旧ツイッターから「X」に変わったことでロゴが変わり、2006年から親しまれてきた「青い鳥」が飛び立ちました。その「青い鳥」に向けてネット上では感謝や別れを惜しむ声が相次いでいます。

 JR西日本が「X」に投稿した画像です。

 岡山県にある伯備線「新見駅」で写真に収まる「特急やくも号」。しかし、車両のマークが「やくも」ではなく、「ありがとう青い鳥」になっています。

 JR西日本 SNS担当者:「ツイッターが終了することに対して、我々としては『今までありがとう』という感謝の意味を込めて企画させていただいた」

 一方で、「X」の利用者からは「青い鳥」との別れを惜しむ声も。

 ブローチの鳥かごの中で青い鳥が1羽たたずんでいます。投稿した人は、自分のスマートフォンのアプリのアイコンから「青い鳥」が消えた日に偶然、旅先で見つけて購入したということです。

 西田葬儀社のXから:「故青い鳥さんの葬儀式を開式致します」

 青い鳥の遺影のまわりには青い色の花が供えられ「ツイッターユーザー一同」と書かれています。

 投稿したのは名古屋市の葬儀会社で、所属デザイナーとともに作成したものだそうです。

 この投稿には、1万件以上の「いいね」がつくなど大きな反響を呼んでいます。

 西田葬儀社 マーケティング企画室 蜷川顕太郎さん:「(青い鳥が)飛び立ってしまったことが皆、悲しい。本当に心からの『ありがとう』を伝えたい」

 「X」では「青い鳥」のロゴとともに鳥がさえずるという意味の「ツイート」という言葉も廃止され、「ポスト」に変わっています。
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