を訴え、
企業を救うよう訴えましたが、
返答はなかったとのことです
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
説明にあたり、
過去に海外で起きた出来事を参考に、
ルジアンやRuzzian軍など
YouTube用に最適化した表現を使用していますので
ご了承ください
●北東部 クルスク、
ハルキウ方面
ウクライナ軍が再侵攻を開始し、
Ruzzian軍が積極的に
奪還作戦をおこなっているクルスクと、
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
○クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、

最高気温7度、
最低気温5度
今日の天気予報は、
雪となっています
この方面でルジアンは25回攻撃をおこない、
19回の空爆をおこないました
北朝鮮軍の兵士の戦術について、
マフノフカ付近に配置されているウクライナ軍の
第33独立突撃大隊の兵士がタイムズに語りました
「北朝鮮軍は地雷を除去する際に、
工兵車両の代わりに3メートルから4メートル離れて
一列に歩き、
地雷が動作したら衛生兵が後ろから近づいて
兵士を運び出し、
最後に残った兵士のいるルートで
突撃して地雷原を抜けている」
とロシアンルーレットのような地雷除去を
おこなっていることを明かしました
また、
「北朝鮮軍はドローンは使用せず、
使用するものは小火器、
機関銃、
せいぜい迫撃砲しか使用していないと述べ、
ウクライナ軍との地上戦では
不利である」と述べました
一方で、
「北朝鮮軍はよく訓練されており、
体力もあるが、
気候と地形が異なるため、
案内役をつける必要がある
また、
兵士たちは実戦経験から学び始めているため、
長期化すればするほど、
革新的な戦術を編み出す可能性がある」
と警戒感を示しました
ちなみに旅団の担当している区域では、
「過去2日間で120人の北朝鮮兵士が
地獄に召された」とのことです
1番目
昨日の動画で激戦となったとお伝えした
マラヤロクニャの西側からポグレブキ一帯については、
フォーブスが詳細を伝えています
それによれば、
Ruzzian軍の第155海兵旅団と
ウクライナ軍の第47機械化旅団で決戦となり、
双方がドローンを使った潰し合いとなった結果、
どちらにも進展がなかったと伝えています
この付近では確認できる情報もないため、
今のところ戦況図に変更はありません
2番目
一方マラヤロクニャの東にあるルスコエポロチノエでは、
位置情報付きの映像によると、
Ruzzian軍が大規模な攻勢を仕掛けたと思われ、
ウクライナ軍が集落の南の丘陵地域で
反撃をおこなっています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第82エアアサルト旅団のもので、
ルスコエポロチノエの集落にいるルジアンを
丘の影から観察している様子の一部となっています
この場所は今年の8月に4キロ先のネチャエフまで
ウクライナ軍が占領したところでしたが、
係争地に更新しました
また、
その東側のベルディン付近についても
いったんはウクライナ軍が前進しましたが、
占領地を畑1枚分ほど下げ、
係争地として更新しました
こうしてみると今回のウクライナ軍の攻勢は、
ほかの地域から戦力をクルスクに集めさせ、
敵を誘い出すための陽動作戦だったか、
あるいはRuzzian軍が大量の部隊を投入したのを見て
ウクライナ軍が途中から陽動作戦に
切り替えた可能性が高いと思われます
○ハルキウ方面
この方面でルジアンは2回攻撃を行ないましたが、
今日も成果はありませんでした
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから、
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で8回、
スバトベ・クレミンナ線で17回、
シベルスク周辺で1回、
チャシフヤール方面で7回、
トレツクの方向は12回
攻撃をおこないました
○チャシフヤール方面
この方面ではチャシフヤールの市街地と郊外で
ルジアンが攻撃を行ないました
Ruzzianの軍事ブロガーは、
ウクライナ軍との電子戦により、
Ruzzian軍は継続した空中偵察をおこなうことができず、
敵味方がわからない状態で前線に投入されることから、
Ruzzian軍に友軍誤射が発生していると述べました
一方ウクライナ軍は反撃して敵をおびきだし、
今度は再占領するため前進してきた敵を
ドローンで撃退する戦術を使っている模様です
さて戦況図では、
チャシフヤールの南の郊外では、
今月6日の動画でウクライナ軍が
前進したことをお伝えしましたが、
最新の位置情報付きの映像によると
ウクライナ軍のドローンが地図の場所で
ルジアンを観察している様子があり、
この場所にルジアンが前進したことがわかります
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
ドローン部隊のフェニックスのもので、
地図の場所にいるルジアンを
観察している様子となっています
この道路までを再度係争地に戦況図を更新しました
○トレツク方面
激戦となっているトレツクでは、
ルジアンが損失をいとわず市街地を抜けようと
突破を試みています
一方後ほどお伝えしますが、
ウクライナ軍は後方の司令部にミサイル攻撃を行ない、
指揮命令系統を混乱させようとしています
戦況図では、
そのうちトレツクの中央にあるぼた山では、
位置情報付きの映像によると、
ルジアンが旗を立てて占領を主張しました
ご覧いただいているのはルジアン側のもので、
ぼた山の頂上にあるウクライナ軍の旗を引きずり下ろし、
かわりにRuzzianの旗を掲げる様子の一部となっています