静岡県は30日、静岡市駿河区の高校の1クラスがインフルエンザで学級閉鎖になったと発表しました。インフルエンザによる学級閉鎖は今季初めてで、県内で2年8カ月ぶりです。県は新型コロナとの同時流行による医療のひっ迫を心配しています。

県によりますと学級閉鎖となったのは、静岡市駿河区の高校の1クラスで、39人のうち10人がインフルエンザに感染したり、同じような症状が出たりしています。

学級閉鎖は28日から30日までの3日間で、県内のインフルエンザによる学級閉鎖は2年8カ月ぶりです。

県内では30日 新型コロナの新規感染者が3891人確認されていて、県は同時流行による医療ひっ迫を懸念していて、手洗いやワクチンの接種など呼び掛けています。

県健康福祉部・後藤 幹生 参事 「これから冬の忘年会や新年会のシーズン、成人式の集まりや様々な集まりも増えてきますので、ぜひインフルエンザも注意の対象として、新型コロナだけでなくインフルエンザもしっかり対応していただきたい」

また新型コロナの感染者のうち、基礎疾患のある静岡市の高齢女性など、新たに3人の死亡が確認されています。

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