福岡県は、新型コロナの感染者のうち、自宅で療養している人を対象にした「オンライン診療センター」を、21日から24時間対応で始めます。
福岡県によりますと、オンライン診療センターを始めるのは、新型コロナの感染拡大で発熱外来がひっ迫するのを避け、重症化リスクの高い人が受診できる機会を確保するためです。
自宅療養中に体調が悪くなり医療機関での診察を希望する人のうち、かかりつけ医への受診が難しい人に案内します。
まず、「福岡県健康フォローアップセンター」に電話で相談し、専用のアプリをダウンロードします。
続いて、必要な情報を入力してオンライン診療を予約すると、センターの医師がアプリで診察します。
薬の処方箋も発行します。
さらに、年末年始に帰省や旅行する人を対象にした無料検査所を、県内およそ630カ所に設けます。
今月24日から来月12日まで、無料で抗原検査とPCR検査を受けられます。
