秋田県内では31日、新たに164人が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。海外公務後に感染が判明した秋田県の佐竹知事は、17日ぶりに登庁し「心配をかけて申し訳なかった」と話した。
164人の感染者のうち発生届が提出されたのは37人で、保健所別では秋田市が10人、大館が7人、由利本荘が6人、横手と湯沢がそれぞれ4人、秋田中央が3人、大仙が2人、能代が1人。
31日の感染者は前週月曜日より32人多く、1日当たりの感染者数は6日連続で前の週の同じ曜日を上回った。
ところで、海外公務から帰国した直後に新型コロナへの感染が判明した佐竹知事は、自宅待機の期間を終え、31日に登庁した。報道機関の取材に対し、佐竹知事は「心配をかけて申し訳なかった」と陳謝した上で、イベントなどを欠席せざるを得なかったことについて次のように述べた。
秋田県・佐竹知事:
「サキホコレの方は行ければ行けた。1週間は人前に出るなというルールだから、これは日本国内のルールですからね。仕方がなかったかな。行きたかったけどね」