素潜りでフィッシュウォッチング 2024.8.4 東伊豆・川奈スキンダイビング
8月4日の日帰りスキンダイビングツアー@川奈の動画、第3弾です。通常の日帰りツアーで3部作になるとは…本当にたくさんの生き物を見られた一日でした。
動画に登場する魚・生物は以下の通りです。
クロホシイシモチ
テンクロスジギンポ
ソラスズメダイ
ハリセンボン
キタマクラ
チョウチョウウオ
ホウライヒメジ
ニシキベラ
アイゴ
フウライチョウチョウウオ幼魚(季節来遊魚)
アカヒメジ若魚(季節来遊魚)
アオリイカ
水温は浅いところではなんと30℃!!南方系の季節来遊魚(フウライチョウチョウウオ、アカヒメジなど)が見られた一方、カサゴなど比較的低水温を好む魚は、おそらく水温が低い深場に移動してしまって姿が見られませんでした。
伊豆なら大抵どこでも見られるソラスズメダイは、コバルトブルーの体色がとても美しいため、毎回気合を入れて撮ってしまいます(笑)
単体だと割と地味!?なキタマクラも、ちっちゃい幼魚が群れて泳いでいる姿(この時期限定)はとてもかわいらしいです。
それから、大きなアイゴが海藻をついばみながら泳ぐ姿が頻繁に見られました。アイゴは、海藻が死滅する「磯焼け」という現象の原因となっている魚の一つです(磯焼けの原因とされる魚は、他にニザダイ、ブダイ、イスズミなどがいます)。水温が高ければ高いほど食欲が旺盛になるため、地球温暖化や黒潮の接近などによる海水温の上昇で「悪役」にさせられてしまった不運な魚。
アイゴは普通に自然に食事をしているだけなので、海中で会うと心の中で「ごめんなさい🙇💦」と思わずつぶやいてしまいます。
…決してレアではないけれど魅力あふれる伊豆の「普通種」たち。
愛おしくてたまりません。
※ぼくがガイドを担当する日帰りスキンダイビングツアーでは、その日に撮影した動画を使った魚・生き物の解説や、海の生態系・環境問題についての解説も毎回行っております。
ぜひ一度ご参加ください✨✨