高知東生、秋にも芸能活動引退!妻・高島礼子と難病の義父サポートに専念
スポーツ報知 7月1日(水)4時52分配信

おしどり夫婦として知られる高知東生と高島礼子
 俳優の高知東生(のぼる、50)が引退することが30日、分かった。
妻で女優の高島礼子(50)の父が患うパーキンソン病の介護や家庭のサポートのため、
仕事にひと区切りをつけて高島の活動を支えるという。

今秋公開予定の映画の封切りをめどに一線を退く予定で、
すでに新たなオファーは断っている状態。
愛妻家として知られる高知が、50歳の節目に新たな決断をしていた。

関係者によると、高知は今年に入ってから俳優業に区切りをつけ、家庭に入ることを決断。
NHKの紀行バラエティー「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」(後8時)が9日に放送され、
映画「忘れ雪」(ハン・サンヒ監督)は今秋公開予定だが、いずれも撮影を終えている。
新たなオファーは受けずに高島と義父のサポートに集中していくとみられる。

1999年に結婚して以来、高島と芸能界屈指のおしどり夫婦として歩んできた高知の「男の決断」だ。
高島の父は2004年にパーキンソン病を患い、寝たきりの状態となった。
当初は入院生活を続けていたが、04年末に自宅をバリアフリーに改装。
高知も賛成し自宅介護に切り替え、10年以上介護を続けている。

 当初から義父を車に乗せたり、ベッドへの移動など、
体力が必要とされる部分は高知が買って出ており、夫婦で協力して介護していた。
しかし、高島は主演舞台や映画、レギュラーの旅番組など、仕事が相次ぐ売れっ子女優。
稽古やプロモーション、撮影などのため、やむなく家を空けることも多かったが、
高知は「嫁の芝居は世界一」と女優としての才能を誰よりも買っており、
仕事は積極的に受けていくように勧めたという。

 高知自身ももちろん、役者としての情熱は残っている。しかし今は家族が第一。
愛する高島と義父の支えになるべく、苦渋の決断を下した。
妻や家族のために夫が俳優を引退し家庭に入るのは珍しい。

「忘れ雪」は10月の公開を予定しているが、関係者によると
「呼んでくれるのなら、舞台あいさつには立ちたい」と話しているといい、
そこがひとつの区切りとなりそう。夫婦で連れ添い16年。

培った家族の絆と愛を貫き、こよなく愛した役者人生に別れを告げる。

 ◆高知 東生(たかち・のぼる)1964年12月22日、高知県生まれ。50歳。

明徳義塾高時代は野球部に所属し、控え投手で甲子園に出場。
93年「高知東急(のぼる)」の芸名でドラマ「いつか好きだといって」でデビューしたが、
97年に東急電鉄から芸名使用差し止めを求められて裁判になり、
翌年春から現在の芸名に改名した。

女優・あいだももと91年に結婚するも96年に離婚。
99年2月に高島礼子と再婚した。身長180センチ。

引用yahooニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150701-00000007-sph-ent