佐賀空港で12日、鳥などを追い払う車両が誤って滑走路に進入し、訓練中の小型航空機が着陸をやり直しました。

国交省は、事故が起きるおそれがあったとして「重大インシデント」に認定しています。

12日午前11時半ごろ、佐賀空港で鳥などを追い払うための車両が許可を受けずに滑走路へ進入。

このため、訓練で佐賀空港に向かっていた小型航空機が着陸をやり直しました。

3人が乗っていた小型機は当時1.8キロメートルまで接近していて、国交省は事故が発生するおそれがあったとして「重大インシデント」に認定しています。

けがをした人はいませんでした。

車両を運転していた職員は滑走路の手前で待機するよう指示されていましたが、「聞き取れず許可されたと思った」と話しているいうことです。