【iPS研究“世界初”の進展】「髪の毛」から子どもが? 「不妊症」「生命」のナゾ解明に期待…未来の心配は

こちらをご覧ください例えば私たちの皮膚 や髪の毛の細胞から精子や卵子を自在に 作り出せるかもしれないそんな夢のような 話の手前の段階で大きな進展があったと いうことなんですはさん髪の毛から子供が 将来生まれるんですかそうなるんですかね 疑問が色々あるんで聞いてみましょうさん はいあのこれはですね山中授がノーベル 変能力を持っていまして目の病気ですとか 心臓病などへの研究が進められているん ですでこのIPS細胞を精子や男子にする ためにはもういくつかの段階があるんです けれども今回京都大学の斎藤教授の グループは精子や南になる手前の段階の こうした細胞を大量に作ることに成功した と発表したんですこれ4ヶ月ほどで 100億倍以上に増やすことができたと いうことで斎藤教授によりますとここまで 大量に作れるようになったのは世界で 初めてのことで大きなインパクトがあると いうことなんですこれはあのでも大量に 作ることで何かメリットがあるんですか はいあのこれはですねすぐに人の精子や 卵子ができるというわけではないんです あれれの実験がえるので研究が的に進む 可能性があるということなんですはいまた 将来的に性卵を作れれば不妊症ですとか その他の病気の治療が進むきっかけにも なりますさらにもっと根本的な人の誕生に 関わる謎の解明も期待されるということな んですでつい先ほどなんですけれはい胞の 海の親である山中深夜教授がゼロの取材に 答えてくださいましたでIPS細胞を活用 して生命の謎に迫る素晴らしい研究だと 思います不妊症の原因解明などが進むこと を期待していますとコメントしましたは さんどうですか辛い不妊治療されている方 の希望になるといいなと思いますはいはい でじゃあこれがいつ頃実現するのかなん ですがこの分野の研究をリードするえでも あります大阪大学の林教授に聞いたところ これ技術的にはあと5年から10年で性さ せられるような精子や男子ができるように なる可能性があるということなんですこう いう分野で言うと5年10年というのは かなり早いように思えますがその一方で 髪の毛から精子や卵子ができるということ になりましたらいい議論が必要な部分も 多いんじゃないでしょうかはいその通りな んですよね林教授によりますとこれ未来の 話ではありますが例えば好きな著名人の 髪の毛を入手して子供を作るということも できてしまうかもしれない他にも遺伝子を 売る商売ができるかもしれないさらには 亡くなった人からも子供が誕生するまこう いったことも理論上は可能性があるという ことなんですうんですのでねま正しく使う ために歯止めをかけるルールなどの議論も 必要だと思いますねはいそうですねあの 現本ではIPS細胞から精子や卵子を 作り出すことここまでは認められています が受精させることは禁止されているんです え内閣府の生命倫理専門調査会はこれ将来 どこまで認めるのか今まさに議論している ということですはさんいや素晴らしい技術 だとは思うんですけどもっと遠い未来の ことだと思っていたので想像がつかないと いうか少し怖いなという思いもありますえ 技術が進歩するのとに命の大切さも考えて いければいいですねはい

身体のあらゆる細胞に変化する能力があるiPS細胞を使った研究で、世界初の成果が発表されました。京都大学教授らのグループが、精子や卵子になる手前の細胞を大量に作ることに成功。不妊や生命誕生の謎解明などが期待されますが、将来的な懸念もあります。

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https://news.ntv.co.jp/category/society/3f1ef8b0cf6e4274ad1debc6647ecdf9

■「夢のような話」の手前で大きな進展

藤井貴彦キャスター
「例えば私たちの皮膚や髪の毛の細胞から、精子や卵子を自在に作り出せるかもしれない──。そんな夢のような話の手前の段階で、大きな進展があったということです」

波瑠さん(俳優・『news zero』火曜パートナー)
「髪の毛から将来子どもが生まれるのですか?」

藤井キャスター
「そうなるのでしょうか…? 疑問がいろいろあります」

小栗泉・日本テレビ解説委員長
「これは山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したiPS細胞を使った研究です。iPS細胞は身体のあらゆる細胞に変化する能力を持ち、目の病気や心臓病などへの研究が進められています」

「このiPS細胞を精子や卵子にするためにはいくつかの段階がありますが、京都大学の斎藤通紀教授らのグループは今回、精子や卵子になる手前の段階の『前精原細胞』『卵原細胞』を大量に作ることに成功したと発表しました」

「4か月ほどで100億倍以上に増やすことができたということで、斎藤教授は『ここまで大量に作れるようになったのは世界で初めてのことで、大きなインパクトがある』としています」

■研究が飛躍的に進む可能性…期待は?

藤井キャスター
「大量に作ることで何かメリットがあるのですか?」

小栗委員長
「すぐにヒトの精子や卵子ができるというわけではありませんが、多くの細胞があれば数多くの実験を行えるので、研究が飛躍的に進む可能性があります。また、将来的に受精卵を作れれば、不妊症やそのほかの病気の治療が進むきっかけにもなります」

「さらに、もっと根本的なヒトの誕生に関わる謎の解明も期待されるということです」

■山中教授「不妊症の原因解明に期待」

小栗委員長
「iPS細胞の生みの親である山中伸弥教授が、zeroの取材に『iPS細胞を活用して生命の謎に迫る素晴らしい研究だと思います。不妊症の原因解明などが進むことを期待しています』とコメントしました」

波瑠さん
「つらい不妊治療をされている方の希望になるといいなと思います」

■「受精」は? 求められる議論

小栗委員長
「では、いつ頃実現するのか。この分野の研究をリードする1人でもある大阪大学の林克彦教授によると、技術的にはあと5~10年で受精させられるような精子や卵子ができるようになる可能性があるといいます」

藤井キャスター
「こういった分野では、5年や10年はかなり早いように思えます。その一方で、髪の毛から精子や卵子ができるということになれば、いろいろ議論が必要な部分も多いのではないでしょうか?」

小栗委員長
「その通りです。林教授によると、あくまで未来の話ですが、例えば好きな著名人の髪の毛を入手して子どもをつくることもできてしまうかもしれません。遺伝子を売る商売や、亡くなった人からも子どもが誕生するといったことも理論上は可能性があるといいます」

藤井キャスター
「正しく使うために歯止めをかけるルールなどの議論も必要だと思いますね」

小栗委員長
「現在、日本ではiPS細胞から精子や卵子を作り出すことまでは認められていますが、受精させることは禁止されています。内閣府の生命倫理専門調査会は将来どこまで認めるのか、今まさに議論しているということです」

波瑠さん
「素晴らしい技術だと思いますが、遠い未来のことだと思っていたので想像がつかないといいますか、少し怖いなという思いもあります。技術が進歩するのと一緒に、命の大切さも考えていければいいですね」
(2024年5月21日放送「news zero」より)

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