『菊とギロチン』7月7日(土)よりテアトル新宿ほかにて全国順次公開。
時代に翻弄されながらも<自由>を求めて疾走する若者たちの辿り着く先は――?
実在した「女相撲興行」と「ギロチン社」の史実をもとにしたオリジナルストーリー。
【あらすじ】大正末期、関東大震災直後の日本には、不穏な空気が漂っていた。軍部が権力を強めるなか、これまでの自由で華やかな雰囲気は徐々に失われ、人々は貧困と出口の見えない閉塞感にあえいでいた。
ある日、東京近郊に女相撲一座「玉岩興行」がやって来る。力自慢の女力士たちの他にも、元遊女の十勝川やワケあり娘ばかりが集まったこの一座には、新人力士の花菊の姿もあった。彼女は貧しい農家の嫁であったが、夫の暴力に耐えかねて家出し、女相撲に加わっていたのだ。
「強くなりたい。自分の力で生きてみたい」と願う花菊は、周囲の人々から奇異の目で見られながらも、厳しい稽古を重ねていく。いよいよ興行の日。観戦席には、妙な若者たちの顔ぶれがあった。彼らは「格差のない平等な社会」を標榜するアナキスト・グループ「ギロチン社」の面々で、中心メンバーの中濱鐵と古田大次郎は、女力士たちの戦いぶりに魅せられて、彼女たちと行動を共にするようになる。
「差別のない世界で自由に生きたい」――その純粋な願いは、性別や年齢を越えて、彼らを強く結びつけていく。次第に中濱と十勝川、古田と花菊は惹かれあっていくが、厳しい現実が容赦なく彼らの前に立ちはだかる。

監督:瀬々敬久
脚本:相澤虎之助・瀬々敬久 
出演:木竜麻生、東出昌大、寛 一 郎、韓英恵、渋川清彦、山中崇、井浦新、大西信満、嘉門洋子、大西礼芳、山田真歩、嶋田久作、菅田俊、宇野祥平、嶺豪一、篠原篤、川瀬陽太 
ナレーション:永瀬正敏 
2018年/日本/189分/カラー/DCP/R15+/配給:トランスフォーマー
© 2018 「菊とギロチン」合同製作舎
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