若い二人の心斎橋-吉永小百合・三田明

中学生の頃、なぜか純愛悲恋映画がブーム(?)のように公開され、洋画では「ロミオとジュリエット」邦画では吉永小百合・浜田光夫主演の「愛と死をみつめて」で、骨肉腫という難病で余命僅かという美しい女学生と男子大学生の往復書簡を元にした大ベストセラーの実話を映画化したもので、大げさでなく全国民の涙を誘いました。映画の主題歌は吉永小百合ひとりで歌う悲しい曲ですが、こちらの「心斎橋」は、正反対の明るい希望に満ちた歌で、純真(?)な中学生は、戸惑いました(笑)。
作詞・佐伯孝夫 作曲・吉田正 1964年 日本ビクター