新型コロナウイルス感染が急拡大するなか、懸念されているのが“子どもの感染者の増加”です。対応に追われる医療現場の現状とその対策について専門家に聞きました。

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「非常に憂慮する状況」

小児医療に詳しい、新潟大学大学院の斎藤昭彦教授。子どもへの医療提供体制に危機感を示します。

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「小児病棟、新潟市内のコロナウイルスの感染者を受け入れる病床が満床。さらに、このあと患者が増えた場合にどうしようかと」

21日も10代以下の感染者が537人確認されていて、すでに小児病床はひっ迫状態にあると言います。

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「子どもの病床というのは、子どもを専門に見る医師・看護師も必要だし、様々な形で子どもに対するケアが必要になる。(医療体制について)今、その対策を県・新潟市などとも話合っているところ」

斎藤教授によりますと、比較的年齢の高い子どもでは吐き気などにより脱水症状を起こしている場合、年齢の低い子どもでは熱性のけいれんが止まらない場合に入院するケースが多いと言います。中には…

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「脳炎・脳症と呼ばれるウイルスが頭に影響して、けいれんを起こす。そういう非常に重篤な合併症も報告されている」

斎藤教授は入院するようなケースを防ぐためにも、ワクチンの接種が重要だと話します。

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「重症化予防というところでは、しっかりとしたデータが出ているので、ワクチンを接種して予防に努める。これが非常に重要なタイミングに来ていると思う。(感染状況は)今後さらに厳しい状況になると思う。残念ながら」