「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」
7月4日(火)18:30-
入場無料、要予約
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京
言語:日本語

フラメンコ、闘牛、アルハンブラ、ベラスケス、そしてドン・キホーテ…我々が思い浮かべるスペインの典型的な「イメージ」の多くは、19世紀にこの国を訪れた外国人旅行者たちによって作られたものです。そうしたステレオタイプの形成には、大量に刷ることができ、簡単に持ち運びができた版画が大きな役割を果たしました。

国立西洋美術館で開催する「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」(7/4-9/3)は、写し伝えることのできる版画が、スペインの文化・美術に関するイメージの形成や流布にどのように貢献したかについて、国内に所蔵される作品のみで探る、これまでにない企画です。本講演では、展覧会の監修者が、展覧会の構成や見どころについて、分かりやすく解説します