新型コロナの5類移行後、いま子どもを中心に急増している感染症に注意が必要だ。
新型コロナ感染者数は2週連続で減少したが、移行前に比べ高い数字となっている。
福島県いわき市の織内医院の織内竜生院長は、状況に応じた感染対策を取ることを推奨する。
織内医院・織内竜生院長:「基本同じですね。人混みのところではちゃんとマスクをするというような予防のためには大事かと思います」
一方で、小さい子どもを中心に感染が急増しているのが「RSウイルス」だ。
県内定点での感染者数を見てみると、コロナ5類移行後、感染者は急増し、6月4日までの一週間は113人。2022年と比べても大幅に増えている。
本来、様々な感染症にかかり免疫をつけていく子ども。織内院長は感染対策も急増の要因のひとつと考えている。
織内医院・織内竜生院長:「今まで感染の機会がなかった。逆に免疫が無くなってしまって、それで爆発的に増えていると言われているので」
織内院長は「症状が出たら迷わず受診」することを呼びかけている。