『血を吸う薔薇』
1974年(昭和49年)7月20日に公開された日本の特撮恐怖映画。製作は東宝映像、配給は東宝。キャッチコピーは、「悪魔が呼ぶ! 霊魂が呼ぶ! 血を 肉体を求めて 今夜もまた蘇る 呪いの檻!」。
『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』(1970年)、『呪いの館 血を吸う眼』(1971年)に続く「血を吸うシリーズ」の第3作目。夫婦の吸血鬼が登場し、彼らの夫婦愛が描かれているのが特徴である[5]。カラー、シネマスコープ作品。
同時上映は『急げ!若者 TOMORROW NEVER WAITS』(東宝・ジャックプロ提携作品)。
教師の白木は、東京から長野県字魔ヶ里村の聖明女子短期大学に次期学長候補として赴任したが、その夜から得体の知れぬ事件が起こる。事件を追ううち、白木は200年前から伝わる吸血鬼伝説に突き当たる。
白木の前の学長候補は発狂しており、日記には不死身の魔性は生身の人間に乗り移っていると記されていた。実は、現学長夫妻こそが次々に人間に憑依しては生命を長らえてきた吸血鬼であり、2人は次の標的として白木を選んだのだ。白木をめぐり、死闘が始まる。
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