#華麗なる一族佐分利信 #鈴木京香華麗なる一族 #俳優鈴木京香が建築学会文化賞を受賞吉阪隆正の代表作ヴィラクゥクゥの保存再生と一般公開に向けての改修に尽力
2023年 日本建築学会文化賞 杉本博司氏、榊田智之氏と共同で改修保存、社会的インパクトが高い評価 日本建築学会は19日、俳優の鈴木京香さんに、建築文化の向上や建築への理解と認知に貢献した人に贈られる日本建築学会文化賞を授与すると発表した。 演劇や映画の俳優として、また現代美術の収集家としても知られる鈴木は、近年、危機に瀕していた吉坂隆正+ユー・ラボラトリー設計の邸宅「Villa Kuku」(旧近藤邸)を建てた。解体中。東京都渋谷区)単品で購入。公開に向けた保存・再現・改修が高く評価されました。 1957年に完成したこの邸宅は、ル・コルビュジエに師事した建築家・吉坂隆正の代表作の一つです。完成から60年以上が経過し、建物は解体の危機に瀕していました。現存する図面を参考に吉坂の設計思想を紐解き、設計意図を想像しながら一部パーツを解体。リノベーションでは使えるものは残し、残った図面でテーブルなどを新たに制作。 . 以下は、日本建築学会ホームページに掲載された選考レビュー(一部抜粋)です。 ヴィラ ククは 1957 年に完成し、完成から 65 年以上が経過しました。帰国後、ル・コルビュジエのアトリエで学んだ吉坂の代表作のひとつ。この家はル・コルビュジエの影響を強く受けており、仲間のアルピニストやフランス文学者である近藤均とその妻である近藤勝子によって50年以上使用されていました。その間、さまざまな改修が行われましたが、鈴木さんが目指しているのは、本来の姿を取り戻しつつ、新たな感性を加えて現代的な住宅として蘇らせようという試みです。現代の住宅のあるべき姿、つまり現代人が実際に生活することを想定し、必要な機能を厳選して最適化することも、今回の保存再生のあり方です。評価に値します。鈴木氏は「管理人」として物件の維持管理を行い、一般公開も検討中。非公開だからこそ、その貴重な価値を共有できることの意義は非常に大きい。また、鈴木さん自身の俳優としての人気もあり、住宅・インテリア雑誌や一般向け女性誌に作品が掲載され、SNSでも話題となっています。これらの成果は、建築の文化的価値の普及に寄与し、今後の著名建築物の保存修復への理解を深める上で重要です。 日本建築学会文化賞は、会員以外の方もご参加いただけます。鈴木のほか、優れた公共建築物を数多く実現し、豊かな建築と街づくりに貢献した元群馬県庁職員の新井久敏、建築家として数々の建築写真を手がけてきた写真家の小川茂雄。新建築を発行する新建築社の撮影責任者に抜擢された。