ドラマ『すてきな片想い』1話~2話 💝💝💝 Suteki na Kataomoi (1990) Full Ep

『すてきな片想い』(すてきなかたおもい)は、1990年10月15日より12月17日まで毎週月曜日21:00 – 21:54に、フジテレビ系列の「月9」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。全10回が放送された。

放送後、しばらく映像ソフト化されていなかったが、フジテレビ50周年記念DVDの企画「中山美穂恋ドラDVDコレクション」として、2009年12月2日にポニーキャニオンよりDVD-BOXが発売された。

概要
このドラマのテーマは、「切ない恋」。海苔問屋「大黒海苔店 代々木営業所」に勤務する地味なOL・与田圭子が、小さなおもちゃメーカー「BANBI」勤務のサラリーマン野茂俊平と相思相愛になるまでを描く、コメディタッチのせつない純愛ストーリー。

脚本家・野島伸司の初期の作品としても知られている。

フジテレビはこの時期の月9ドラマ「すてきな片想い」、1991年1月 – 3月の「東京ラブストーリー」(脚本:坂元裕二)、1991年7月1日 – 1991年9月16日の「101回目のプロポーズ」(脚本:野島伸司)を「純愛三部作」と名付けた。後の二作のような社会現象と呼ばれるほどのヒットを起こしたわけではないが、平均視聴率21.8%、最高視聴率26.0%を記録し、この年の民放の連続ドラマの最高視聴率ランキングでは水戸黄門・第19部に次いで2位となった。

キャスト
主要人物
与田 圭子/林 ナナ〈21〉
演 – 中山美穂
大黒海苔 代々木営業所に勤めるちょっと地味で平凡なOL。12月24日生まれ。少しノンビリ屋で寂しがり屋な性格。駅で派手に転んでカバンの中身(生理用品もあった)を散らかしてしまったり、スカートのファスナーを閉め忘れたり、おっちょこちょいなところが多い。通勤途中の電車内でその醜態現場に偶然居合わせたのが野茂俊平だった。その直後、異動してきたばかりの仁科友美からの紹介で、とある男性の電話番号を託される。気が進まぬまま電話で話したところ意気投合。この顔も知らない電話の相手とほどなくして会うことになったのが運の付き。待ち合わせ場所で待っていたのは、電車内で派手に醜態をさらした現場を見ていた野茂と同一人物であることをここで初めて知る。その恥ずかしさから野茂の前に行く勇気が持てず、結局、会わずに帰ることとなってしまった。後日、待ち合わせ場所に来なかった理由を野茂から電話で聞かれ、親族の法事があったとはぐらかす。また、野茂が圭子の名前を聞き忘れていたため、改めて聞かれた時に与田圭子とは言えずに、とっさに偽名・「林なな」と答えてしまった。由来はたまたま桂子の部屋の本棚にあった文庫本林真理子と吉本ばななの名前を合わせたものだった。とっさにカタカナのナナと答えてしまう。この小さなウソや、優しく平和主義な性