菅総理は新型コロナウイルスの変異種による感染が国内で確認されたことを受け、“感染対策は従来と同じ”と強調して手洗いマスク着用などの取り組みを呼びかけました。
「感染対策は基本的に従来のウイルスと同じです。国民の皆さんにはこれまで以上にマスク、手洗い、感染対策を徹底し、会合を控え、静かな年末年始をお過ごしいただきたい」（菅義偉首相）
また、年末年始の医療体制については、各地の保健所に設けられている相談センターを２４時間で対応できるよう整備するほか、医師会と連携して一定の診療・検査態勢を確保するとしました。さらに「ウイルスに年末年始はない」と強調して閣僚らに緊張感を持って取り組むよう求めました。
「私と（自民党）森山委員長の間で緊急に議論をする必要が出てきたという認識で一致しました」（立憲民主党 安住淳国対委員長）
一方、与野党は２８日、国会対策責任者が協議し、年明けの通常国会で新型コロナ特措法の改正案を特例的に予算案と並行して速やかに審議を進めることで一致しました。
特措法改正案を巡って菅総理は、飲食店などへの休業補償と要請に従わない業者への罰則をセットで盛り込むことを検討していると明らかにしましたが、罰則については慎重論も出ています。
政府は年明けに与野党と改正案の扱いについて協議することにしています。
(Ｎスタ 2020年12月28日 放送)
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