コロナ禍の影響で、大学の学生募集や授業の方法に特に大きな影響が出ていることが、朝日新聞と河合塾による「ひらく 日本の大学」緊急調査でわかった。秋以降に経済的理由による退学・休学が増え、経営の悪化を予想する大学も多い。一方、オンラインの普及を機に授業内容を見直す動きも。終息の見えない感染症は、大学の運営や教育を大きく揺るがしている。
調査は6月24日~今月27日、国公私立の768大学を対象に行い、85%にあたる652大学が回答。14項目の選択肢を示し、「現在」と「夏季休暇以降」について、特に大きな影響があると考える問題を五つまで選んでもらった。
