松たか子の茶々に誘惑される真田さんの石田三成・・・どちらも美しいし上手いし もーたいへん 大河ドラマ「秀吉」より

#再生リストhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLx1OKGcSRmR0-OF10E8gE803EfB5CFDQG

NHK 1996年大河ドラマ「秀吉」で
石田三成と茶々を演じた真田さんと松たか子さん

(茶々はのちに秀吉の子、秀頼を生み、大阪夏の陣で秀頼と共に自害しました
茶々の数奇な運命の始まりは父である浅井長政と、母のお市が結婚し、その子として生まれたところから始まりますが
浅井長政とお市の方が結婚する場面は(真田さんが浅井長政役)こちら別動画にUPしてます
https://youtu.be/4uv_zDet8n8 (民放ドラマですが)
真田さんもお市の沢口さんも別次元の美しさです)

前年の95年に二人は蜷川さん演出の「ハムレット」で共演
その後98年には同舞台で再共演、

真田さんのハムレットは蜷川さんに「最高のハムレット」と言わしめたとか。
俳優のスキルが高い次元にあってなおかつ内的な葛藤、剣捌き、・・・
そりゃあ真田さんはすごい俳優ですが、舞台はみんなの力があわさってできるものなので
真田さんとバランスとれた配役陣でなければいけないというわけですよね
そんなハードル高いオフィーリア役に抜擢されたのが松たか子さんでした。
松さんは真田ハムレットの初演時95年にはまだ18歳でした。
二人の舞台は純度が高く、濁りがない感じがしたものです。

この「ハムレット」は札幌でも8日間もの公演があり、私も観ることができました

真田さんのハムレットの評判を聞きつけたロイヤルシェイクスピアカンパニーが
真田さんのハムレットに魅了され、
この舞台をそっくりそのままイギリスで上演することになります。
そのときに、ロイヤルシェイクスピアカンパニーのサーの称号を持つ当代一のシェイクスピア俳優といわれていたナイジェルホーソンが、真田さんに、自分たちの舞台に出て欲しいと打診してきました。
日本人唯一のキャストとしてRSCの「リア王」に道化として参加し、
結果としてそれが真田さんの海外進出の通行手形となりましたね
ハリウッド映画「ラストサムライ」に出るより前のこと。

実力が呼び寄せたハリウッドスターとしての地位ですが
シェイクスピアの本場、英国の舞台で、英国人俳優の中にたった一人加わって演じたシェイクスピア俳優の経歴は、昨年のエミー賞前に、主演男優賞候補の俳優たちでのカンバーセーションでもきいてるなあと感じました。

真田さんほどの大スター、数々の舞台でさまざまな主役を演じてきた俳優が、本場とはいえ道化?!と、並みのスターならプライドが勝ってしまい嫌がるところ、
真田さんは引き受けます。悩んだのは英語が、シェイクスピア時代の英語でありそれを完璧に発音しないといけないということ、失敗は許されない。。
でも、見事に演じ切り、のちには女王から大英帝国憲章5位(MBE)を授与されました。

英米の俳優でも、シェイクスピアは特別。ましてRSCでシェイクスピアを演じることはそれだけで一目置かれる、尊敬の対象になります。

話がそれてしまいました・・・

そんな実力者の真田さんを誘惑する茶々の役を19歳の松さんが演じる
堂々と、色香と妖艶さも漂わせ・・・

このシーンを見直すと、2025年の今、真田さんが日本にいたなら、ぜひぜひ「マクベス」を二人で演じてほしかったと思わずにいられなくなりました。

一瞬、舞台劇とみまごう演出・・・
しかしそれにしても美しい真田さんと松さんですね

#hiroyukisanada
#真田広之 之
#松たか子
#秀吉
#石田三成
#茶々
#淀川
#shogun
#toranaga