【光る君へ】まひろが道長に送った手紙

大河ドラマ『光る君へ』において、まひろ(吉高由里子)が道長(柄本佑)に送った漢詩を書いてみました。

1通目の漢詩
「既自以為形役奚惆悵而独悲」
現代語訳は:
「既に自ら進んで心を体のために働かせてきたのだから どうして一人くよくよ嘆き悲しむ事があろうか」
この漢詩は陶淵明の「帰去来辞」からの引用で、まひろが道長からの熱烈な恋文に対して返信したものです。
この返信には、以下のような意味が込められていると考えられます:
1. 冷静さの保持:まひろは道長の感情的な和歌に対して、理性的な態度を示しています。
2.諭しの意図:道長に対して、個人的な感情よりも責任を優先すべきだと諭しているようです。
3. 距離感の表現:直接的な恋愛感情を表現せず、一定の距離を置こうとしています。
まひろのこの返は、単なる恋文の返事ではなく、道長への深い思いと同時に、国家や社会への責任感を巧みに表現したものだと言えるでしょう。

2通目の漢詩
「悟已往之不諌知来者之可追」
現代語訳:
「過ぎ去った事は悔やんでも仕方がないけれど これから先の事は如何様にもなる」
より詳しく説明すると:
1. 「過ぎ去った愚かなる行いはもう諌めてもどうしようもないと悟って、これからは自分のために未来を生きよう」という意味が込められています。
2. この返信は、道長からの熱烈な恋心の表現に対して、まひろが拒否の意思を示していると解釈できます。
3. まひろは、この漢詩を通じて道長に対して「過去のことは忘れて、前を向くべきだ」というメッセージを送っていると考えられます。
この漢詩の応答は、まひろが道長との関係を終わらせようとしている意図を示唆しており、二人の思考の違いを浮き彫りにする巧みな構成となっています。

今日のお茶は、みとちゃも農園さんの大和蜜香紅茶です。
墨は古梅園さんの櫻形使用。

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この動画はinsta360Link2Cで撮影してます。

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