ロシアの面倒を25年間しっかり見てきたか……BBCがプーチン氏に直接質問

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は19日、恒例の年末記者会見に臨み、ウクライナ戦争からシリア情勢、中国やアメリカとの関係、国民の日常生活の問題などについてさまざまな質問に答えた。

主要テレビ各局が生中継した年末恒例のこのイベントは、約4時間に及んだ。

BBCのスティーヴ・ローゼンバーグ・ロシア編集長はこの場でプーチン大統領に、25年前に前任のボリス・エリツィン元大統領が退任した際に「ロシアを頼む」と託されたが、自分はロシアの面倒をしっかり見たと思うかと大統領に質問した。編集長はプーチン氏を前に、ウクライナでのロシア軍の被害や国際社会からの制裁などに言及した。

これに対してプーチン氏は、ロシアが「主権」を取り戻したと回答。「それ以前にロシアに起きたあらゆることのせいで、この国は完全な主権喪失へと向かっていた」と述べた。

イベントが終わると、ロシアの記者たちがローゼンバーグ編集長を取り囲んで質問攻めにした。

ローゼンバーグ編集長がモスクワから報告する。

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https://www.bbc.com/japanese/articles/c0q07jej1z7o

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