第3回 トロント日本映画祭in日比谷 「おらおらでひとりいぐも」 沖田修一監督 トークセッション(英語字幕つき)
Toronto Japanese Film Festival in HIBIYA 2021 Talk Session | ‘Ora, Ora Be Goin’ Alone’ Director Shuichi Okita

日比谷シネマフェスティバル2021 ~日比谷からはじまる体験する映画祭~
主催:東京ミッドタウン日比谷・一般社団法人日比谷エリアマネジメント

(第3回トロント日本映画祭in日比谷 編集済み映像)
沖田修一監督 プロフィール
1977年、埼玉県生まれ。01年、日本大学芸術学部映画学科卒業。短編自主製作映画数本を経て、02年、『鍋と友達』で第7回水戸短編映像祭グランプリ受賞。06年、初の長編『このすばらしきせかい』発表。08年、「後楽園の母」をはじめとする数編のTVドラマで脚本や演出を手がける。09年、『南極料理人』で商業映画デビュー。同作は全国公開され、09年度新藤兼人賞・金賞、第29回藤本賞・新人賞、第1回日本シアタースタッフ映画祭・作品賞2位、監督賞などを受賞。12年公開の『キツツキと雨』はドバイ国際映画祭では日本映画として初めて三冠受賞を達成、13年2月公開の吉田修一原作『横道世之介』では、第56回ブルーリボン賞最優秀作品賞、第5回TAMA映画賞最優秀作品賞はじめ日本の映画賞を総ナメにし、国内外で高い評価を得た。18年5月公開『モリのいる場所』でも第10回TAMA映画賞特別賞、第40回ヨコハマ映画賞脚本賞など日本の映画賞を多数受賞し、日本映画界の次代を担う作家として期待されている。最新作には上白石萌歌主演『子供はわかってあげない』がある。

おらおらでひとりいぐも
(137分)

監督:沖田修一
主演:田中裕子

63歳で作家デビューした若竹千佐子の、芥川賞・文藝賞をW受賞した同名小説をユーモアたっぷりに映画化。突然夫に先立たれ、孤独な日々を送ることになった75歳の桃子さん。ところが、図書館で借りた本を読み漁り、4.6億年の歴史ノートを作る毎日を過ごすうちに、自身の“心の声=寂しさたち”が音楽にのせて沸き上がり、いつ間にかにぎやかな毎日へと変わっていく。一人だけど、一人じゃない。孤独の先で圧倒的な自由にたどり着いた桃子さんの”進化”の物語。桃子さんの心の声を濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎の個性派俳優たちが演じる。

©2020「おらおらでひとりいぐも」製作委員会