まんが日本昔ばなし 2024 Vol 2336 辰子姫物語 (たつこひめものがたり)

[音楽] 昔昔美野の国の山奥にそれはもう体操 奥深い山奥でしたが1人の大変気立ての いい息子と長く床にふしている病気の父親 とが2人っきりで住んでおりまし た息子はまだ年も行かない幼い子供でした が働けない父の代わりに毎日山へ出かけて は焚きを拾いそれをお金に変えて暮らしを 立てているのでし たよいしょよいしょよっくしょっ と父さんおはよう今朝は気分どうだいえう うん今すぐご飯にするからねもうちょっと 待っててよ うんすまない ねさあお粥が炊けた ぞ僕を山へ出かけてくるからね冷めない うちに食べて てうすまないのそれじゃちょっくら行って きます 息子はとても性格の明るい元気な子供でし た朝は暗いうちから起きてこうして お父さんに食事の用意をしてあげ山に入る と焚きを取る傍お父さんの体に良さそうな 薬草を取ったり谷側で魚を折ったりするの でした そして初子に焚きをいっぱい積んで山を 降りる頃はもう 夕暮れ美野の山山はとっぷり日がくれるの でし た そして晩御飯を食べると1日の疲れが どっと出てご飯の後片付けもそこそこに ぐっすり寝込んでしまうという毎日でした [音楽] おおいこらお腹を丸出しでは風を引くぞ なわしが元気じゃったらの は年も行かない息子の苦労を思うと不便で なりませんでし た父さん僕今日は2つ3つ向こうの山へ 入るよ2つ3つ向こうの山じゃとうんもう 近くの山には焚がなくなってしまっただ じゃがそんな奥の方の山じゃと険してお前 にはまだまだ無理じゃぞ何へっちゃらだい 危ないことがなければええがの うん父親の心配もよそにその日息子は元気 よく2つ3つ向こうの奥の山へと出かけて いきました でも焚は思ったほど落ちていませんでし [音楽] た山はさすがに険しく何緒何所の連続でし [音楽] た息子はどんどんどんどん山奥と足を 踏み入れていきまし [音楽] たでもやっぱり焚きはあまり拾えません それに気がついてみればもうすっかり 夕暮れでした息子は思い切ってその日は山 でのちすることに決めまし た1日の山歩きで息子はすっかり疲れてい ました太い木の根元にゴロリと横になる といつの間にか深い眠りの中に落ちてい まし たどのくらい時間が経ったでしょうか山の 夜は冷え込みが激しく息子は明け方になっ てふと目を覚ましまし たははアクションう寒いその時ですどこ からともなくともいい匂いが漂ってきまし たいい匂いだ何の匂いだろう息子はその 匂いに誘われるかのようにフラフラと山の 中を歩き始めました好い霧がいっぱい 立ち込めてい ます [拍手] あ恋い霧のため足元の見えなかった息子は 足場を踏み外して深い谷底へと転落して しまいました 川だ不思議なことに先ほどの甘い匂いは ますます強く匂ってくるようでし た息子は思い切って川の上流を尋ねてみ ましたそして はあそこには大きな滝つぼがあってまるで 夢のように美しい虹がかかっていまし たそしていい匂いはそこから匂ってくる ようでし たこの川の水 [音楽] が甘いようなおいしいような何やら妙な味 がし息子は今度はテニス食って一口飲んで みまし た体中がぽっぽと熱くなり何やら元気が出 てくるような気がしまし たこれなら父さんの病気に聞くかもしれ ない ぞ息子は滝の水を瓢にいっぱい詰めると 急いでお父さんの待つ家へと帰りました 父さんただいまお帰ったかはどうしたのじ あったかと心配したぞなそれより父さん この水飲んでみてよ山の滝で組んできたん だけどなんだかとってもいい匂いがし て水面白い味がするよ なあ早く早く [音楽] 男酒 じゃ 酒間違いなく酒じゃよ酒が滝なぞに流れ とるわけがねえだって僕本当に山で組んだ んだよは不思議なこともあるもんじゃ なあでも本当だったのですきっと親を助け て一生懸命の高校息子のために山の神様が お恵みになったのかもしれます [音楽] ふわあれ父さんがいないぞ父さんがいない よ父さん どこどこ行ってたのこんなに朝早くから まだ布団で寝てないとダメじゃない かそれが今朝はどういうわけか偉く気分が 良くてのちょっくらその辺を散歩してきた んじゃよ父さん昨日のお酒が聞いたん だろうかうんどうやらそうらしい [音楽] の父さん うわあ父さんが元気になったよ父さんが 元気になったよわいわいわい酒はよの病の 薬とか お父さんの病気にお酒はとてもよく聞いた ようですこうして高校息子が見つけた 不思議な滝のおかげでお父さんの病気は非 1日と良くなり数ヶ月もするとすっかり 元通りの元気なお父さんに戻りました そしてこの高校息子とお父さんのことは すっかり国中に有名になりあの不思議な滝 も関心な息子は年置いた父を養った滝と いうので養老の滝と名付けられいつまでも 人々に語り継がれることとなりましたと [音楽] さ 昔秋田県の山奥和野の涼にサダという1人 の漁師が住んでいましたサロはこの地方で は手の鉄砲内の名人で将軍様から特別な問 をいいておりましたこの問さえあればたえ の地でも自由に量をすることが許されたの ですサには白という雪のように真っ白な1 匹の病犬がいまし た白は小牛ほどもある秋田犬でしたがサダ が子犬の頃から育てあげたせいかまるで 子供のようにサダになついておりまし た白はとても優秀なでした目ももよくい先 の獲物すら嗅ぎ分けることができました サダがこれほどまでに名のある漁師になれ たのは白のおかげでもあったの です ある雪の激しく降る日のことでした [音楽] 昼近くになって雪は少々小ぶりになりまし たがどういうわけかこの日はさっぱり獲物 が見つかりません 一体どういうわけじゃほんの小物も 見つから ねえははは はこんなところまで来ちまっただかもう1 山こせば3のヒロじゃ火も傾いてきたし しろそろそろ帰っか [音楽] [拍手] んは青いのだでや [音楽] うやっ [音楽] た逃がすな逃がせてねえ ぞサダもこれほど立派な青いのシを見たの は初めてでした時の立つのも忘れ無が夢中 で青いのシを追っているうちに隣の国山戸 まで来てしまいました [音楽] は3の量か偉い遠まで来たもんじゃ は当時普通の漁師は自分たちの領地以外で 狩猟することは許されていませんでした [笑い] [音楽] 漁師の定めだで許せ [音楽] [拍手] その夜山はまたまた大雪でサダはほら穴の 中で弱かっ サロは妙に惨めな思いがしました先ほど 打った親子の青いののことが忘れられない 傷ついた母のに身を寄せ合うようにして うまっていた2匹の 子供やらのをシーンとした風が吹き抜けて いくような思いでし [音楽] た次の日サロは親子の青いのシをソリに 乗せ朝早くほら穴を出ました家へ戻るには いくつもの峠を越さなければならないの です深いブの森に差しかかった時のこと です はお主どこのものじゃおら隣量のサという ものだが隣量の門が三の量で量をするとは どういうわけじゃよその領地で試料する ことは禁じられとるお主も知っとろわしは 将軍様から天下ごめの消を受けた狩だ消 さえあればどこの量で狩費用と自由な はず ほれこの巻き物じゃはないしまった正文を 忘れてきた だこいついい加減なことを抜かしよって しらえろま待ってくれ本当に家に忘れてき ただサロは大事な正文を家へ忘れてきたの ですでもいくら言っても聞き入れられず三 の上下の大関所へと連れられて行きました 大官様本当です だわしはのさという漁師です将軍様から 天下ごめの正文を頂いておりますのだ家へ 帰れば必ずあるだで明日処刑を取りおうえ [音楽] そんな しお前が人間 [音楽] そう