FRANCK MULLER meets 鈴木京香|フランク ミュラー
[音楽] 美術はもう昔から好きだったんですよね ちょうど大学を卒業する頃から旅行する ことがもう大好きになっていろんな絵を見 るっていうのが目的だったんです けど自分の好みみたいなものは結構 しっかりあるんですよ ねどしりと風格があるものが 好き不思議なんだけれど結局それも人と 同じで出会いかなと思って てその時なぜかわからないけど胸が震えて 惹かれてしまったっていうことに正直に 生きてたらだんだんとその世界が広がった ように思えるんですよ ね憧れて眺めるだけじゃなくて自分の身の 周りにおいて愛しむとか自分の生活に 取り入れるとか今はそういうことも大事だ なと思い ます何十年か経ってみると私という雰囲気 を作るのに力をくれたなって思い ます時間は本当に平等なものだと思うん ですよね感じる長さとか瞬間とかそれぞれ 全然違う尺度で受け取っていいものだと 思うからいろんな時間をこれから も受け入れながら生きていきたいなと思い [音楽] ますM
時を刻むものたち、時を重ねていく私。
フランク ミュラーとの出会いは、骨董通りの一号店です。ちょっと緊張したんですよ。奥の小さな部屋に通してもらって、ちょっと背伸びした大人の気分で、品物を見させていただく。本当にいい経験になりました。何でも自分のものにすると決めるのは、適当な気持ちでは選べない。じっくり相談しながら決められるのはとても良かったです。でも、実はお店に入る前、ウィンドウにあった一目惚れした時計を選んだんです。それが、私の最初のフランク ミュラーでした。
まず惹かれたのはフォルムの美しさ。現代彫刻のようなラインが、綺麗で新鮮でした。イタリアマダムのイメージも感じました。当時は憧れていたのもあって(笑)。現在、イタリアマダムに近づけたかわかりませんが、今も気に入って着けています。
フランク ミュラーの魅力は、お洒落な感じと本物感。しっかりした重量感があります。私は理数系が苦手ですが、技術的な部分、小さな宇宙が完成されているところに美しさを感じる人もいるかもしれません。
