急拡大する新型コロナウイルス。医療現場ではすでに通常医療への影響が出始めています。患者と向き合う最前線の医師は現在の状況をこう訴えます。「小さな医療崩壊が起こっている」
日曜日も診察を行っている仙台市太白区の「めざきクリニック」です。感染の拡大に伴い症状を訴え受診を希望する人が急増しています。
スタッフ
「順番近くなりましたら、050で始まる番号で…」
7月24日も、診察開始から検査を希望する人が次々と訪れました。1日の検査数はおよそ80件。これは「第7波」前の2倍以上で、検査に伴う事務作業も重なり、現場ではすでに通常医療に影響がでているといいます。
めざきクリニック 目崎亨 院長
「小さいクリニックだと何かつまずくと、いろんな面で断らないといけない状況になる。小さな医療崩壊。医者ひとりでやっているので、PCR検査を受け付けられなくなってしまい、あまりしたくなかったが対応できないと、断り始めたのが(先週)火曜日から」
また、患者の陽性が確認される割合も多い日は7割以上に。症状について目崎医師はー。
めざきクリニック 目崎亨 院長
「今週から喉の痛みや子供でも40度近い高熱を出す方、症状としてはちょっと強い」
対応に追われる医療現場。感染拡大に歯止めがかからない今、必要な医療体制を維持するためにも、目崎医師は症状にあわせた対策に切り替えていく必要性があるといいます。
めざきクリニック 目崎亨 院長
「極端にいえば、軽症者や無症状の方は検査はするが、無症状の濃厚接触者は慌ててPCR検査しなくてよい。高齢者と基礎疾患のある方に医療資源を集中するスタンスでいいと思う」
