国立民族学博物館 特別研究関連事業
日本万国博覧会記念公園シンポジウム2022
「人類よ、どこへ行く? ポストコロナの世界を占う:Quo vadis , homini?」
日時 2022年10月29日(土)13:30~16:30(開場:13:00)
会場 国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)(定員200名)

新型コロナウイルス感染症はまたたく間にしてグローバルに広がり、いまも人類社会に甚大な影響を及ぼしています。社会に潜在していたさまざまな差別意識や矛盾が顕在化するなか、人類が近代に入って作りあげてきた制度や規範の意義と存在理由が、改めて問われています。 万博記念公園と国立民族学博物館が協働しておこなうシンポジウムの2年目にあたる本企画では、精神医療、医療、哲学、比較文学・比較文化など、各分野の第一線で活躍する研究者が議論を交わし、コロナの世界像を描きます。
※本企画は、国立民族学博物館の特別研究「コロナ禍に対するローカルな対処としての『文化の免疫系』に関する比較研究」関連事業です。

プログラム
【番組1】
13:30 挨拶|中牧弘允(千里文化財団理事長、国立民族学博物館名誉教授)
13:40 シンポジウム開催にあたって|𠮷田憲司(国立民族学博物館長)
【番組2】
第1部 コロナ禍のなかを生きる
14:00 講演1「コロナ禍が変えた精神風景」|斎藤 環(筑波大学教授)
14:20 講演2「社会の疾病としてのCOVID-19」
   |朝野和典(大阪安全基盤研究所理事長、大阪大学名誉教授)
【番組3】
第2部 コロナ禍の意味するもの
14:40 講演3「抗体としてのモンスターー表象の疫学から解くアマビエ現象」
   |山中由里子(国立民族学博物館教授)
15:00 講演4「哲学からみたコロナ禍の意味」|中島隆博(東京大学東洋文化研究所教授)
【番組4】
パネルディスカッション
 パネリスト 斎藤 環、朝野和典、山中由里子、中島隆博、𠮷田憲司
 ファシリテーター 島村一平(国立民族学博物館准教授)

催し詳細
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/36867

主催 国立民族学博物館
共催 大阪府、公益財団法人千里文化財団
協力 国立大学法人大阪大学、大阪モノレール株式会社、公益財団法人大阪日本民芸館、
   公益財団法人関西・大阪21世紀協会、万博記念公園マネジメント・パートナーズ、
後援 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会

●番組の公開期間は2023年1月10日(火)までを予定しています。