滑走路を走る旅客機。
その進路上に車が…。

その直後、旅客機と車は衝突。
黒い煙が噴き出した。

旅客機は、後ろ側を地面にこするように走り、機体からは炎が上がっている。

煙が長く尾を引く中、ようやく止まった。

消火作業が行われる中、なおも火はくすぶり続けている。

18日、南米ペルーの首都・リマにある空港で、離陸直前の旅客機と消防車両が衝突。
消防士2人が死亡した。

事故が起きた現場では、翼が折れ曲がり、消火剤で真っ白になった旅客機から乗客が逃げ出してきた。

この事故で、およそ20人がけがをしたという。

なぜ、消防車両は滑走路に進入してしまったのか。

衝突直前の映像を見ると、はじめ、旅客機のほうへ向かっていた車が、急激にターンしているのが確認できる。

空港の運営会社は、消防車両が滑走路に入ったのは、事前に計画されていた緊急訓練の一環だったと説明。

しかし、訓練中の滑走路への立ち入りは許可されていなかった。

当局がくわしい原因を調べている。

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