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『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)『ゾンビ』(1978)などゾンビ映画の第一人者であり、ホラー映画の巨匠で、2017年に他界した故ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛けた幻の未発表映画『アミューズメント・パーク』がこの度、半世紀を経て10月15日よりシネマカリテにて公開となります。一般公開に先駆け、新宿シネマカリテで開催中の映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション®2021」内にて、ロメロの命日である16日に先行上映される。14日、予告編が公開された。
予告編は、「外は楽しくない」と落胆するボロボロの老人(リンカーン・マーゼル)に対し、「自分で確かめる」といい、意気揚々と外出する綺麗な装いの老人(リンカーン・マーゼル)から始まる。若者たちで賑わう「アミューズメント・パーク」。老人は混雑の中での移動は困難で邪魔者扱い。スリにもあう。人々は老人に厳しい。「誰もが行きつく先…」というテロップが、観るものの目を覚まさせる。そして老人は「何も…何も…何もないんだ」と嘆く。老人の後ろ姿をとらえたカットの、その肩の落ち方が凄まじく、観ているこちらもいたたまれなくなるような内容。
1978年に『ゾンビ』を発表し、以降の“ゾンビ映画”というジャンルを確立した故ジョージ・A・ロメロ監督の幻の未発表映画が発見されたのは3年前。4Kレストアが行われた同作は、もともと年齢差別や高齢者虐待について世間の認識を高めるためにルーテル教会がロメロに依頼した企画だったが、出来上がった作品は老人の悲惨な状況が容赦なく映され、そのあまりにもストレートな、当時のアメリカ社会を描いた内容に依頼者は慄き、封印されていたという。
