大阪府は、新型コロナウイルスのPCR検査で患者の結果を取り違え、陽性と陰性の結果を誤って伝えていたと発表しました。

 大阪府によりますと、新型コロナウイルスのPCR検査を行っている大阪健康安全基盤研究所が、今年4月に患者の陽性と陰性の結果を取り違えたということです。検査結果が書かれた用紙からファイルに記入する際に取り違えたことが原因で、結果が陽性だった20代の男性に誤って「陰性」と伝え、本来は陰性だった30代の男性には誤って「陽性」と伝えてしまったということです。

 誤って陰性と伝えられた陽性患者は検査後も症状があったことから自宅待機し、4日後に再度検査を受けた際には陰性だったとして、府は、誤りによって感染が広がった可能性は低いとみています。大阪府は「今後、ダブルチェックの徹底を図り、再発防止に努める」と述べています。

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