中山間地域での医療体制の充実を図ろうと、患者と医師をオンラインで結んで診療を行う実証実験が群馬県内で初めて、南牧村で行われました。

県は、医療資源の少ない中山間地域の効率的な医療提供体制の整備に向け、公民館などでオンライン診療が受けられる実証実験を今回、初めて行いました。

人口およそ1400人の南牧村には、診療所が1カ所ありますが診察日は週に2日で、最寄りの下仁田町の総合病院まではおよそ10キロ離れています。6日は、70代から90代までの男女3人が診察を受けました。

実証実験ではまず、南牧村の活性化センターにいる患者と下仁田厚生病院の医師をオンラインのビデオ通話でつなぎ診察を行います。診療後は、下仁田町にある薬局の薬剤師とビデオ通話でつなぎ、服薬指導を受けます。

そして後日、地元の新聞販売店が薬の配達と料金の徴収を行うということです。

また、ビデオ通話での診察に加え、遠隔で患者の状態を調べる電子聴診器などの機器も使いながらの診察も行われました。県では、実証実験を進め、他の地域や医療機関でも導入を進めるための枠組みを今年度中に作成する予定です。