日本の探査機「はやぶさ2」は日本時間の5日午後、小惑星の砂が入っているとみられるカプセルの分離に成功しました。「はやぶさ2」に搭載された機器の実験が行われたことがある十勝の大樹町では、分離の様子を見守ろうとパブリックビューイングが行われ、多くの人が成功を喜び合いました。

JAXA=宇宙航空研究開発機構の施設がある大樹町では7年前に「はやぶさ2」に搭載されているレーザーを照射して距離などを測る「レーザー高度計」という機器の実験が行われました。
町内では「はやぶさ2」のカプセル分離の様子を見守ろうと、5日にパブリックビューイングが行われ、町の施設におよそ40人が集まりました。
会場でははやぶさ2の運用にあたるJAXAの管制室の中継映像が大型スクリーンに流され、集まった人たちが分離の瞬間を待ちました。
そして、午後2時半すぎにカプセルの分離に成功したことが分かると、大きな拍手を送ったり旗を振ったりして喜び合っていました。
40代の女性は「ずっとこの日を待っていたので皆さんと心をひとつにしてこの瞬間を見られてうれしかったですし、無事に成功してほっとしました」と話していました。
50代の男性は「無事に地球に帰還してほしいしカプセルの中に何が入っているのかとても楽しみです」と話していました。
カプセルは6日午前2時半前に地球の大気圏に突入し、オーストラリアの砂漠地帯に着地したあと回収されることになっています。