新ひだか町三石地区の三石アイヌ協会は10月4日、東大が保管するアイヌ民族の遺骨のうち同地区で出土した1体の返還を受けた。文部科学省によると、身元不明の遺骨でも出土地のアイヌ民族団体に返還できる手続きを定めた、2018年策定の政府指針に基づく初の返還例。東大職員が遺骨を持参し、同協会が神への祈りの儀式「カムイノミ」を行った後、同地区のアイヌ民族の無縁納骨堂に納めた。東大によると、返還されたのは成人男性の頭骨。東大職員3人が同地区のアイヌ民族の伝統家屋チセを訪れ、遺骨を同協会の幌村司会長に手渡した。