だ白お前なら分かるか正門じゃよそらいつ も神棚の死体を置いといた じゃろ頼んだぞ 白史は走りに走りまし たいくつもの峠を超えまるでのように 駆け抜けサロの家へ着いたのはもう夜明け 方近くでした [音楽] お願いですだ白という犬が戻ってきます までもう少しだけ待って くだせ しろ しろきれ しろその時どこからともなくサダの耳に天 の声が響いたたな傷ついた青いと痛なの 子供をか神 様許してくだせ [音楽] 白はサロのむを引きずっていくつもの山を 越え3の涼から自分の領地へ足を踏み入れ た峠の上でとうとう力つきたそう ですそして三の涼へ向かって悲しい遠吠を 1つ残したかと思うと白はそのまま石に なり [音楽] [拍手] まし今でもこの峠を犬峠と呼ぶそうです [音楽] 山奥の村に模作と美の吉という親子の漁師 がおりましたそう なある秋も深い日のことと美の吉は 連れ立って山へ両に出かけましし たところがどういうわけかその日は なかなか獲物が見つからず2人はどんどん 山奥へと入って行きまし たと様雪だこりゃは一荒れするかもしれん ぞひとまず山小屋へ急いだ方がええ ぞ山の天気は変わりやすく模索の言葉が 終わるか終わらないうちに冷たい風に乗っ て雪つぶが激しく 荒れやがて吹雪となって雪が周りの山々を 白く覆い隠していきまし [音楽] たやっと人心地がついた今夜はここで 泊まりだな 昔昔ある村に不思議な男が住んでいました と さだってこの男村人が朝から晩まで汗水 垂らして働いているのをよそに1日中 ゴロゴロゴロゴロ寝てばかりいるのです 村人たちはすっかり呆れはてあれは負け もんじゃあもぐ太郎じゃあと馬鹿にして おりまし たでもこの男根からの怠けもではなかった んです がところがいつの頃からかふいと寝たきり 起きてこなくなってしまったん です誰がおこしに行っても起きませんゆ ぶっても起きませんくすぐって も殴っても起きません 朝になっても起きません夜になっても いよいよ起きませんとにかくただただ ゴロゴロと寝続けておりまし たまたこんなとこで 病がっちまう ぞこうして太郎は村のもからは怠け者とし て鼻つまみにされ果ては子供たちにまで 馬鹿にされる始末でし たしかしこんな太郎でもたった1人心配し てくれる人がおりましたそれは優しいおか さんですおっさんはこんな怠け者の息子の ために村の長老の屋敷で下働きの方向をし ておりまし た はあどうしてあんな生けを息子に持ったん だろう ね あ旦那 様やっぱり寝とるんかすみませんやり やりあんな息子を持つと親はたまらんうん ほ親服もがうん [音楽] そんな寝たろでも10日に1度ぐらいは 起き出しことがありました我慢ができなく なるから ですそれはそれは気持ちよさそうにいつ までもいつまで もありゃ かネ太郎のやつまたやっとるなおしっこは 霧のようになって綺麗な綺麗な虹をかけ まし たでも虹が終わると根太郎はまた寝続け まし たこうして今年も田植の頃になりましたが やっぱり太郎は起きてきません1年目には 1年た2年目には2年太郎でしたが3年目 の今は3年寝たろと人は呼びました さてこの村には田んぼへ水を引く川があり ませんカカりの夏になると決まって犬は しし枯れてしまうのでした村人たちは 雨ごいの火を炊くやら水神様を祭るやらし ましたが変わらず雨はてはくれませ [音楽] んムラン州わしらは真面目に働いたそれで もこのひりじゃこれは天罰じゃ当たりが このにからじゃそのバあたりがおる限り このひはやぬや ぬ村人たちはあのバあたりに消えて もらおうと丘の上にやってまいりましたが その時 [拍手] 起きよったぞどこ行く気じゃまた便 [音楽] じゃろなんだかいつもと違うの様子がな またべに決まっとるよもう少し様子を 見よう [拍手] [音楽] ARTART [拍手] あいつ何人する気 じゃどうしたことか太郎は渾身の力を込め て岩に手を当てて押し始めまし たあの岩をっことそっていうのかそんな 馬鹿なあんなおはいくらなんでも落とせる わけがあるもんかほんにあいつはバカもん じゃ なそうです いくらをしてもビクトもしません待てど 暮らせど動きませ んネ太郎はそれでもただ一心に押して押し て押しまくりました [音楽] [音楽] [拍手] するとどうでしょうついに岩が岩が谷底 [音楽] [拍手] へ落ちた岩はさらに大きな岩を動かして諸 とも川の中や そして岩は重なり合って川の流れを咳止め まし [音楽] た川は包を破って村の方へ向かって 流れ出すではありませんか [音楽] 水だ田んぼが助かったぞバザ水 だこうして村の田んぼは生き返りまし たそうです寝太郎はただ寝ていただけでは なかったの です寝ながら毎年村を苦しめるのこと心配 していたのですどうにかして川に水が引け ないか考えていたの [拍手] です根太郎は考えに考え向いてそれを 見つけましたこうして根太郎の考えた水の 流れに沿って村人たちは立派な様子を 作り上げました もうひりになっても水の心配をしなくても 良くなったのです村には毎年豊かな実りが 訪れまし た人々は根太郎のおかげじゃ根太郎は賢い と言って喜びましたでも根太郎の方は またもやゴロゴロと寝ておりまし た村人たちはもう当たりなんて言いません 太郎さんがまたええことを考えてくれとる んじゃろう そう言って寝太郎を大事にしましたと [音楽] さ 昔昔ある山寺に尚さんと小僧がおった おい小僧さんにん おい小僧さんよおい小僧さんよ小僧さん [音楽] おいもういやになっちゃうなあまたおし さんが呼んでるこれ小僧さん小僧さんよ はいはいはいはいはーおはいなんですか おしさん実はな明日寺へ段のが集まるん じゃがお前さん裏山に行ってクをかご拾っ てきてくれんかえ裏山にクリ拾い嫌だ何も そんなに嫌がることはないじゃろうすぐ裏 の山 じゃ尚さん何にも知らないからそんなこと 言って裏山にはやばがいるんですやば なんて別に怖いことはなかろ人事だと思っ てもしおいらが食われちまったらどうする んですお前そういうだろうと思ってここに 3枚のお札を用意してきた お札もし山ん馬が出てもこのお札に頼めば お前を守ってくれる安心して国を拾って くるんじゃというわけで小僧はしぶしぶ 裏山に栗拾いに出かけ たまたさんもいい加減なんだからなこんな 切れでやんが退治できるなら しない よブツブツ言いながら山に入った小僧も国 を拾い始めると結構面白くなって時が立つ のも忘れて栗拾いに夢中になっておっ た丁 上がり走行しているうちに小僧も広いに 飽きてきた [音楽] ふどどうして急に暗くなっちゃう [音楽] のじ冗談じゃないよこんな山ん中で夜に なっちゃって山場でも出たらどうしたら いい のたお 夜中に小僧さんどうなさったどどどどって クを拾っていたら急に暗くなって山じゃ よくあること じゃこんなところにいて山場にでも 見つかったら取って食われちまう ぞというわけで小僧はおばあさんに連れ られて山の中の一軒屋へと案内されたそう な朝になったらわしが道案内してあげるで こんばんははよう寝るが いいとその晩はおばあさんのところに止め てもらうことになっ た小僧がねいってどれくらいの時が経った か 何の音 [音楽] だろう小僧は板戸を少し開けて覗いてみる とおばあさんが大きな包丁を解いておっ たこんな夜中になんで包丁なんか解いてる んだ [音楽] おおよ遂げ た久しぶりにうまそうなことがる [音楽] [拍手] わいたたたたた大変だやややんだだ おばあさんおばあ さんなんだこぞまだ起きているのかおいら 船来 てうるさい小僧だそんなもの我慢して早く 