Essence of PIanolife by Megumi Tanno
(Tokyo, the 12th November, 2021)
Episode 253/Schumann (1810-56)

Dichterliebe, Op. 48 (1840)

-Hör‘ ich das Liedchen klingen

#clavichord #megumitanno #schumann #シューマン #音域 #心の乖離

丹野めぐみ【エッセンスオブピアノライフ】エピソード253/シューマン
【詩人の恋】
より
【あの歌が聴こえてくると】

【詩人の恋】も中盤
第十曲目
あの歌が聞こえて来ると
あの人が歌っていたあの歌は
やるせなさで
胸が張り裂ける!

歌詞は結構激しい内容ですが
ここでも
陰陽のバランス
足し算引き算のバランスを

シューマンはあえて静けさを伴奏に生かす

最後の歌詞のところで
ピアノの音域が一気に
開く

まさに
埋められないココロの乖離を
表現しているかのような。。

丹野めぐみ
Megumi Tanno

洗足学園大学附属中・高等学校音楽科卒業後、1997年東京藝術大学楽理科入学。2001年オランダのデン・ハーグ王立音楽院古楽科フォルテピアノ専攻に入学。8年間のオランダ留学中に、ブリュージュ国際古楽コンクールフォルテピアノソロ部門奨励賞、ジョンケールアワード歌曲伴奏賞、ファンバッサナール室内楽コンクール優勝、コーネル大学でのヴェストフィールドコンペティションベスト8、ユトレヒト音楽祭などに招聘され研鑽を積む。優勝記念コンサートではオランダとベルギーの14都市を訪れ、オランダのラジオ4やテレビにも出演した。
2009年帰国後は、横浜みなとみらいホール、東京オペラシティリサイタルホール、近江楽堂、汐留ベヒシュタインサロン、奈良斑鳩ホール、秋篠音楽堂などで、フォルテピアノの魅力を独自のプログラムで展開する。
また2015年から2017年まで中国国内の音楽教育やフェスティバルにも招聘され、香港電台での録音(堀江はるよ氏の作品)や蘭州や四川、上海、寧波、紹興などのコンサートホールにてミヒャエル・ツァルカ博士との演奏会に出演した。
2013年からは地元大田区にて蒲田ロータリークラブ主催の小学生に向けた音楽会や「大田六郷フォルテピアノフェスタ」などを継続して開催する。
2015年からはヨーロッパの拠点をスイス・バーゼルに移し、リーエン教会でのフォルテピアノ・コンサートやオランダの歴史美術館、バルセロナ楽器博、コペンハーゲンでのコンサート等活動の幅を広げる。2019年にはオランダにて「チェロフェスティバル」に招聘され、ハノーファー音大教授Leonid Gorokhov、デン・ハーグ王立音楽院教授Lucia Swartとベートーヴェンのチェロソナタを共演、そしてオランダの名門「ロイスダール・カルテット」とシューマンのピアノクインテットを共演した。

王立音楽院在学中、アミ・シャミール氏の声楽クラスに起用されたことにより、「歌曲伴奏法」つまり呼吸を添わせることの面白さに目覚め、「音楽と身体」についての考察を深める。「歌曲伴奏法」からピアノソロ作品を紐解く独自の視点を磨きながら、「野口体操」(羽鳥操氏)、「骨ストレッチ」(松村卓氏)にヒントを得る。「ピアノ・クリニック」を主催し音楽家の悩みに寄り添いながら音楽の中に無限に広がるエッセンスをどのように今このカラダに取り入れることができるのか実践を重ねている。

これまでにピアノを三瓶弥生氏、関孝弘氏、フォルテピアノを小島芳子氏、バルト・ファン・オールト氏、スタンリー・ホッホランド氏、サリー・サージェント女史に師事。

またヴィオラを伊藤正氏、フルートを上林真理氏に師事。藝大在学中にはシタールやガムラン、清元三味線などにも触れる。

YouTubeでは「丹野めぐみエッセンスオブピアノライフ」を発信し、クラヴィコードの未知なる世界を日々掘り下げている。レパートリーとしてはバッハやモーツァルトなどの古典派を軸に自由自在にクラシック音楽を旅する。

丹野めぐみ (鍵盤奏者)

info@megumitanno.net