秋祭りの余波でしょうか。
愛媛県は26日、新たに486人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
特に新居浜・西条エリアで感染が急増しています。
愛媛県内で新たに感染の報告があったのは486人で、前週の同じ水曜と比べて約170人増えています。
エリア別では新居浜・西条が全体の4割を超える206人で最も多く、次いで松山が131人、そのほかの地域は2桁となっています。
26日までの1週間に発表された人口10万人あたりの感染者数は、新居浜・西条が617.0と人口規模の大きな松山の5倍近い水準に達しています。
10月、3年ぶりに秋祭りが行われたこのエリア、市民からは複雑な声があがっています。
新居浜市内で:
「そりゃもう祭りやったけんよ。人ごみの中に行かんようにしとったんじゃけどなぁ。祭りの太鼓の音聞いたら、どうしても行く」
「お酒とかの席も増えますし、マスクをしていないとか、感染対策という面でちょっと緩みが出るところが、やっぱろお祭りはあると思います」
愛媛県は早ければ今週にも予定していた独自の警戒レベル引き下げについて、改めて検討しています。