寝るんじゃ我慢できねえ便所行ってこねえ ととても眠れねえ よ小僧があまり騒ぐのでやんは仕方なく小 をの腰にをつけて外に出した逃げたら承知 しないよ冗談じゃないよ逃げなきゃ食われ ちまうん でしょお嬢さんのくれたお札に頼んでみる かお札さんお札さんどうかおいらの代わり に便所で返上して ください小僧はお札に返事を頼んでそっと 逃げ出した 僧いつまで便所に頑張っているんだこれ まだかまだまだもう ちょっとそれにしても小僧を食うのは久し ぶりじゃな新鮮なところを数醤油をつけて ペロっ とないねそれにしても便所の長いくだな まだかまだまだまだちょっといいに [音楽] なんだこりゃ小僧を逃げた [音楽] なか逃げられると思ってるの かマ こぞや [拍手] 待て 待てお札さんお札さん大いを助けて おくれお札は川になってヤん歯を押し流し たいや助かった邪魔見ろバイバイ こんなぐらいなんでこない よ待て ここれ私か逃げられやしない よわうわ最後のおだ何でもいいから助けて おく [音楽] ねなんだなんだなんだお札が砂のになった ので場は足を取られて進めその間に小僧は 暗い山の中を無が夢中になって走って逃げ た助け て尚さん尚さんおさんまた大げさな声を 出しおっておしさんおしさん大変だ大変だ 何を騒いでおるクはどうしたくどじゃない よヤんがここへ来るんだよ おしさん早く隠れないと食べられちゃうよ 全く慌しいやつじゃせっかく餅を焼いて 食わせてやろうと思っていたの におし今ここへ小僧が来たろ小僧なんて 知らん尚のくせに嘘言うで僧を渡せうん 渡せと言われてもたの小僧を渡せば食って しまうんじゃろう がそりゃ当たり前じゃわしやんばじゃから なふあんなどうしようもないやつでも食わ れちゃうと寺が不便するでなじゃあこう しようわしと術クラビをせんか術クラビ そう術比べじゃそんでわしが負けたら小僧 を渡すがどうじゃ 面白いどんな術比べだ言ってみろそうじゃ なでは一尺ばかりに小さくなれる かどじゃこんな実はどうということはない ほう大したもんじゃなそれじゃあこれは どうじゃ豆つぶほどの大きさになってわし の手の上に乗れるかこれはできんじゃろう こんなもんでどうじゃさあ今度は王将の実 を見せろうんわしのジュスかこの餅にヤん 歯を挟ん で食べるジュツじゃ お尚さんやばはどうしたやばそんなもんは しら [音楽] んそれ きりこの辺りではヤマ場が出るという噂も 消えてしまったそうじゃ [音楽] 昔昔のことじゃっ た紀州の国日高川という川の辺りを今1人 の裏若い旅のお坊様が歩いておったお坊様 の名前は [音楽] アンチアンちんの足取りはなぜか乱れて おりまるで何者かに追われているような 様子であったがそのわけ はそれは3日ほど前の出来事であっ たアンチは故郷欧州の白川から熊の大社へ お参りする途中であったが途中政子の里の 辺りでひれてしもうた これは困っ た今夜一晩の宿をどこか探さね ばこうしてアンチはマゴの里のしやシジと いう家に泊まっ た正司という家には1人娘で清姫というお 方がおられたアンチはその夜この清姫から 数々の表なしを受けることになったので ある あの旅のお坊様長い道中さぞお疲れになっ たことでしょうどうぞ今夜はごゆっくりと お休みくださいませはい誠にありがとう ございます [音楽] 清姫は人目見るなりこの若くて美しいお坊 様を好きになったそれはアンチとて同じ心 であっ たこうして2人はその夜遅くまで 語り明かしながらお互いの胸のうを伝え たアチは自らが修行中の身であることも 帰り見ず帰りには必ずよると約束して しもうた次の日アンチは目指す熊の大社へ と到着し たところがそこの僧侶たちはアンチの心の 迷いをすぐさま 見抜き一刻も早く迷いから覚めるようにと 順々と教えさし たこうし てアンチは迷いから立ち直っ た考えてみれば修行中ののことと許される はずもなかったアンチは清姫と会わぬため 来る時とは違う道をたどっ たところがそんなこととはつ知らぬ清姫は 今か今かとアンチの帰ってくるのを 待ち受けておったアンチ様は一体どうさた の じゃろ今日が約束のひじというにアンチ様 は一体どうされたの じゃろうあのもし熊のからのお帰りの若い 旅のにお会いになりませなんだ かその方なら多分別な道を行かれたと思う がへ何別の道をまさかそのよう なあのもし熊のモデからのお帰りの若い旅 のそうにお会いになりはしませなんだか名 はアンチと申されます多分その方ならこの 街道の78丁先でお見かけしたと思うが え やっぱり清姫はもう狂ったようになって 街道をかけにかけた [音楽] ちょうどその頃のことであったアンチは 日高川の渡まで来ており今まさに川を 渡ろうとするところであったアン様アン [音楽] 様先早く船を出してくだされさ早く船を 出してくだされ アンジ [拍手] 様アンチ [音楽] 様アンチ [音楽] 様アルチ様なぜどうし ておんち 様おちん 様ちん様 [音楽] [拍手] 清姫はそのまま日高川の中へ入っていっ た そしてなんとその姿は恐ろしい大蛇の姿へ と変わってしまっ [拍手] た 肉気圧アンチめ おお愛しアンチさ [音楽] [音楽] 街道のそばに道場寺というお寺があった アンチはこの寺に駆け込むと寺の人々に 助けをこうた何もかも私の身から出た罪と は のせ今追われておりますどうかお助け くださいおかまい くださいしから ば目渡すところ身を隠すところは寺の釣り 以外どこにもなかったそれで寺の人たちは 釣りがを下ろしてその中にアをかまって くれた そしては の [音楽] [音楽] [拍手] 寺の中 に釣りを見つけた大蛇はその釣りの上から ぐるぐる巻きに体を巻きつけたそして 恐ろしい赤い炎を吐き続け た 安め あしアンチさ 省力が事 条条 大風 弁 光原滅 滅洋症状業 業者 [音楽] 問したが滅が減少症状問題 外 法院原始合 発合 信連 水 人力 税議 上領 戦技 人 大 が [音楽] 天人こし てアンチは今や代打と貸した清姫の赤い炎 に包まれてついに焼き殺されてしまこの 御作の家にはとんでもなくデ があったカは御作が生まれた時からでーん とここにあったそう な場所塞ぎなことこの上もなかったが御作 はその場所から決して動かそうとはし なかったというのもこんな言い伝えがあっ たから じゃこのカは家の守り本お宝の逃げぬため の おし動かしてはすっに楽に仕さ せるじゃが御作にはその言い伝えの意味は わからんかっ た御作の1番の心配事は釜が盗に持ち去ら れることじゃっ [音楽] たしんばり坊よし そんなわけであっちこっちにしばり棒を かけて畑仕事に出かけるという念の入れよ じゃっ たよよこすった [音楽] [音楽] このカは家の守り本尊お宝の逃げのための おし動かしてはぬすっとに楽に仕事場さ せる うすっ としんばり棒はかけた し大丈夫じゃた じ畑仕事をしていてもいつもあの釜のこと が気に なりまさか のあんなでっけえ か はあすぐに戻ってしまうというあり様 じゃったう 昼間のうちでこれじゃったから夜ともなれ ばもっともっと大変じゃっ たうっかり眠っちまってその間にカが盗ま れでもしたらご先祖様に申し訳ねえ ぞは あでもよ1日だけでもええから安心して ゆっくりと眠りてもんじゃのゆっくりと 安心して [音楽] ようわだだだる じゃなんじゃいキツの野郎か あ はあそうじゃ 釜の中 じゃ釜の中に眠っておればヌスが来ても 安心なことに御作は気がつい たこうして御作は釜の中でぶりにぐっすり 眠ることができた [音楽] ところ [音楽] が盗とじゃったとうとう本物のノスが現れ たのじゃった なんじゃこの家はろなものありゃせんぞ ん ほほこれはまたでけえかまじゃの んほお表かじゃのこれだけけりゃ売ったら いくらかの銭になるじゃろ ムスは重たいカを一気に持ち上げたそう してその重たいカを肩に担いで外に出て いった [音楽] 上々冗談じゃねえよこんな力持ちの盗に 見つかったらひり殺されてしまうどどどう したらいいんじゃどうし [音楽] たらああなんとも何気なものを盗んじまっ たもんよおかげですっかり腹減っちまった わい待てよこれだけの構じゃいいもの23 本は入っとるかもしれねえ ぞいやいやもしかしてお宝が入っとるかも しれひえ殺されてしまう殺されてしま もうどうにでもなれと作は腹を据え [音楽] た うこおめえは何者 じそういうおめえこそこんな釜の中でを しったこのカはらの家に大々伝わる大事な カじゃそれがどうし たいこの川への守り本尊お宝の逃げぬため のおし動かしてはぬすっとに楽に仕事場さ せるななんじゃとこの構は家の守り本尊お 宝の逃げぬための申し動かしてはぬすっと に楽に仕事場させる こりゃいいこと聞いたありがとう よなんじゃいってどうなっとるんじゃそれ にしても助かっ た次の日御作はやっとのことで釜を自分の 家まで運んで帰ったところが わなんと釜の置いてあった床の板が剥がさ れ穴が掘ってあったそしてそこには盗の 置手紙があっ たななんじゃこれ はお宝のあかを教えてもらってありがよ すっ とこのカは家の守り本ぞおの逃げぬための おし動かしてはぬすっとに楽にしばさ せるそうじゃったの かカは縁の下に隠してあったお宝を守る ためのおしじゃっの かオと来たら本当に知恵のね男 じゃ うじゃがよくよく考えてみるとお宝が なくなったということは心配の種も なくなったということじゃ心配事が なくなったということはぐっすりと安心し てということじゃっ [音楽] たそれ以来ご作はあのでっけえカを裏庭に ほっぽり出して畑仕事にせを出したという こと [音楽] [拍手] じゃ はあ大事なお宝は盗まれてしもうたが御作 はそれなりに幸せじゃったお宝が亡くなっ たおかげで毎日ビクビクすることもなく 安心してのびのびと暮らせるようになった からじゃ

『まんが日本昔ばなし』(まんがにっぽんむかしばなし)は、愛企画センター、グループ・タック、毎日放送(MBS)の共同制作により放送されたテレビアニメである[注 2]。

概要
放送枠は30分で、毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が、一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。

『月光仮面』や『愛の戦士レインボーマン』など多数の特撮テレビドラマを手掛けた川内康範が監修に携わり、川内の娘で童話作家である川内彩友美が企画。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターが多数起用された。

番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用された。

文芸は当初、『リボンの騎士』などの脚本を担当した平見修二がメインでスタートしたが、2クール目から終了までは沖島勲がほとんどを執筆した。なお、本シリーズでは原話から演出家がダイレクトに絵コンテを描き、脚本を経ないケースが多かったため、「脚本」ではなく「文芸」ないし「ダイアローグ」としてクレジットしている。

TBS系列のテレビアニメでは最も放送期間の長い作品である。
まんが日本昔ばなし 2023 Vol 132 「桃太郎」 | まんが日本昔ばなし

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