医療現場の負担軽減を目指した動きです。自己検査の結果をもとに、オンラインで新型コロナ陽性の診断を受けられる香川県陽性者登録センターの運用が9月1日から始まりました。
陽性者登録センターでは、自己検査で陽性の判定が出た人が、発熱外来などを受診することなく、オンラインで医師から確定診断を受けることができます。
対象者は18歳以上50歳未満で、基礎疾患がなく自宅療養が可能な患者です。
(大野樹記者)
「登録できるのは市販の抗原検査キットで陽性反応が出た場合ですが、キットのパッケージに「研究用」と書かれていた場合は、国の承認が下りていないので、利用できません」
また、県が行う無料のPCR検査で陽性になった人も対象に含まれます。対象者はセンターのサイトにアクセスし、住所や症状を入力。医師が陽性と判断すると、保健所に発生届が提出される仕組みです。
療養証明書が必要な場合について県は、患者にショートメールで通知される健康管理ツール、「My HER-SYS(マイ ハーシス)」を利用するよう呼びかけています。
